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長く勤務した仕事をリタイアして、さて、どうしよう、、と考えた時、やはりもう一度、仕事し…

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長く勤務した仕事をリタイアして、さて、どうしよう、、と考えた時、やはりもう一度、仕事したい。 それしかない、、、けれども なかなか思うようにならない年齢の壁。 誰でも歳はとる。仕方ないよね。 京都大好き。植物大好き。日本酒大好き。 見たこと、聞いたこと、面白く書きたいなぁ。

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シニア、パートで働き始めました。

英会話編その①定年退職しました〜retire あーーやれやれ、、、 もう朝早く起きなくていいし、、。 なんて良い暮らし! そう思えるのは辞めて一週間やで、、、と 会社の同僚男性が言った言葉が思い出される。 家族以外の誰とも喋ることなく、当たり前だけど お金も入ってこない。 わかってはいたけど、辛い。 鏡を見れば一年で10歳老けてるじゃん。 もう一度、輝きたいのだ! だが、なんと言っても61歳。 (長年働いた会社は60歳定年だった。) 輝けるのか。 学歴もない。 免許も

    • シニアの退職届提出。

      新型コロナウィルス罹患で 退職に追い込まれた私である。 本当は、もう少し働いていたかった。  でも、もう無理だわ、、もうダメ、、と 身体も心も言っている。 だから、 離職票、源泉徴収票、離職票、源泉、、、と うるさく事務員に言った。 ところが、 離職票には1と2があるにも関わらず、 届いたのは、離職票2だけだった。 なんでやねんっ。 コロナの後遺症が、まだまだ私の身体を 蝕んでいて辛かったが、 心はイソイソ、足もとはヨタヨタで ハローワークへ 高年齢求職者給付金の申請

      • シニアは見かけに騙される。

        日頃、ミーティングで、 こうでなければいけない、、 ああでなければならない、、と最もなことを 延々と発言されている社長に 3人目となる子供が産まれた。 当然のごとく、スタッフ一同より、お祝いを 送ることになった。 もちろん、パートの私も社員と同じ額の 1000円徴収された。 (こんな時だけ、社員と同じかい) この場合、 社長から内祝いとして 子供の名前にふりがなをつけた熨斗とともに 300円から500円相当の物を、 スタッフ一人ひとりに 渡すのが普通だと思ってたが、、、、

        • シニア、一矢を報いる。

          私が通う大学の近くに保育園がある。 改めて言うが、大学へ働きに通っている。 決して、大学生ではない(笑) 大学構内を、 保育士さんが、籐のレトロな乳母車に 6人くらいの園児を乗せて 散歩されているところに通りかかった。 乳母車の中で、 キャッキャッと笑っている園児たちも いつか大人になり、社会に出る。 その頃、 私の周りにいる働き盛りの、 ピチピチ、ムチムチ、トゲトゲの若者たちは、 白髪が目立ち始め、シワシワ、モヤモヤの 冴えない初老になっている、、、、、よね。 と

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        シニア、パートで働き始めました。

          シニアの価値観。

          話は遡る。 私が、 大学の留学生宿舎で 働いていた頃のことである。 そこで、お掃除の仕事をされている女性がいた。 いつも、必ず、ポケットに飴が入っていて、 会う人ごとに「食べる?」と言う、 世にも名高い飴配りおばさんである。 その彼女がある日、 大袋のお菓子を5袋、持って来た。 その5種類のお菓子を一個づつにバラして ひとつの小袋に一種類づつ5個入れたものを、 80袋つくり、留学生にプレゼントする、、、、 (ややこしい) 、、という、とてつもなく、めんどくさいこと

          シニアの価値観。

          社内格差に遭遇。

          高校を卒業してから、 学士4年、修士2年、博士3年以上。 研究員を職業にするための必須学歴だ。 所属する企業や機関で違いがあるらしいが、 大学や、ここの会社では、 博士号取得は絶対であるらしい。 高卒の私とは、えらい違いである。 社内格差とか、銘打ってるけど、 この私の場合、 似て非なるものがある。 学歴格差か雇用格差か、、よく分からない。 まっ、どれでもいいか。大差ない。 彼らと話すと、 学究的なことは、もちろんだが 日常的な些細なことにも詳しい。 さすがです

          社内格差に遭遇。

          パート軍団の秘密。

          パートさんたち、、、と まるで、 十把一絡げのような、言い方、呼び方をされる。 名前で呼んで欲しい。 パートさんと言う名前ではない。 入社した時、パートは私ひとりであった。 それが、 年月を経て、多人数になり そのうねりは、もはや、パート軍団化した。 ある意味、怖い。 パート軍団は、示し合わせて、 お昼休憩は一緒にとり、 ぺちゃくちゃ、ワイワイ、がやがやと 超絶うるさい。 朝の出勤まで待ち合わせてる。 そういう行動をとるから 「パートさんたち」と呼ばれるのだ。

          パート軍団の秘密。

          シニアパートは職場ランチを抜けたい。

          私は10:30から、お昼ごはんを食べている。 はっ?早すぎない? 理由がある。もちろん。  仕事のスケジュールの都合である、、、。 ↑ 嘘っぽい(笑) 毎週月曜日は、昼ミーティングの後、 13:00からスタッフ全員で 食堂へ行き、一緒に食べよーって ことになっていたが、 私は、それが、すごーーーーーーく嫌だった。 いわゆる「職場ランチ」と言われるやつ。 だいたい、いつも中心で話す人は同じ。 周りも、その人に合わせて楽しそうに見える。 見えるだけかもしれない。 私

          シニアパートは職場ランチを抜けたい。

          シニアへの不採用通知。

          ふと、考えた。 60歳で定年退職をしてから どれだけの履歴書と職務経歴書を書き、 面接を受けただろう。 日本全国不採用通知ランキングというものが あったとしたら、 私はきっとベスト20には、入るはずだ。 なかなか面接まで進めない。 でも、どうせ不採用になるなら、 面接というエネルギーを使うより、 いっそ、応募した時点で断って欲しい。 だからと言って、せっかく面接日時まで 決まっているのに、行かないなどとは、 会社に対して失礼過ぎる。 面接までして不採用になった時は

          シニアへの不採用通知。

          ロンドンの冬〜花と牡蠣とネズミ。

          ロンドンの2月。 6年の滞在を終える娘を迎えに来た。 といっても、部屋を片付け、掃除をするためだ。 そして、今回も私は、やはり1人で帰る予定。 もう、私はここに来ることはないだろう。 今までに行かなかったロンドン市内を ぶらぶら歩く。 寒い朝。 ちょっと、お腹が痛い。 Columbia Roadで毎週、日曜日に 開催されるフラワーマーケットに行く。 カラフルな可愛い花で、埋め尽くされている。 日本では見たこともない、 名前も分からない花がいっぱいある。 紙に手書き

          ロンドンの冬〜花と牡蠣とネズミ。

          調子に乗って、2度目の海外旅行。

          13時間のフライトを終えて ヒースロー空港に到着した。 2度目である。 慣れたものである。(うそ) 入国審査場はやはり長蛇の列。 JALとANAがほぼ同じ時刻に到着したと 団体ツアー客のおじさんたちが喋っている。 気分良く並んでいると、 ちょうど、審査官に質問されている男性に 目が釘付けになった。 18か20歳くらいの若い日本人男性だ。 長いのだ。なかなかOKが出ない。 私の周りに並んでいる団体ツアー客も 口々に 「可哀想ね、どうしたのかしら?」 「英語が話せないの

          調子に乗って、2度目の海外旅行。

          初めての海外旅行〜帰国編。

          私はロンドンのアルドゲイト駅から およそ5マイルほどのところにある 大学の学生寮の門の前にいた。 たった今、娘と別れたばかりである。 これから、私はひとりで、タクシーに乗り ヒースロー空港に向かい、 日本に帰国しなければならない。 なにしろ、私にとって初めての海外。 たとえ、帰国するだけとは言え、 ハードルが高すぎない? なぜにこういう事態になったかと言うと、 これから、大学に通う娘のために 付き添ってロンドンに来て 生活に必要な物を揃えてやるためである。 そして

          初めての海外旅行〜帰国編。

          シニアパートの、ある考察。

          なぜか、どの職場でも、 私は性格のきつい上司に当たることが多い。 植物関連の職場も同様に、、、 私の上司は、、、きつい。 社長曰く、うちの会社に上下関係はない、 指示系統があるだけだ、、と。 う〜〜〜ん。そぉお? それ疑問。 もとい、私の指示系統、いや、、上司は、 35歳のドクター、、つまり博士である。 大変、優秀な女性だが、怖いし、きつい。 その偉くて怖い彼女と社長のふたりから 絶大な信頼を勝ち取っている男がいる。 彼は入社して、たった半年で取締役になった。

          シニアパートの、ある考察。

          パートって責任を持たなくていいの?

          若い社長である。 その社長と半年に一度、1対1 面談がある。 30分間のその時間は、大変短く感じる。 ということは、 彼が上手に時間を使っている、 相手を飽きさせない、 さすが社長である。 そのくせ、自分はあまり多くを喋らず 相手に口を開かせている。 「誰と仲良しですか?」 その質問は予想していないもので 急に、その場の空気が和み、 喋らなくていいことまで 話してしまう罠にはまった感があった。 きっと彼は、頭の中で会社内の スタッフ相関図を思い描いているのだと思う。

          パートって責任を持たなくていいの?

          シニアパートの後悔。

          パリに行った。 1泊2日。  慌ただしい行程。 まったくロクなことはなかった。 モンマルトルで1万円、盗まれるわ、 ホテルのシャワーは、ポタリポタリだわ、 有名ブランド店で店員にバカにされるわ、 もう二度と行かない。 というか二度と行けないのが実情だが。 ただ、悔やまれてならないのが ルーブル美術館に行かなかったことだ。 レオナルド•ダ•ヴィンチの「モナ•リザ」 フェルメールの「レースを編む女」 「ミロのヴィーナス」など 見ておくべきではなかったのか。 美術館の前を

          シニアパートの後悔。

          シニアは温室で不機嫌になる。

          私の会社は植物系研究とでも言えばいいのか、 詳しく語れないのが残念だが 秘密保持書類にサインしてる以上 守らなけばならない。 植物に関わる仕事なので 当然ながら 林に囲まれた温室に行く必要がある。 その温室は、大学内の施設なので 色んな研究室の人が出入りしている。 ある時、 茶髪で細メガネをかけた男性と 留学生の女子が 2人でチャラチャラ話ながら 入ってきた。 茶髪メガネとは顔見知りだったので こんにちは、、とお互いに挨拶した。 と、留学生女子が私の目の前で 「Wh

          シニアは温室で不機嫌になる。