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料理で磨こう、こどもの「失敗力」。

料理は小さな失敗がつきもの。

どんなに料理が好きでも、どんなに繰り返し作っているメニューでも「あれ、なんか味が違った」というのは日常茶飯事。

ましてお料理を始めたばかりの子にとって、材料を計量する、卵を割る、混ぜる、焼くなど、料理の工程全てが初めて体験することだらけで失敗だらけ。

だけど、料理で得られるこの「小さな失敗」こそ、子どもが「失敗しても立ち直れる力」を身につけるのに打ってつけ、というお話です。

「失敗」をすることで
「じゃあ、どうすればよい?」を
考える機会が得られる

「じゃあ、どうする?」って基本的にはうまく行っていない時に出てくる思考だと思うのですが、この「じゃあ、どうする?」を繰り返し思考することこそが、問題解決能力を身につける近道なんじゃないかと思っています。

こどもの頃はそれはどんなに小さいことでもOK。こどもにとってはそれは初めての体験である確率は、大人に比べて圧倒的に多いんです。それは失敗するわ。

うまく、剥けぬ

例えば、上の写真の男の子はえんどう豆のさや取りの力加減が分からず最初は悩み顔。

だけど、繰り返しさやを向いて、あーでもないこーでもないと自分で力加減を調整したり角度を調整して、あっという間に上手に向けるように。

するんと、むけた!

こんな小さなことだって、本人にとってはしっかりと「失敗」と「じゃあ、どうする?」を繰り返して、問題解決しているんです。

「失敗しても、別に大したことない」を
知ることが大切

これは社会に出てから感じることですが、結局「失敗に強い人」が、地に足つけながら着実に結果を出している人だったりするなということ。

そういう人というのは、「失敗」を何度も経験して、その度に「じゃあ、どうする?」を繰り返し、「失敗しても克服すれば大丈夫なんだ」ということを実体験から学んでいる。

こぼれてますよー!!

料理も一緒で、塩を入れすぎちゃったとか、焦がしちゃった、とかやればやるほど失敗が出てくるもの。

でも、まぁだったら砂糖を少し多めに入れてバランスとってみようとか、次に焦がさないようにするには火加減を調節しようとか、失敗と解決の繰り返し。

しかも結果的には案外おいしく出来上がったりして、これこそが「失敗しても、別に大したことない」につながる気がしています。

料理を通して「失敗力」を磨く。
「やり抜く力」を身につけよう!

料理というのは、身近に失敗できて、しかもリスクも低めで、なかなか優秀な練習場所。

ぜひ子どもたちには、料理を通して、「失敗力」を磨き、「やり抜く力」を身につけて欲しいと願います。

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