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【片付けの魔法】ときめくのかい、ときめかないのかい、どっちなんだい?

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先日、『マンガで読む 人生がときめく片付けの魔法』を読みました。

『人生がときめく片付けの魔法』を知らない方のために説明しておくと、
著者は片付けコンサルタントの近藤麻理恵さん、通称こんまりさんです。

書籍として発売されたこの本はミリオンセラーを記録し、
海外40カ国以上でローカライズ版が刊行され、
アメリカでは270万部を突破しています。

そんな大ベストセラーのマンガ版ということで、
本書はめっちゃ読みやすく構成されています。

この記事では、本の感想と、僕に起きたある変化についてお話ししていきますよ!


書籍版『人生がときめく片付けの魔法』の優れたところ

語るには遅すぎるくらいですが、まあ、名著は何度でも語られるものです。

この本は、著者のメッセージ(本で伝えたいこと)がシンプルでわかりやすい。

こんまり流の片付けメソッドの真髄は「ときめくもので部屋を満たす」、これだけ。

片付けの本というと、各部屋ごとに収納のメソッドを紹介するものでしたが、
こんまりさんは「ときめきますか?」という新たな判断基準を持ち込みました。

持ち主がときめくということは、その持ち物が大事であるという証拠。
だからそういう物は大事にして、そうでない物(ときめかない物)とはお別れをする…

お部屋の整理整頓に重要なのは数多くのメソッドよりも、
考え方にあるのだと、こんまりさんは提唱されました。

そのわかりやすさが、悩める人々にウケた。
だから『人生がときめく片付けの魔法』は大ヒットしたんです。


マンガ版の優れたところ

読んでみて「え?」と思ったのは、
テキストのページがとにかく少ない、ということです。

各話の合間にコラムが入っているんですが、
1ページのみで、さらに200〜300文字程度しかない。

残りは全てマンガやイラストで構成されています。


よくある『マンガでわかる〇〇』系の本は、
書籍版の内容を長いテキストで解説しているものがほとんどです。

なぜか? 

それは、マンガ版の元となった書籍の内容が、
マンガパートのみでは伝えきれないほど難解だからです。

思考法の本などはよく漫画化されていますが、
マンガだけでは著者の本意の半分も伝えられない。
だから、マンガの後に数ページに渡ってテキストによる解説を入れざるを得ない。


マンガ版『人生がときめく片付けの魔法』のテキストが少ない理由は、
著者の伝えたいことをマンガで表現できるからです。

要所要所で具体的な片付けメソッドが挿入されますが、
それさえマンガパートで描ききれています。


マンガ版で僕に刺さったシーン

主人公が「まだ着ていない服を捨てるのは勿体無い!」と躊躇したところで、
作中のこんまりさんがアドバイスするシーンです。

「考えてみてください。
それって結局、ときめかない服を捨てることを先延ばしにしてるだけなんですよ」

引用元 マンガで読む 人生がときめく片付けの魔法

「先延ばしにしているだけ」…

そのページを読んだとき、僕は自分のことを言われているような気になりました。

僕の部屋にも、そうやって判断を先延ばしにしたものが溜まっていることを思い出したんです。

  • 使うと思って買ったけど結局一度も使ってないアイテム

  • 一度使ったきりで放置しているアイテム

  • また使うかもしれないと思って取っているアイテム

  • なんとなく処分に困って保管したままのアイテム

僕の部屋にはこういうものが結構眠っています。

そして、いずれもときめかないモノばかり…

このまま放っておいたら、僕の部屋にある大事なモノ(ときめくモノ)の価値まで損ねてしまう。

それに気づいた後は、捨て活が超はかどりました。


僕が読後に起こした行動

「この部屋でこれ以上捨てるものなんかないだろう」とか考えてましたが、自惚れでしたね…

ときめかないものが出るわ出るわ。

最終的に、ゴミ袋一つ分になりました。

すまぬ…そして今までありがとう

終わりに

マンガで読む 人生がときめく片付けの魔法』は、
書籍版を読んだ人でも楽しめる本です。

気楽に読み進めていくうちに、
「そういえば、ときめかないものがウチにもあった気がする!」
と気づくかもしれませんよ。

マンガ版以外に、改訂された書籍版も発売中です。


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
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