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バレンタインデーの贈り物

こんにちは、ぱんだごろごろです。

文通相手とバレンタインデー


以前、今年が三浦梅園(江戸時代の哲学者)の生誕300年の年になる関係で、何かと連絡を取る必要があり、私が四名の高齢者と手紙のやり取りをしている、というお話をしました。

一番年上なのが、昔お世話になった、元教授92歳
次が上品なご婦人で、和歌をたしなむ90歳(高名な梅園学者の縁者)。
その次は、度々登場する、我が恩師81歳
一番若い相手が、元教授の教え子67歳


このうち、男性三名とは、用事が片付いたため、当面手紙を出す任務もなくなったのですが、なぜか、梅園学者の縁者であるご婦人とは、今でも文通が続いています。

この梅園学者の著書を、私が長年愛読していることを、このご婦人が知り、私の恩師が仲立ちとなって、私とご婦人のご縁をつないでくれたのでした。

先方も90歳というお年ですし、私も62歳、双方に急ぐという観念はありません。
お互いに、一ヶ月につき一通書くだけの、のんびりとした文通です。
お相手から手紙を受け取ったら、半月かけてお返事を書いて、また送り返します。

昔、若い頃に、仲の良い友達としていた文通とは、観念じたいが違うような、ゆったりとしたペースです。

お互いに、年齢も親子ほど離れていますし、個人的なことは一切抜きで、三浦梅園の研究書を通して繋がっている関係ですから、浮世離れしたお付き合いです。

それでも、数回、文を交わすうちに、それぞれの人生の輪郭が、何となく見えてきました。
今は、思いがけなく始まった、この文通を、ゆるゆると続けていけたらな、と願っています。

前回、1月の終わりにお返事を受け取りました。
半月かけて、次のお手紙を送るにあたり、バレンタインデーに乗ってみようと思い付きました。

チョコレートの小さな箱に、和菓子をほんの少し添えて、包みました。
ご返礼のお気遣いはくださらないように、お願いする手紙と共に、私のバレンタインデープレゼントは、黒猫さんに託されたのでした。

どうか、無事に届きますように。

今週のトロフィーとお祝いボード


今週は、トロフィーを2個とお祝いボードを3枚の、合計5つを頂きました。
以下はその画像と、対象となった記事です。

今週は、4つ書いた記事すべてに、トロフィーまたはお祝いボードを頂くことができました。
これは、いつもとても嬉しいことです。

スキを付けてくださった皆様、ありがとうございました。







今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
明日は日曜日、楽しい一日になりますように。


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