唐澤良洋

私は工場経営の質と効率のアップを支援する専門コンサルタントです。 ソニーの工場でIE・…

唐澤良洋

私は工場経営の質と効率のアップを支援する専門コンサルタントです。 ソニーの工場でIE・製造・海外の3部門にて15年の実務経験を積み、2006年3月に創業しました。 「人間性の向上を通じて生産性を向上する」を行動指針とし、研修講師及び現場改善指導者として全国の工場へ移動中です。

記事一覧

弟子入りし いつまで経っても 皿洗い

寿司職人として腕を磨こうと弟子入りしても、なかなか寿司を握らせてもらえず、多くの職人が海外に出て行ってしまうそうです。 これは寿司職人に限らず、入社して数年は「…

唐澤良洋
2時間前

スイマセン 悪くないのに 謝罪する

日本人は、良くも悪くもスグ謝る癖がありますが、海外の方は、簡単には自分の非を認めません。 ナゼ自分が責められないといけないのか。 相手は自分のどこを指摘している…

唐澤良洋
1日前

ナゼナゼは 面倒だから 皆しない

トラブルが起きたら「問題解決の正しい手順」に従って、再発を防止します。 (参照 https://note.com/kid839/n/n78bc5e3c9434 ) 同じトラブルが繰り返し発生して困っている…

唐澤良洋
2日前
1

トラブルは 小さいうちに 叩くべし

道端に空き缶が落ちていると、そこに次々に空き缶が置かれ、ゴミだらけになります。 空き缶は1つ置かれたら即撤去することで、ゴミ放置が防げるのです。 これに関する「…

唐澤良洋
3日前

石ころの 形を造る 過程あり

様々な形の石があり、全て違う形です。 その形になった過程があり、そこには、その形になった原因が必ずあるハズです。 職場で起きるトラブルには、その結果に至る迄の過…

唐澤良洋
3日前

ひと仕事 終わったその日に 反省会

大きな仕事が終わって、シャワーを浴びて、ビールを飲むことも良いですが、短時間でいいので、終わった直後に、反省点をメモしておくことです。 このメモが次の改良点の起…

唐澤良洋
5日前

常識の 反対ならべ ヒント得よ

「リーダーのあるべき姿」vs「ダメリーダー」 「正しい伝え方」vs「間違った伝え方」 これは、私の研修でよく使う手法ですが、常識ばかりではなく、その反対を文字化…

唐澤良洋
6日前

見学者 ダメ出しこそが 良い土産

工場見学を招き入れる経営者の方には、頭が下がります。 見学コースを決め、安全配慮、トイレの案内、飲み物とスリッパ、説明者を付けるなど、受け入れる方は大変な負担で…

唐澤良洋
7日前
1

合う合わない 合わせることを 考えよ

「上司と反りが合わない」 そんな不満から会社を辞めるケースも少なくありません。 「合うと思っていたのか」と、ツッコミを入れたくなりますが、上司を見るのではなく、…

唐澤良洋
8日前

笑顔見せ 見えない所で 足多忙

アーティスティックスイミングよりも、シンクロナイズドスイミングと言った方がお馴染みの方も多いかと思います。 満面の笑みが並んだ水面下で、足が超多忙に動いています…

唐澤良洋
9日前

インしても アウトしないと モッタイナイ

多くの人が「本を読め」と勧めますが、読んだ量を競っても意味はありません。 読んだ(インプット)後で、何を考え、何をするか(アウトプット)が本を読んだことで生まれ…

唐澤良洋
10日前
2

汚いと 運転乱れ ハッとする

カラッと晴れた日には、マイカーを洗いたくなるものです。 洗車した後に運転すると、落ち着いた気持ちで運転でき、より安全運転になるように感じます。 逆に、洗車を後回…

唐澤良洋
11日前

売ってやる 売らせてもらう この違い

転職先では、「何でもします、働かせてください」と言っておきながら、入社して数年が経つと、「~をしてあげている」と変わってしまうことが、多くあると感じています。 …

唐澤良洋
12日前

人材を 育てておけば 光あり

企業の命題は存続することですが、どうしたら存続できるでしょうか。 技術力、商品力、効率化、国際化、多角化などなど、様々な要素があり、経営者の皆さんは日々考えを巡…

唐澤良洋
13日前

モノ散乱 頭の中も 混乱中

整理整頓は、私たちが子供の頃から大人に指導されて来たことですが、日本の改善活動に必ず出て来る「5S」として引き継がれています。 5Sの定義や意義は過去の記事を参…

唐澤良洋
2週間前

休み明け エンジン掛からず エコ運転

多くの労働者は大型連休が終わり、今日から再スタートです。 休み明けは、なかなかエンジンが掛からず、しばらく情報収集と、休み前の思い出しでエコ運転といったところで…

唐澤良洋
2週間前
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弟子入りし いつまで経っても 皿洗い

寿司職人として腕を磨こうと弟子入りしても、なかなか寿司を握らせてもらえず、多くの職人が海外に出て行ってしまうそうです。 これは寿司職人に限らず、入社して数年は「下働き」が日本では蔓延し、社員の能力を最大化する阻害要因になっていると思うのです。 年齢や経験に関係なく、適性を見極めて、能力を開花させることは、会社の利益にも結び付き、社員の働き甲斐にも直結します。 そのためには、人を見る眼力も必要になりますが、いつまで経っても皿洗いでは、人は育たず、優秀な技能者を手放す事態に

スイマセン 悪くないのに 謝罪する

日本人は、良くも悪くもスグ謝る癖がありますが、海外の方は、簡単には自分の非を認めません。 ナゼ自分が責められないといけないのか。 相手は自分のどこを指摘しているのか。。 海外の方は、例え大先輩であっても質問し、自分の問題点がどこに在るのかをハッキリさせてから対応します。 この対応から、日本人が学ぶべき点があると思います。 ナゼ、どこ、何が。 立場の上下や強弱で対応するのではなく、事象を深く追求し、事実に基づいて対応することが必要な場面も多くあると思うのです。 (参

ナゼナゼは 面倒だから 皆しない

トラブルが起きたら「問題解決の正しい手順」に従って、再発を防止します。 (参照 https://note.com/kid839/n/n78bc5e3c9434 ) 同じトラブルが繰り返し発生して困っている職場の多くは、この正しい手順を実行していないケースが多いものです。 その中でも、特に鍵となるのが原因追究。 ナゼその結果が出たのか、更にそれはナゼか? ナゼナゼ分析は原因追究のひとつの手法ですが、ナゼ、この原因追究をしないのか? それはメンドクサイから、皆しないので

トラブルは 小さいうちに 叩くべし

道端に空き缶が落ちていると、そこに次々に空き缶が置かれ、ゴミだらけになります。 空き缶は1つ置かれたら即撤去することで、ゴミ放置が防げるのです。 これに関する「ハインリッヒの法則」をご存知の方も多いと思いますが、小さなトラブルを放置すると、やがて大きなトラブルを招くという教えです。 (参照 https://note.com/kid839/n/n3d9f3602439f ) 学校の割れ窓を発見したら、即修理したことで犯罪が激減したことで知られるニューヨークの「割れ窓理論」

石ころの 形を造る 過程あり

様々な形の石があり、全て違う形です。 その形になった過程があり、そこには、その形になった原因が必ずあるハズです。 職場で起きるトラブルには、その結果に至る迄の過程があり、その中に、トラブルの原因が必ず存在します。 偶然、たまたま、何となく、で済ませるのではなく、トラブルを再発させたくないならば、キチンと原因を追究しましょう。

ひと仕事 終わったその日に 反省会

大きな仕事が終わって、シャワーを浴びて、ビールを飲むことも良いですが、短時間でいいので、終わった直後に、反省点をメモしておくことです。 このメモが次の改良点の起点となり、実行に反省を組み込んだPDCAを繰り返せば、必ず上達します。 (参照 https://note.com/kid839/n/n6b4da513bbb1 ) 明日ではなく、その日のうちです。

常識の 反対ならべ ヒント得よ

「リーダーのあるべき姿」vs「ダメリーダー」 「正しい伝え方」vs「間違った伝え方」 これは、私の研修でよく使う手法ですが、常識ばかりではなく、その反対を文字化することで、良い姿をハッキリさせると同時に、改善のヒントを得るのです。 「ダメ」「間違った」の中に、キラリと光る情報が出現したら、それを見逃さない事です。 近頃は、「あるべき姿」や「正しくあるべき」という考えが強く、おりこうであるべき傾向が強いと感じています。 そのことで、ダメな姿は考えたことも無く、考えてもで

見学者 ダメ出しこそが 良い土産

工場見学を招き入れる経営者の方には、頭が下がります。 見学コースを決め、安全配慮、トイレの案内、飲み物とスリッパ、説明者を付けるなど、受け入れる方は大変な負担です。 残念なことは、見学者が「素晴らしい」「良かった」で終わってしまうことです。 そこで私は、招き入れる側の社長さんに以下の提案をした例があります。 「見学者に1つダメ出しをしてもらいませんか」「それを自社の改善ネタとしてはどうでしょうか」 更に「おたく(見学者の会社)の良い所を1つ教えてください」「それを自

合う合わない 合わせることを 考えよ

「上司と反りが合わない」 そんな不満から会社を辞めるケースも少なくありません。 「合うと思っていたのか」と、ツッコミを入れたくなりますが、上司を見るのではなく、商品や顧客を見て貪欲に働くことが仕事の本質です。 ムリして合わせる必要はありません。 その一方で、合わないならば、表面的または部分的でも良いので、合わせることを考えた方が賢明でしょう。 媚びる必要はありませんが、世の中は様々な人がいるので、これもひとつの社会勉強です。 「合わない」と100回言っても、何も得ら

笑顔見せ 見えない所で 足多忙

アーティスティックスイミングよりも、シンクロナイズドスイミングと言った方がお馴染みの方も多いかと思います。 満面の笑みが並んだ水面下で、足が超多忙に動いています。 この姿から学べるのは、いくらく苦しくても、どれだけ慌てていてもバタバタせず、表向きは穏やかに、何事も起きていないかのように装う姿です。 心の乱れが周囲に気付かれない事で、雰囲気を壊さず、不安を与えない。 リーダーは、こういったタフさも必要です。

インしても アウトしないと モッタイナイ

多くの人が「本を読め」と勧めますが、読んだ量を競っても意味はありません。 読んだ(インプット)後で、何を考え、何をするか(アウトプット)が本を読んだことで生まれる価値とも言えます。 読書に限らず、研修や講話も同様で、「勉強になった」「イイ話を聴いた」で終わっては勿体なく、入力後の出力が欲しいものです。 従って、私の研修では、時間内に行動計画を作って「行動宣言」してもらうようにしています。 インプット(研修で学んだこと)をアウトプット(職場実践)に結び付ける橋渡し迄対応

汚いと 運転乱れ ハッとする

カラッと晴れた日には、マイカーを洗いたくなるものです。 洗車した後に運転すると、落ち着いた気持ちで運転でき、より安全運転になるように感じます。 逆に、洗車を後回しとし、汚れたままだと、運転が雑になっているような気がします。 生身の人間なので、キレイ/キタナイ で心理的な違いがあるのかもしれません。 家庭も職場も同じことが言えそうです。 周りをキレイにすることで、トラブルを未然に防ぎましょう。

売ってやる 売らせてもらう この違い

転職先では、「何でもします、働かせてください」と言っておきながら、入社して数年が経つと、「~をしてあげている」と変わってしまうことが、多くあると感じています。 そして不幸にして会社が傾き職を失うと、また「~させてください」と謙虚になります。 モノを売る時は、「売らせてもらう」「使って頂く」という謙虚な姿勢でお客様と接することが販売の基本です。 「売ってやってるんだ」と考えているとしたら、どこかに、その姿勢が出て、お客様に伝わるものです。 入社時も販売も、その他も、傲慢

人材を 育てておけば 光あり

企業の命題は存続することですが、どうしたら存続できるでしょうか。 技術力、商品力、効率化、国際化、多角化などなど、様々な要素があり、経営者の皆さんは日々考えを巡らせています。 どれも、実現する原動力は「人」であることは、お気づきかと思います。 ということは、人さえ育てておけば、企業は存続するのです。 思考力、発想力、突破力、決断力、解決力、実効力、協調性も必要かもしれません。 私は企業様の業績向上と人材育成を2本柱として、現場改善を通じて社員の皆様の実力アップを支援

モノ散乱 頭の中も 混乱中

整理整頓は、私たちが子供の頃から大人に指導されて来たことですが、日本の改善活動に必ず出て来る「5S」として引き継がれています。 5Sの定義や意義は過去の記事を参照してください。 (参照 https://note.com/kid839/n/nc81d6bc78eed ) モノが散らかっていると、探すムダや余計に購入する費用のムダなどに結び付くので、改善活動ではモノは定置化することが基本です。 一方で、モノが散乱していると、散らかしている人の頭の中の思考も散らかっていると思

休み明け エンジン掛からず エコ運転

多くの労働者は大型連休が終わり、今日から再スタートです。 休み明けは、なかなかエンジンが掛からず、しばらく情報収集と、休み前の思い出しでエコ運転といったところでしょうか。 しかし、その陰で連休は無く普通に働く方も多くいることで世の中が機能している現実もあります。 どちらにせよ、プロとして使命を果たすことに違いはありません。 事故を起こさないように、且つ期待を裏切らない仕事をしましょう。