蛙の子は蛙、毒親からは毒親しか生まれない④母親からの言葉

前回書いたように、夫との関係の中で
子育てに関する考え方を
健全に保ってきた私。

しかし、あることがきっかけで
私の中に秘めてきた深い闇が
殻を破ってしまいました。

当時、主人の転勤で海外ん住んでいた為、
下の子の出産の時、里帰り出産を
したくなかった私は母親に
2ヶ月間ほどきてもらうことにしました。

慣れない土地で、自分の自由を全部置いて
私たち親子のために手伝いに来てくれた事を
とても感謝してはいたのですが、
やはり親子というのはぶつかるもので、
家事の仕方からなにから小さいことで
よく衝突していました。

その中でも大きなトラブルになったのが、
私の娘の育て方でした。

「おおらかに、子供のやりたい事を尊重する」
事を念頭に育て、また環境もある程度それを
寛容に見守ってくれていたので、
親子共にとても平安にすごしていました。

ただ母親にとってその様子は非常に
気に触るポイントだったようです。

「テレビをすごく近くで見る」
「公園に着いた途端『おやつが欲しい』とねだる」
「牛乳を飲みたい時に『ミルクちょうだい』ではなく『ミルク!』と叫ぶ」

など、勝手すぎる!と。

「ダメなことはダメ!といつも
同じように伝えなきゃダメなのよ!」

と、大激怒。

公園に行く時に、娘に向かって


「次公園着いてすぐ『おやつ!』って
言ったらもう帰りますからね!」

と、怒鳴りつけながら出て行ったことがあり、

「え、、私はそんなこと言ってもらう為に
お母さんにここに来てもらっているんじゃない。。。」

と非常にショックを受けてしまいました。

その反面、母親に自分の考え方を否定されたことで、
自分のこれまでの子育ての考え方は
間違っていたのかな、と不安になってしまいました。

そこで、今まで封印していた自分の過去が
出てきてしまいました。

そのあと、母親が帰国した後
あきらかに娘に対して許して好きにさせて良い
境界線が狭まりました。
もしかしたら単純に月齢の問題だったのかもしれません。
ちょうどその時娘は2歳前後で、イヤイヤ期に加え、
さらに行動範囲がふえていました。
ただ、娘のイヤイヤ期が重なって
自分のイライラを娘にぶちまけることも格段に増えました。

今まで本当に怒らなかったのに。
しんどいなーと思ってもゆったりと
子供優先に考えられたのに、、、、、。

ただ、それは母のせいではない

自分の意志の弱さ

繰り返さないという覚悟の弱さ

それ以外の何者でもないと思っています。


ただ、この経験は私には
過去を引き摺り出されるのにパワーの強すぎる
トリガーとなってしまいました。

毒親を克服して、親子関係の改善をし、ゆくゆくは同じような辛さを感じている方をサポートできるような仕事をすることを目標にしています。サポート頂けますと嬉しいです。