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独り言日誌 #2 『真似をするということ』

Kids Bushcraft Adventure®︎の小池です。
今回の独り言は『真似をするということ』についてです。

子供は、真似をするのが本当に上手ですよね。
生まれてから、周囲の動きや言葉などを真似ることで、様々なことを覚えていきます。要するに真似ることは成長に欠かせないわけです。

ここで出てくるのが、『真似ばかりで個性が育つのか?』という疑問です。
私が語るより説得力がある偉人たちの名言をいくつかご紹介します。

何かを”オリジナル”と呼ぶやつは、十中八九、元ネタを知らないだけなんだ。

ジョナサン・レセム(小説家)

オリジナリティとは何か?バレない盗作である。

ウィリアム・ラルフ・イング(神学者)

何も真似したくないと思う者は、何も生み出さない。

サルバドール・ダリ(画家)

模倣も極まれば独創を生む

白洲正子(随筆家)

まとめると、オリジナリティというものは、真似をすることから始まり、真似をすることで生まれるということになります。

私は、この真似をするということを『T・T・P』という言葉に変えて、社員や子ども達に、話しています。T・T・Pとは、

T…徹底(Tettei)
T…的に(Tekini)
P…パクる(Pakuru)

表現が適切かどうかは別として、真似することの大切さをちょっとしたユーモアを交えて伝えている言葉です。

まずは、自分が良いと思ったものは、取り入れ、取り入れた上で、自分に合っているのか、そうではないかを考えることが大切なことではないかと思っています。

オリジナリティというのは、結局のところ、自分がオリジナルだと思っているだけに過ぎず、そして、個性を出そうとするよりも、真似していくことで、最終的にそれが『自分らしさ(個性)』を創るのではないでしょうか。(終わり)

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