「森の生活」を読み解く
図書館で借りてきたH.D.ソローの「森の生活」だけど、一読してはみたものの、文章の量と密度に圧倒されて、どこから切り込んでいったらいいのか判らず、返却期限が来てしまった。
返却ポストへ入れてこなきゃ。
こういうものを読み解くに当たっては、文化人類学の研究手法が使えるんだろうか。
ある集団を参与観察し、その構成員が社会や周囲の事物をどのように認知しているかを、集団の規範や常識の体系としての「構造」を取り出すことで言語化する。
さらに、その「構造」を支える価値観や行動原理が、どんな説話や神話として伝承されているかまでを明らかにする。
それは、人から人へと伝えられる「文化」を研究するために拓かれた手法であるけれど、個人の思想について探求するときにも使える部分があるに違いない。
‥‥と思ったけど、私は文化人類学について一般向けの入門書を読んだくらいで、あいまいにしか理解していないことに思い到った;
手始めに、英語版Wikiなどを覗いてみようかなっと。
(2023.11.24)
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