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【第20回】紀北町の空き家バンク、こんなんできたらいいのになぁ~。(妄想…)

紀北町のガーシーこと、地域おこし協力隊の東谷です。
自己紹介インタビュー記事はこちらから
秋がもうすぐそこまで来ていますね。
紀北町でも朝晩は掛け布団がないと、寒いくらいです。
(まだ、窓開けて寝ています。。。)
日が暮れるのも早くなってきたし、日が明けるのも遅くなってきた。
紀北町初の秋の暮らしが始まろうとしている今日この頃。

さて、今回は紀北町の空き家バンクの現状と思い付きについての話しをしたいと思います。思い付きというか、妄想かな。ゆる~く行きますよ。

空き家バンクに登録されている物件は、売買物件が多いんです。
そして、賃貸物件が非常に少ない。。。

空き家バンクの利用登録していただいている方にはよく、「賃貸少ないなぁ~。」って言われます。

移住希望者の方は傾向として移住するまでの流れとしては、はじめは賃貸に住み、その場所に馴染めば空き家を探して購入したり、気持ちの中で本格的?に移住を決意する。なので、現在の空き家バンクにある物件をみると、ミスマッチが起こっているような状態です。

賃貸物件が少ない理由は、相続した方(身内が一般的)が遠方である、自分の生活がある、維持管理が大変で、早く手放したい!という思いから売却を希望されています。

逆に言えば、賃貸物件の所有者は比較的近くに住み、維持管理もしやすいから賃貸として貸せます。

そして、最近の傾向(動き)について少し。

何が原因かはわかりませんが、最近、空き家を賃貸で貸していたオーナーさんが借り主さんが出ていくので、空き家バンクに再登録したいとのこと。このような空き家が直近2ヶ月で3件ありました。まだ、確定ではありませんが、空き家バンクに出てくるかもしれません。賃貸物件が増えることは移住希望者にとってはありがたいことです。

そこで思った。。。
(思い付きなので、できないかもしれない。)
(ここから妄想のはじまりか!?)

売買物件の空き家を期間条件付きで賃貸で貸す。期間満了時に買うか出ていくかを決める。払った家賃は購入価格に充当する。ちょっと違うけどイメージでいうと、車の「残クレ」みたいなシステムを空き家でできないかということ。でももっと、ゆる~い感じでいいのかなと思うのですが。

最近、こんな事例がありました。
空き家バンクで売却のみで公開していたのですが、担当不動産から連絡があり、賃貸で契約することになったとのことでした。

また、尾鷲市の空き家バンク制度では、基本的には定期借家期間を設けてその期間ののちに物件を購入というお試し期間がある。これはいいかも!と。そのお試し期間に地域に馴染む努力?活動?生活?をしてみてから購入するというシステム。基本的には購入することが前提らしいが。

なので、色々なケースやシステムがあるんだと実感しました。空き家の現所有者に理解があって、何かしらの条件付きで賃貸がOKなら利活用は良い方向へ進みそうです。ネットで検索してみると、空き家バンク制度だけでなく、様々なシステムや取組みが出てきた。興味深い内容もあった。

空き家所有者:空き家を早く手放したい。でも、買い手がすぐ付かない。
移住希望者:移住したいけど、いきなり家を購入するにはハードルが高い。

そんな双方の思いをマッチングさせることもできるかもしれません。そして、借り手ははじめ賃貸で気に入ったら買うと、ステップを踏んで移住生活をおくることができる。

まだまだ課題もあるし、乗り越えるハードルはたくさんありそうやけど、面白いんちゃう?

そして、もっと言えば『さかさま不動産』のように、売主さん(売却の場合)や大家さん(賃貸の場合)が「こんな人に住んで欲しい。」「ここはこんな場所です。」とか、「私は紀北町でこんなことをしたい!」「今の仕事やアートのチカラで紀北町を盛り上げたい!」のように情報発信してマッチングすれば、お互いの「こんなはずではなかった。。。」を減らすことができそう。

…と思ったのでした。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、「衣食住」の「住」についての話をしたいと思います。


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