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月曜、死にたい気持ちを飼い慣らす


月曜日、出勤。

普通に電車に乗って、普通に会社に着いて。普通に人と話し、普通に自分の机で作業をしていた。お昼は晴れていたから、同期と一緒に外の公園でご飯を食べた。本当に普通の、むしろ幸せな方の出勤日。


15時くらいに入った1通のメール。自分が対応漏れしていた作業のリマインドメールが届いた。

内容自体は大きな話ではない。改めて対応すればよいだけ。大損害とかそういうやつじゃない。けど、そのメールを見た途端、何かのスイッチが入った。いや逆かも。頑張って入れていた何かのスイッチが切れてしまった。

あ、だめだ、と思う。

だんだん、動悸が激しくなって、呼吸が浅くなる。息苦しい。なんか心なしか視界もうまく合ってない。

まあでも、仕事はある。だからそのまま続ける。

30分後、息苦しさは全く変わらない。
えー、ちょっとやばいかもしれん。

今日は仕事が終わってようとなかろうと早めに切り上げよう。正直きつい。


ものすごい勢いで自分の中に自己嫌悪と希死念慮が湧き上がってきて、消えたい死にたい、の気持ちが強くなる。


QuizKnock河村さんがどこかの回の朝それで「『け』で始まるいつまでも見てしまうものと言えば?」というお題に「(自分の)欠点」と答えていたことを思い出す。

わー、その通りになってるわ自分、てなった。

↓第5回だった



とにもかくにも、自分は慢性的な希死念慮を持っているし自分の内側からそれが消えることは一生ないんだろうな、ということを久々に考える。
適度に飼い慣らさなきゃいけない感情の一つだな、と改めて思う。

※消す努力だってしたこともあるけど、結局何やったって消えることはなかった、そしたらもう割り切ってうまいこと飼い慣らすしかない。と思っている。


まあでもそんな自分の精神状態に自分が困ってしまったから、同期と終業後にドーナツを食べる約束を取り付けた。

本当にドーナツ食べた。おいしい。
選ぶのも楽しい食べ物って、ずるい。

一緒に食べながら、ちょっと落ち込んでたんだ、と柔らかいニュアンスで伝えて、少し話をして、そしたら少し楽になった。

食べました ハッピーハッピーハッピー


同期とお別れをし、少しスーパーで買い物をし、簡単な自炊をして、食べて、いま、noteを書いて心を落ち着かせている。


途中でふと「私が生きた分の給料は誰が払うんですか?」なんてフレーズを思い出す。(ハロ/ハワユ)


そうね、誰がこの人生を見守ってくれて保障してくれるんだろうね。というか、そんなもの、明確な答えがない、というか答え自体ないのだよね。きっと。

「答えのない問い」に向き合い、思考することに意味を見出せる人間でありたいと思う。


少し経って、同期から「またしょぼんしたら誘ってね」とLINEが来て、また心が軽くなった。
あ、まだ生きていけるな、という感覚、小さな風が、体内にまた戻ってくる。


なんだか昔よりリカバリーが早くなったな。「もっと楽に明るく生きたい」と意識的に思うことが大事だなとなんとなく思う。あと、本当に本当に、周りに恵まれている。良い縁に囲まれている。

自分はやっぱり周りに生かされてるな。


今日はあたたかい飲み物飲んで、お風呂入って、早めに寝ようと思う。静かな夜と朝のあとに、また火曜日の普通の出勤日が待っている。

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