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求められたことをそれ以上で返す心構えで。

こんにちは。

イギリスは10月で秋の雰囲気を一切感じさせず、
一瞬にして通り過ぎました。
朝晩はダウンジャケットが必須の天気となってきました。

秋刀魚食べたい。
栗ご飯、芋ご飯食べたい。
月見バーガー食べれないのか…
(食べることばっか)

たった一つ秋を感じたのが、
このオレンジ。


さっと皮を剥けるタイプで味が、
運動会のお昼に食べる青いハウスミカンの味!!!
(うちだけ?)
なんとか秋を感じられました。


そんな事を思っている傍ら、チームメイトに

「今年初のパンプキンピッキング行ってきたよ!!」

と、報告されました。初めての報告内容やな。

ハロウィンのカボチャって収穫からするん?
今年初ゆーてますけど、何回か行くものなん?

色々ツッコミどころあるなぁと感じながら、
イギリスの10月の過ごし方を楽しんでいます。

前置きが長い!!


さてこの3週間で、プレシーズンマッチが2試合終わりました。
この2試合の自身のポジション、実際にあった流れから

「求められたことをそれ以上で返す心構え」
について書き残したいと思います。

記念すべき1試合目、波乱のポジション変更から始まったお話は、
以下の記事に書きました。

直前のポジション変更があって、緊張しながら挑んだ試合でした。
そして、ホッとしたのもつかぬ間です。

今チームでは何人かの選手が各国の代表活動に行っているので、
人数が足りないポジションも出てくるわけです。

そこで2試合目にフッカーというポジションが足りないと。

フッカーはここです。

スクラム最前列の真ん中。
ただここを組める人は何人かいたので、
問題なかった。

問題は、フッカーのもう一つ大きな仕事。
ラインアウトというコートの外に出たボールを投げ入れるプレーで、
「外からボールを投げ入れる」こと。

こんな感じです。

サッカーのスローイングと違うのは、
味方の列の隣に相手も並んでいて、
そのちょうど真ん中に投げないといけないこと。

飛ぶタイミングや高さが選手によって違うので、
それを合わせてドンピシャで投げないといけない。

一言で言うと、経験と器用さがものを言う「職人技」なんですね。


これまた試合1週間前に、たまたま転がってきたボールを上から
バスケットボールのオーバーヘッドパスのように返したところ。


「投げれるやん!!!!」とコーチに見つかり、


一人元々いたフッカーの子の次の二番手となりました。
ぎょぎょ!!古


その日から、この前のフロントローの時のように
練習、練習!空いている時間に投げる。
なんせやったことがないことで、自分のフォームもないし、
正解もわからない中、とにかく投げ込みました。 


結果、すんごいタイミングでその時が来た。

「5点差で負けていて、ラストプレー、自分たちのトライラインの近く」

と言う状況。要するに、

真っ直ぐ投げられなければ、ミスしたら、負けて試合終了。

この2分前から強風、雨降ってきた。

コマ送りでこちらです…

耐えた!!!!!!!!!!!!!!!!!

逸れたボール。終わったと思った。
ギッッリギリ仲間の長い腕に救われた。
心臓止まるかと思った。

と今回もメンタルを鍛え上げられる経験をしました。寿命縮まるって…


と、こんな経験を2試合連続でしたんです。


正直内心、
「無茶振りやん!!」
って感じるようなことでした。

コーチ側も、
「完璧でなくても良いから」
「やってみて、無理!ならやめよう」
「気楽にやってみて」

と言う温度で。
無茶振りだとわかっているから過度な期待をしていない感じでした。


ただここで自分はその温度のまま受けるのかと考えた時に、
このチームで学んだ事を思い出しました。


それは、あの、アノ、あのサバイバルキャンプの時のこと。

こちら。後半を投稿できていない中ですが。

このキャンプ3日目。
連日の激しいめアクテビティ(また詳しくは後半書かせてください)で
疲れもピーク。ラグビーの練習もありとことん追い詰められた中で
本当に外のテントで泊まる夜がありました。

その夜は飯盒炊爨。←漢字変換したらむず。

自分たちで、ご飯も調理する形でした。

ジャガイモをホイルで包みまくる


食器も自分たちで洗う

みんな、疲れていたけど活動の中で
自分のできる事を探して行動し続けてた

中途半端なことをせず、自ら積極的に動いていたんです。

中でも、最低限のこと以外にも、自分の知識と経験を活かして
この厳しい状況を自分のものにしている選手もいました

朝ごはんを担当したり
薪を切っていたり

結果的にこの選手たちはキャンプスタッフの方々から
賞をもらっていました。


無茶振りだったり、
厳しいこと、難しいことがふりかかった時
消極的になったり、受け身になるのではなく。


むしろ「相手の期待値を遥かに超えてやってやる」と、
自分のこれまでの経験を踏まえてできる事に貪欲に取り組むことが
自分の成長と成功、もしかしたら
評価につながるのではないかと言うことを学びました。

だから今回、2試合に渡ってポジションのことで
難しいチャレンジが続きましたが、マインドは
「できるかな」「やってみる」
よりも、


「やってやろうやないか、みとけよ!!」

Challenge accepted!!!!!!!!
(受けて立とう!)


ですよね。もう。

そういう心構えでいけました。
大成功とまではいかなかったけど。

これからまたいろんなことが起こると思うし、
まだまだ、フロントロー、フッカーとしても戦って行けるように
貪欲に頑張ろうと気合いが入る日々です。

今回もここまで読んでいただいてありがとうございました!




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