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【鬼滅の刃 遊郭編】アニメ感想 なんだか映画を観た気分になった

 どうも、つねたです!

 早速ですが皆さんは「鬼滅の刃 遊郭編」はご覧になられたでしょうか。

 最終話が2月13日に放送されたということで約1週間が経ってしまいましたが、僕も先日ようやく見終えました。

 いや、アニメ自体は一瞬で終わったと感じるくらいに面白さや迫力があって良かったのですが、このアニメを見終えた次の日は絶対休日がいいなと思っていたのでコンディションを整えさせてもらいながら見させてもらいました。

 あと毎週1話ずつ見ると続きが気になって仕方なくなってしまうので最終話が来るのをずっと待ってました。やっぱり一気見して正解でした。

 と前置きが長くなってしまいますのでこの辺にして、これから感想の方を書いていきたいと思います。
(※ネタバレも含まれますのでネタバレされたくないって方は見終えてから読んでいただけると嬉しいです。)


なんだか映画を観た気分になった

 今回の遊郭編を視聴していた方はアニメの一期から見ていて、映画も観ていると思われますが、このアニメシリーズの作画、演出諸々の凄さはアニメ一期の時から感じていると思います。

 幅広いアニメを見ている方なら存じているかもしれませんが、アニメ会社はufotableでfateシリーズなどと同じ制作会社でアニメ会社の中でもかなり見応えのある作画演出をなされていてとにかくすごいです。

 今回も今まで通り凝った作画でアニメを見るのにかなり楽しみにしていましたが、今まで通りどころか完全に今まで「より」も凄まじい作画で釘付けになってしまいました。

 そして映像と相まってストーリーも鬼滅特有の「敵キャラも憎めない」というところでその敵キャラも魅力満天のキャラたちでしたが、決着がついたあとのバックボーンが切なすぎて映画館から退出するときのあの何とも言えない状態になってしまいました。

 ストーリー、戦闘作画、ともに凄すぎて原作を読んで内容は知っているといえど漫画とアニメでは全然違う魅力がありすぎて、漫画読んだからアニメはいいかなって思っている方は是非今すぐアマプラやdアニメに行ってほしいくらいです。

 

戦闘シーンがヤバすぎる

 遊郭編でどこが凄かった?と語り合いになったら間違いなくほとんどの方は「戦闘シーン」を挙げると思います。

 アニメ全11話という数でその半分は敵キャラとの戦いになっていると思いますが、いろんな戦いがありました。

 初めは炭治郎が蕨姫花魁こと堕姫と対面して激しい戦闘を繰り広げましたが、その間にも伊之助は帯で捕らえられている人たちの場所を突き止めて救出していました。その間、善逸は寝ながら戦っています。

 炭治郎が堕姫との戦闘で負傷しヒノカミ神楽を連発で使用し、息をするのもままならない中で炭治郎がやられる直前に 禰豆子が炭治郎の救出に入りますが、 禰豆子は炭治郎のボロボロの姿を見て鬼化が進んで堕姫をボコボコにしてしまいます。(このときの 禰豆子はだいぶ残酷でしたが僕はここの戦い結構好きです。)

  禰豆子が暴走して我を忘れてしまって炭治郎がそれを止めている中に遊郭編で大活躍した柱の宇随天元が更に助太刀に入ります。その前に伊之助たちに加勢したりして遊郭の街を走り回っています。

 その際に堕姫の頭を落としましたがその後にもう一人の上弦の鬼妓夫太郎が現れますがそこからの戦闘は遊郭編を通して一番ド派手でした。


女性キャラについて語りたい

 この記事を読んでくださっている方で遊郭編を見て好きだったシーンやキャラなど各々感じるところがあるかと思います。僕は遊郭編がアニメ化されて女性キャラのデザインがかなりいいなと感じました。

 このお話の舞台となっているところで女性キャラが華やかに描かれているのは設定的に意識されているのかなぁと思ったりします。

 炭治郎が炭子として潜入した「ときと屋」の鯉夏花魁やその禿(かむろ)の2人の女の子たちや、善逸が善子として潜入した「京極屋」の善子の手当てをしていた3人の女の子たち、そして天元の嫁の須磨、まきを、雛鶴の3人も原作よりかなり美化されていたと思います。

 そして遊郭編の敵キャラである上弦の月「陸」の堕姫は原作以上の色気や可愛さが際立っていたと感じました。なんせ声優が沢城みゆきさんですから、キャストが発表されてからかなり楽しみにしていました。

 鬼滅の登場キャラはたとえモブキャラでも豪華な声優が担当していることが多いので声優好きな僕にとっては嬉しい限りです。堕姫の帯は伊藤静さんだしそこは沢城さんでもと思ったりしますが、ここでも違う声優さんが担当しているというのも鬼滅のアニメの楽しみ方の一つですよね。

 いやそれにしても鯉夏に飴を「わっちも、わっちも」とおねだりしていた禿の姿はかなり微笑ましかったし、堕姫に耳を引っ張られた女の子なんかよく聞いたら田中美海さんだし、鯉夏は斎藤千和さんで可愛さを感じました。

 原作では鯉夏が禿の2人に簪を渡すシーンがありませんでしたが、アニメではそのシーンが入ることによって鯉夏花魁が街から出ていくというストーリーに重みが増しますよね。この後なんかヤバいことになるフラグみたいなののも一層ビンビン感じますが。

男性キャラについて語りたい

 遊郭編で活躍する宇随天元はさることながらもう一人の上弦の鬼の妓夫太郎もアニメではカッコよさが際立っていたと思います。

 妓夫太郎は汚いキャラ設定だと思いますが、アニメだと綺麗な映像を含めてカッコよさが増しますよね。声優は逢坂良太さんでアニメ見る前にその情報を見てどんな妓夫太郎が見られるのか楽しみにしていましたが不気味さも感じさせながら時より見せる妹の堕姫のことを大事にする優しいお兄ちゃんも感じさせてアニメを通して妓夫太郎はめちゃくちゃ好きになりました。

 天元も幼い時からの環境を変えるべく努力されていたり、嫁を大事にする人間想いの忍でめちゃくちゃカッコよかったですね。柱という炭治郎たちからすると大先輩のキャラ、煉獄さんもそうですがみんないい兄貴みたいでいいですよね。

 この二人の戦闘作画は凄すぎて「これは映画を観ているのか?」と思ってしまうくらいにド派手でした。

 炭治郎も上弦の二人どちらとも相手にしてその中でも水の呼吸とヒノカミ神楽を組み合わせて対応したりと戦っている姿はかっこいいし、妓夫太郎の首を切ろうとする直前に自分が鬼になっていたら炭治郎や禰豆子も妓夫太郎と堕姫のようになって鬼殺隊と戦っていたのかも知れないという考えが頭によぎったりさせて優しい一面もたくさん見られました。

 伊之助は天元の育てたムキムキねずみに感激していたり、序盤は帯の居場所をいち早く気づいたりしていて戦闘面以外でも活躍していました。OPの伊之助がイノシシの被り物を付けるシーンで後ろからムキムキねずみが後をつけて走っているシーンを途中から気づきましたがここの演出も面白かったです。

 善逸は基本的に遊郭編では寝ていましたがいつも騒いでいるキャラなので冷静な判断を出したりする場面があってやっぱりギャップの塊ですね。最後まで女装していましたが…。それでも耳を引っ張られていた女の子を助けたり、堕姫戦では少ない動きで帯の攻撃をよけてたりして寝てるとイケメンになるの面白いですね。

 戦闘シーンで、「霹靂一閃 神速」で堕姫の首を切断しようとしますがあそこの演出もカッコいいし、そのスピードに毒で弱っている状態の伊之助はそれについていって逆側を切断するというのも数々あった戦闘シーンの中でかなり釘付けにされました。

 二人の首を切断したときのシュパーンというSEが遊郭編の終わりを表しているようで鳥肌立ちました。

 それでもやはり一番は天元VS妓夫太郎の最終局面の戦闘シーンかなぁと振り返ると思えます。あそこの戦闘作画は完全に「映画やん…」と思いながら見てました。


妓夫太郎と梅の関係性は泣ける

 これまで散々遊郭編のアニメの感想を書いてきましたが、なにより最後の堕姫と妓夫太郎の関係性はジーンときてしまいました。

 お互い顔だけの状態になってお互いを罵倒しながら堕姫は消えてしまいますが、その際に人間だった時の堕姫の名前「梅」と名前を妓夫太郎が呼んでいました。

 そこから人間の時の回想シーンに切り替わりますが、その後の妓夫太郎と梅があの世で再開する場面で生まれ変わってもお兄ちゃんと一緒がいいと妓夫太郎に抱き着くシーンは敵ながら「いいやつら」だと思えます。

 二人の喧嘩している姿を見た炭治郎は妓夫太郎がひどいことを言おうとする瞬間に口をふさいで二人の間に入りましたが、炭治郎の優しさがフルに出た良い場面でした。

 それにしても天元に首を切られた堕姫が泣きわめきながらお兄ちゃんと呼んで妓夫太郎が出てきてからの堕姫めちゃくちゃ可愛くなかったですか(笑)。それまでブサイクといって善逸や炭治郎を罵倒していて恐ろしかったですが妓夫太郎が出てきてから可愛いとしか思えませんでした。それらを踏まえてもやっぱり沢城さんの演技が堕姫の良さをマッチしていました。


遊郭編でロスってる場合じゃない!

 さて、ここまで長々と感想を書いていきました。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

 堕姫も妓夫太郎もたくさんの人間を殺してひどいことをしていましたが、鬼滅の敵キャラはみんないいバックボーンがあるからズルいですよね。

 今までのアニメ一期や無限列車編もかなり面白く映像も迫力満天でしたが、今回の遊郭編も今まで以上に凝った演出で本当に楽しめました。一瞬でした。

 ただ最後に思い残すところがあるとすれば鯉夏や禿の子たちのその後はどうなったのかが気になります。

 遊郭編があまりにも良くてこうしてアニメの内容を思い出しながら感想を書きつつ遊郭ロスになりそうですが、もう続編の「刀鍛冶の里」編のアニメ制作が発表されているので今から楽しみで仕方ないです。

 しかも上弦の弐の声優も発表されて、なんと宮野真守さんでした。僕が原作を読んでいたときから絶対このキャラの声優は「宮野真守でしょ」とずっと妄想しながら読んでいたのでそれがアニメで動くんだと思うと楽しみすぎます。(僕はこのキャラ嫌いですが…)

 ではだいぶ長く感想を書いたのでこの辺で以上とさせていただきます。

 堕姫(沢城さん)の罵倒たまりませんでした。

 いいなぁ、いいなぁ!鬼滅アニメはいいなぁ!

 それではまた!

 

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