転職活動記録4

また一つ、中々酷い企業が
あったので記したい

こちらは町田にある
郊外の企業で
事業内容はスピリチュアル系だった
もう私がなりふり構わず応募を
しているのが伝わると思う

企業のSNS投稿制作と
動画の編集を行なって欲しいと言う
内容だった

時給は1800円
言い方悪いが教祖のような方がいて
その方の配信を編集したり
会社の商品を紹介したりする仕事だ
募集内容には在宅が可となっていて
IllustratorやPhotoshopが使える
ことが条件になっていた
これまではスマホで全て制作するか
外部に委託していたらしい

面接場所は
ネイルサロンのような佇まいの
小さなオフィス
教祖のような女性と経理担当の
女性2人に出迎えられて
面接した
ちなみにオープンな場だったので
後ろには他の作業をする
女性陣2人もいた
つまり面接内容は従業員に
全て筒抜けだ

そう、ここは女性しかいない
完全女性オンリーの会社
なかなか凄い
揉めそうだ…

教祖…いや、代表の女性から
面接早々
ではお名前と志望動機をどうぞ
と言われ
おお、なかなかの圧迫系だなと
思いつつ慣れてるので
スラスラと話し始める私

私はもう面接慣れしている
と言うよりはどこに対しても
希望を持っていなくて
どうせどこに行っても嫌なことが
起こるとか
嫌な奴がいるとか思っているので
期待もしていなく
また是が非でも受かりたいと言う
気持ちもなく
(それでいて早く仕事を決めないと
もうやばいのだが)
そして何よりも自分の事前確認不足
ゆえに後々搾取されるような
構図をなるべく減らしたいと思って
いるので

面接だろうとなんだろうと
言いたいこと、聞きたいことは
事前に聞くと言うことにしている
それは何もお金は?とか
待遇面を聞くわけではなくて
自分が後々困らない為に
先に気になることを聞くと言う
ことなのだが
今回で言うと…

何か聞きたいことはありますか?
と言われて
作業環境はどうですか?とか
出張はありますか?とか
そういう、のちのち自分が
困らない為に聞いているのだ

例えば過去に私は派遣先で
機械が満足いくものが
与えられておらず驚愕した
ことがある
デザインをするのであるから
それなりのスペックを用意
されているものと当時は思って
いたのだが
世の中にはそんなことは何も
わからず型落ちのパソコンを
用意するような企業もあるのだ

以降私は、機械のせいで作業が
遅くなるのに自分のせいにされる
環境が許せないので
面接の時点からそれなりの
スペックの機械は用意されているのか
ソフトは揃っているのかを
確認するようになった

というか信じられないけど
世の中のインハウスデザイナーを
雇おうとする企業はお粗末な
ところが本当に多い
中には募集しておいて全てを
スマホで賄わせようとする
企業も本当にあるのだ

そう言った経緯から前職では
就業前にそれなりのスペックの
マシンを用意してもらったこともある
それがないと働けないと断言し、
内定も受けなかったのだ

結局私は辞めたので向こうから
したら詐欺に思うかもしれないが
その機械は会社の財産であり
今後現れるデザイナーにとっては
作業しやすい環境になったはず
なので何も間違ってはいないと
思っている
ちなみに私が働く前は酷いスペックの
パソコンで他の人は動画編集をしていた
頭がおかしいし、それを訴えない
本人も悪い

とまあ、そんな事があるので
この面接の時にも代表の圧の
高い話し方にもめげずそこは
確認した
聞けばやはり今まではスマホで
自分でやっていたと言う
さらには在宅も週に2回可能と
求人には書いていた癖に
完全出社、悪天候の際にだけ
在宅可能と言われた
しかも在宅の際には自身の
持っているパソコンを使って
欲しいようなことまで
言われ、事前にどんな機械を
持っているかまで尋ねられた

わたしはAdobeソフトを
コンプリート契約しているし
WindowsもMacも保有している

しかしそれとこれと話は別で
機械は会社のものを使うべき
である
個人の機械を搾取しないで欲しい
在宅するなら自分のパソコン
それが嫌なら完全出社というのも
おかしな話だし、そもそも
秘密保持のことはどう思っている
のだろう?
求人内容との相違も気になる
万が一個人の私物マシンを
使うのなら貸し出し料のような
手当をつけるべきだが
その辺をどう思っているのか
払う気はなさそうだった
さも当然のように平気で要求できる
その精神がやばすぎる企業だ

前会社の上司もだったのだが
こう言う当たり前のことをこちらが
正して話す時に
知ってますよそれくらい
と言う態度を取る人がいるのだが
(無知であることを恐らく知られ
たくないか、極端に負けを認めたく
ないタイプなのだが)
この代表もそういう人で

こちらがスケジュール管理立てて
しっかりと投稿頻度を上げるので
あればそれなりのマシンが必ず
必要になりますよと伝えると
わかってますよ的な返しをしてくる
いや、絶対にわかっていない

その人は私に毎日投稿をしたいと
言う
毎日投稿というのはかなりの
頻度の制作になるので常に制作
し続けストックし
スケジュールを管理をする必要が
ある
勿論常に落ちてしまうような
低いスペックのマシンに足枷される
わけにはいかない
こちらへの要求が大きいので
あればそれなりの環境を用意する
べきである しかし
そこについて突っ込むと
まあ、おいおいね…と言う

おいおいって何だよと
本当に思ってしまう
こちらは用意されていないと
働く気はないと言ってるのだ

今回私以外に既に1人内定
した人がいるらしく
その人ともチームでやっていって
欲しいと言う
なんだそれ
それも事前に聞かせろと思ってしまう
最初から勤めている人がいてその人の
やり方に倣うならともかく
最初から2人クリエイターが入って
それぞれのやり方が必ずあり
会社の方向性も定まらないうちから
二人三脚でやって欲しいと
言われても絶対に上手くいく
わけがないと思う

デザイナーやクリエイターは
得てして我が強い
私も強いからこうなのだろうが
必ず揉めるに決まっている

面接ではどういう素性の方なのか
聞いてしまったが
(でないとやっていけるわけがない)
どうしてですか?
気になりますか?と言われ
いや気にならないわけがないだろ…
と思いつつ、どの程度の経験の方なのか
知りたかったんですと伝えた

とにかくワンマン経営のワガママそうな
案件を通しそうなのはわかった
そう言った業務は慣れているのだが
そこだけに集中するのでなく
他の要素でも悩みそうだと思うと
疲れてしまう

代表の要望は高く
YouTubeもTikTokもインスタも
LINEも全て投稿したいと言う
いやそれまずは何か一つ軌道に
乗せてからの方がいいと思うし
要求高い割に環境整ってないと
難しいけどな…と思うのだ

他にも、就業時間の30分前に来て
掃除をみんなですると言う
しかし就業時間は9:30だ
一体その前の30分はお金が出るの
だろうか?
なんだかさも、お金が発生しない
無料奉仕が当然のようで
個人パソコンの件にしても搾取
する気満載の企業としか思えなかった
と言うか経営者がこの調子では
希望がない
経営リテラシーが極端に
無さすぎると思うのだ
それでもいい
働きたいと
そう言う人だけでくればいいと思って
いるのだろう
昔のタイプの考え方だ

あと気になったのは面接の最後に
代表から
今日はディープな内容の
面接になりましたと言われた
ディープ??
どこが?
恐らく私が突っ込んでいくつか
聞いたからそう思ったのだろうが
これは普通だ
むしろ全然実りのある話はできていない

聞いても無駄だと思ったし
わかっていないようなので尋ねても
答えられないだろうと判断し
突っ込んで聞くのを控えたくらいだ
全て、おいおいね…と返されてしまうから

きっと他の応募者たちはとくに
質問なくホイホイと面接を終わらせたに
違いない
私を厄介と思うかしっかりしていると
思うかはわからないが
事前に取り決めはちゃんとしないと
自分が嫌な思いをするのだ
その辺のところ、世の中の求職者は
ちゃんと考えないと絶対に己が
痛い目を見る

と思いつつ、そこにこだわりすぎると
私のように辞め癖や内定されても
辞退ばかりする事象が起きる
当然今苦しんでいるわたしは

今日はこの後正社員の一次面接です
憂鬱だけどやることをやるしかない
未来の自分のために…


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