日本の農業の話。
世界を飛び回り、オーガニック農業を指導して来た
野々川尚さんによれば、
今、日本の野菜よりも中国の野菜の方が安全だという。
中国というと大気汚染や農薬、排水問題など
環境に関するイメージはずっと良くなかったが
それはもう過去の話のようだ。
貧困問題の解決も含め
国策としてオーガニックにシフト。
20億haもの農地で
オーガニック栽培が行われ、
「食」で世界を制しようとしているのだ。
オーガニックは世界的な流れだと思うが
日本の農業だけが取り残されているという。
ヘルシーだと和食や日本の食材が見直されているというのに。
薬漬けは医療だけじゃない。
食の安全が損なわれれば、
原因不明の病気は減らないだろう。
先日、安倍首相がトランプ大統領から
大量のアメリカの遺伝子組み換えのトウモロコシを
引き受けるとしたニュースがあったが
こうしたニュースもその一端だ。
あまりにもひどい日本の農業の現状を聞いて
ちょっとげんなりしてしまった。
オーガニックに対しても
知っているつもりで浅い知識だったことがわかった。
それでも今からできることをやるしかない。
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