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ちびまる子ちゃん「まる子学校でお腹が痛くなるの巻」を観て

日曜日、テレビで
「まる子学校でお腹が痛くなるの巻」を観た。

【あらすじ】
ごはんを食べ過ぎてしまったまる子は、授業中、急にお腹が痛くなる。
はげしいお腹の痛みと戦う一日がはじまる。
という話。

昔観たことがあり、
「そうそう、こんな感じだったわ」
と懐かしがりながら観ていた。

ふと自分も教習所(2回通っていて1回目の教習所の時。よろしければ過去の話をどうぞ。。)で同じようにお腹が痛くなったことを思い出した。

18歳位の時通っていた教習所で、3人くらいのグループになり路上を交代して運転する、という授業を受けていた。
私の運転する順番は2番めで、同世代の男性と女性が一緒のグループだったと記憶している。

1人目の方が運転している序盤からお腹の雲行きが怪しくなってきて、
「痛い、どうしよう。」
と緊張ぎみに。
次に自分の運転する番がやってきた。
「やばい、やばい。。!」と思っていたけど、運転する緊張感からか、たまたまなのか、腹痛を気にせず運転することができた。
そして、次の方に運転を交代した。
するとまた雲行きが怪しくなり、腹痛に苦しむことに。
「痛い。痛いよー。」
「早く授業終わってくれ。。。」と耐える。

どうにか教習所に戻ってきた。
流れでチャイムがなるまで場内をまわるパターンのようで、最後の運転の方が先生に言われた通りのコースをまわっている。
とにかく痛い。ゴロゴロ系。
・・ビッグウェーブがきた。
キュッと力を入れて痛みに耐えている。
授業が終わるまで待てるか?耐え続けなければ。と冷や汗状態で考えていたが、限界だ。

苦しみに耐えながら、授業も残り10分くらいになった。
車を停車し、先生が今日のふりかえりポイントを3人にフィードバックしているタイミングで、
恥ずかしさの中勇気を振り絞って、
「すみません・・。お腹が痛いのでトイレ行ってもいいですか?」
と先生に聞いた。

「え!ごめん!今抜けちゃうと受講したことにならないから、あとちょっと待てない?!大丈夫?!」

絶望。

相当な恥ずかしさに耐えて言ったのに、待てと言われている。
同乗の2人にも
「大丈夫ですか?」
「がんばってください!!!」
と声をかけてもらうが、お腹が「ゴロゴロ〜」と他の人に聞こえる音量でなっている。
恥ずかしいけどもうそれどころではない。
死ぬほど長く感じた。

「・・キーンコーンカーンコーン。」
やっとチャイム。

「よし、行っていいぞ。行け!」
「はい、すみません。。ありがとうございます。」
と車からトイレに猛ダッシュ。
トイレに間に合ったお陰であの苦しみから嘘のようにすっかり開放された。

ちびまる子ちゃんのセリフで、お腹が最高潮に痛いときを
「ビッグウェーブがきた!!」
と言い、まる子が慌てながら大きい波の上でサーフィンをしているのだが、私のこの教習所の時もそれ以外もお腹がレベル100くらいに痛いときは心の中で
「ビッグウェーブがきた!!」と叫んでしまう。

大人になってからもまる子の影響力は大きい。
実家に帰ったらコミック版を久しぶりに読んでみよう。

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