七夕の茶事
昨日は3ヶ月ぶりに
お茶の先生のところへご挨拶にお邪魔した。
床は七夕。
素敵な硯でご準備してくださった
よき墨で
短冊に和歌をしたためて
笹の葉に結んだ。
暑い夏だからこそ
熱いお茶が美味しい。
そんな風に感じられるようになった自分も
なんだか嬉しい。
京都滞在のお話などを交わしながら
長い歴史と今を感じつつ
お茶をご一緒にいただく静かなひととき。
このところなかなかお邪魔できなかったので
喜びもひとしお。
お茶も一層美味しく感じられた。
少しずつ自分の興味も深まって
見え方が変わってくる。
お茶の世界に触れるのはやはり楽しい。
庭先の涼やかな朝顔に見送られ
名残惜しいけれど
庵を後にした。
帰りがけにのぞいた北野天満宮では
地元の園児の短冊が飾られて
七夕祭りを開催中。
手水鉢にはほうずき。
季節の彩りを添えていた。
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