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シニアパート、仕事休んでロサンゼルス。

お仕事の話から。

•アカデミック→ academic→大学の、学問の

形容詞
•アカデミア→ academia→大学、学究、など

名詞

ある日、仕事場で
「アカデミックの人が、、、」と私が言ったら
「違います、アカデミアの人が、、ですね、
名詞ね、、」と
若き取締役社長に指摘された。
彼は有名国立大学の修士課程を修了している
秀才な訳で、、。
私が間違えているんです。

でも、でも、、
この場合、形容詞でも良くないですか??

旅に出る。

もう、アカデミアでもアカデミックでも
どっちでもいい。

私は明日からロサンゼルスへ旅立つ。  

離陸します、、のアナウンスが流れると
ワクワクする。心が踊る。

着陸体制に入ります、、のアナウンスは
憂鬱だ。耳が痛くて泣く。

入国審査と働く人

入国審査場で、2時間、人の列に並んだ。
そばにいる夫は、ブツブツ文句を言ってるが
私は、気が短いわりには、こういう時、
意外と平気なのだ。

この空間で働いている人々を
見ているのが好きなのだ。

もし、私がロスの住人なら
ここで仕事をしよう。(勝手に決めている)
パートでもいいのだろうか。

流暢な英語で仕事する私。

想像してしまった。

「Pasport please」
「Why are you here?」
「How long are you going to stay?」「Where are you staying?」
「Do you have a return ticket?」

うふ、ふ、ふ、、

エンゼルススタジアム 
オブ アナハイム
生の大谷翔平くんを見たよ。

2019年5月

この日、エンゼルススタジアムでは、
大谷翔平くんの新人王記念トレーナー
入場者全員に配られるということで、
必死でここまで来た訳だ。

残念ながら大谷くんのプレーは見れなかったが
大谷くんが表彰されるのを見ることができた。

ふと、球場を見回すと
働かれている人たちは、男性も女性も
シニアの方が多い。
どういう仕事をされてるのか分からないが
明らかに観戦する人たちではない。
初老の女性は案内係のようだ。

夫が
「俺、ここで働きたい」とボソッと言った。

夫唱婦随、、、、

KISS cam と夫

エンゼルススタジアムは観客参加型だ。

Let’s Get Loud ! (大声で)のメッセージが
大型スクリーンに現れると
<イェー>とか<ウォー!>とか
< Go go >とか <Let’s go, Angels !>とか
叫ぶのだ。
楽しい。

「俺、できんわ」と言った。
なにが?
「キスするやつ」
あぁ〜kiss camね。あれか。

あは、は、は、は、、
(私に対しても失礼ではないか)


試合中断時間やタイムアウトの時に
大型スクリーンにカップルが写し出されると
そのカップルはキスしなければならないのだ。

どうやら、彼はそれを心配しているのだ。

写し出されるのは、

若い素敵なカップル、
金持ちそうな高齢者カップル、
お父さんと小さな可愛い女の子、
などなど、
撮影しているスタッフも、しっかり選んでいる。

日本のしなびた、ダサい夫婦を
選ぶ訳などないわ。
選ばれることは絶対ないのだ。皆無。 
nothing。 

心配ご無用。

あのスクリーンに写し出されるような
素敵なカップルになりたいと
今さらながら思うのだった。
遅いか!

Uber と夜の道〜part 1

最初から、、そう、自宅を出る時から
不安であった。
夫は英語は話せないし、
アプリでUber呼ぶこともできない。

ホテルからスタジアムへ向かう時は
夕方だ。明るい。
Uberを呼ぶのも乗るのも大丈夫だ。

問題は、

スタジアムからホテルへの帰り道。
夜だ。21時。
9回表でスタジアムを後にした。

エンゼルススタジアムの前といっても広すぎる。
ここでUberと落ち合うのは難しい。
何も目印になるものはない。
暗いだけだ。
他にUberを利用する人も、
たくさんいるだろう。

大きな通りまで出るしかないと決断した。
だが、
真っ暗な広場(駐車場?)を
かなり歩かなければならない。
でも、考えている余裕などない。

いつの間にか、手を握りしめていた。
汗ばんでいた。

スタジアムから出た人影がポツポツと
歩いているのが見えるのが救いだ。

やっと大通りに出て
大きな会社のビルがあったので
それを目印にUberを呼ぶことに成功。

そしてUberと夜の道〜part 2

車に乗り込んでホッとしたのも束の間。
なんだか、来た時と景色が違う。

宿泊先ではない
エンバシー スイーツ バイ ヒルトン 
アナハイム オレンジ


着いてしまったのだ。

「あっ、ここ違います」→日本語
「どうしよう」→日本語

あわあわしてる間に
Unerの運転手さんは
Thank you と言って去ってしまった。

再度、Uber。
パニックてる私に夫は言った。
「大丈夫。俺がついてる」

今度はホテルの前でもあるし、怖くない。
安心して待つこと10分。
再度、Unerにお世話になり、

宿泊先の
エンバシー   スイーツ   バイ   ヒルトン
アナハイム   ノース


無事に着いたのだった。

シャワーを浴びてベッドに潜り込んで
5秒で寝息を立てた、、、と
翌朝、夫が言った。

ビバリーヒルズとお惣菜

最後の日、地元のWhole Food Marketで
お惣菜やサラダや寿司ロールをget。
お土産もここで。

宿泊先の
ザ ビバリー ヒルトンで
買ってきたお惣菜を食す。

寿司ロールを食べながら、
なんだか幸せを感じた。

明日は日本に帰ろう。
そして、近くのスーパーの鉄火巻を
買いに行こう。

ザ・ビバリー・ヒルトン

これを綴っている2024年。
大谷翔平くんはドジャースに決まった。
行きたい。
高額チケットもさることながら、
ドジャーススタジアムからの帰り道を
考えると行けないのだ。

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