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2023年、買ってよかった本5選

2023年がもうすぐ終わろうとしています。本年も私はたくさんの本を購入して、読んだり積んだりしてきました。

ということで今回は今年買った本の中で買ってよかったと思う本を5冊紹介します。中には読んでない本もありますが、それも含めて「買ってよかった本」として紹介します!

1.石川淳の自選作品

これは初夏の頃に神保町を訪れた時に発見して購入した本になります。石川淳は私が大学の授業で出会ってから、一番好きな近代文学の作家となりましたが、なかなか書籍化されておらずあっても講談社文芸文庫という少し高額なものになってしまうので、なかなか手に入れにくい作家でした。

なので神保町の古書店でこれを見つけた時は迷わず購入を決めました。実はこれを見つけた店舗には石川淳の全集があったのですが、トートバッグで来てしまったため購入を諦めました。

皆さんは神保町に訪れる際は大きめの紙袋を持参ください。

さて、肝腎の中身ですが、まだ読んでいません。
これ以外にも石川の書籍を先に読んでいるのでそれらを読み終わってから読もうと思います。今回紹介した理由は、この「自選集」が限定2千部で貴重な書籍であったからです。簡単に言うと自慢です。

自慢できる本を手に入れられたことは非常にうれしくて、これからの読書のモチベーションを上げることができているので、買ってよかった本です!

1366/2000でした。

2.エモクロアTRPGルールブック

サイコロと演技で一度きりのストーリーを紡ぐ遊び、TRPG(テーブル・ロール・プレイング・ゲーム)の、いくつかあるルールの内「エモクロアTRPG」というルールで遊ぶときに使う、ルールブック(通称るるぶ)です。

同じ内容のものが公式HP上に掲載されていますが、現物が欲しかったので購入しました。現在ではインターネット上でTRPGセッションが可能になっていて、クトゥルフ神話TRPGをはじめとして高い盛り上がりを見せています。

私も最近始めたばかりで、まだ一緒に遊んでくれる仲間がいないので、もし興味があるという方がいれば、気軽に声を掛けてください。
旧Twitterで募集したりすることがあります。

自作のシナリオも執筆中です。


3.君のクイズ 小川哲

今年読んだ小説の中では文句なしの1位で面白かった本でした。私がもともとクイズが好きで、競技クイズに触れることはありませんでしたが、スマホアプリなどのクイズゲームやQuizKnockを楽しんでいた身としては、感情移入しやすい物語であったと同時に、それを上回る物語の構成が素晴らしかったです。

こちらに関しては別でnoteを書いているので、そちらもお楽しみください。

4.キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々 品田遊

オモコロなどでウェブライターとして活動する、ダ・ヴィンチ・恐山さんの作家名義でのエッセイ集です。

独特の視点から「そういえば文章ってこんなものでいいよな」という気持ちになるようなストレートで飾り気のない文章。

何より品田さんが世界を見る目が、気持ちいほどにストレートで心地いい。この文章を新人の神様に読ませて作らせた世界で生活してみたい。

5.読みたいことを、書けばいい。

この本はビジネス書ですが、よくある説教臭い文言や著者の自慢に終始したものではない。

タイトルに恥じないほどの、著者のユーモアとセンス、何より本人が楽しんで文章を書いているのが伝わってきて、シンプルに呼んでいて面白い。

ここから何か学んで文章を書くというよりかは、まず読んで楽しんで書くときに文章を真似たりエッセンスを取り込むという使い方がおすすめ。

まとめ

ということで今回は2023年に買ってよかった本を紹介してきました。
来年もたくさん本を買って積んで読んでいきたいと思います。
お勧めの本などあれば教えてください!

以下、今回紹介した本のアマゾンアソシエイトリンクになります。
石川淳の自選作品は現在販売されていないので代わりのものを置きました。
エモクロアTRPGのルールブックはboothのリンクになります。

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