医師の転職と500円
医局を離れ、1人腎臓内科医として生きるポン🍊の転職の話です。
医局人事も外れ、博士号も取得したポン。
ハイパー腎臓医がその職に就くまでの物語です。
待遇などお金にかかわる部分は、無料で拡散する話ではないので、
有料記事とさせていただきました。
ご了承ください
転職活動の始まり
博士号の目途もたち、その後の仕事を模索するポン🍊
転職といいましても、自分で探すのは初めてです。
右も左も、下手したら上下すら分かりません。
転職業界からすれば、相場の分からない鴨状態🦆です。
当時、内科系当直、総合診療科、透析管理、アンギオなどをこなしており、特に仕事にこだわりはありませんでした。
内科系はもとよりシャント手術をするポン🍊は小外科も抵抗がありません。
透析のバイト先でデブリをしたり、シャントの出血で外科Drから呼ばれたり…
野戦病院で激しい初期研修を過ごし、小児科もたくさん見ました。
肘内障の整復くらいはできます。
これまでのスキルを活かして
さまざまな疾患にに出会う訪問診療も楽しいのではと考えていました。
技術と資格
資格も腎臓・透析・内科の専門医がありました。
不足した指導医も後日申請で取れる状態でした。
M.D.,Ph.D. (取得予定含)
腎臓・透析・内科 専門医/指導医 (取得予定含)
シャント造設・アンギオ可
というスペックでの転職探しの始まりです。
転職エージェントに連絡をしました。
エージェントとの面談
エージェントは二社依頼しました。
転職までの働きはエージェントによっても差が出ます。
1人のDrの転職を成し遂げようというエージェントや
たまたま成約に至ればいいという熱量のエージェントもいますので、
合わなければ他社に相談するか担当変更をお願いするのがよいでしょう。
一社のエージェントはポン🍊の住む地方都市まで面会に来てくれました。
最終的にこのエージェントを経由して転職することになります。
転職先を探すにあたり、決めなければいけないことがあります。
エリア
仕事内容
勤務日数
夜勤の有無
待遇
待遇は悪化すると認識していたため、あまりこだわりはありませんでした。
待遇や勤務日数は調整できますが、
エリアと仕事内容は調整できません。
エリアは地元に戻ると決めていました。
後は仕事内容です。
ポン🍊「訪問診療も興味あるのですが、どうでしょうか。
業界的にも追風ですし。」
エージェント「先生は資格もお持ちですし、
病院の方が条件がよくなると思います。
申し上げにくいことなのですが、
訪問診療は資格のない先生にオススメしています。」
あえて、資格が活かしづらい激戦区に乗り込むよりも
資格が生きる専門分野を攻める戦略は、最終的にいい結果を生みました。
仕事内容
転職の際には医師歴10-15年目に達していました。
前職のボスが非常に保守的で、改善・変更に苦労した経緯もあり、
業務マネジメントにも興味がありました。
(今思えば、数年で入れ替る医局員の意見など聞いていられないのでしょう。)
得手不得手はあるものの、腎生検からアフェレーシス全般、腹膜透析、シャント手術・アンギオ・内科全般と腎臓・透析領域はほぼ1人でカバーできる状態でした。
すでに存在する腎臓内科への増員ではなく
1人体制での腎臓・透析の管理者として職を探すことにしました。
フリーランスで1人腎臓内科を希望する医師は少ないので、
応募側が有利に働きます。
重要なのは
雇用主が欲しい人材になることです。
勤務条件
転職前の勤務状況は
月~金で勤務(外来や研究業務)
土曜 月3回 勤務(透析管理)
月5回 当直
という勤務で、収入は……(この先に具体的に記載があります)
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