フリーランス3年目を迎えるうえでこれまでの活動を振り返る〜1年目〜
フリーランスになるうえで必要なこととして、よく見聞きするのは
「収入を確保できるようになってから独立せよ」
ではないでしょうか。
今聞くとホントにそのとおりだなと思います。
しかし、開業当時のわたしには時間がありませんでした。
なぜなら、
休職〜退職を経て、失業手当をもらいながらの状態では、三男が保育園を出なければならないと告げられ、
再就職か、
開業届を出すか
このどちらかしか選択肢がなかったたからです。
巷に溢れるシンデレラストーリーのような、キレイな展開はなく、今もまだ不安と隣り合わせの毎日を過ごしています。
それでも、
こんなわたしでも、
まもなく、フリーランスとして3年目を迎えようとしています。
本noteでは、フリーランス3年目を迎えるにあたり、これまで辿ってきた下手っぴな道のりを振り返り、3年目を飛躍させようと思い手を動かしてみました。
まずは、フリーランスての働き方を知るところからスタートした1年目(2022年1月)を振り返ってみようと思います。
何も知らないただのニート状態からスタート
開業届を提出してから3ヶ月、収入ゼロでした。仕事が勝手に舞い込んでくるという、サラリーマンマインドと、営業に関して無知だったことが要因です。
4ヶ月目にして、初めて4万5千円ほどの収入をいただくことができました。平日8時間稼働換算で250円/時給……
よく見る情報発信者の方の例では、そこから右肩上がりになるんでしょうが、6ヶ月目は時給80円……
当時は預金残高の少なさに、震えが止まらなくなり、目に見えない恐怖に冷や汗と体全身に響き渡る動悸を感じました。
お尻に火がつきフリーランスの一歩を
「これはヤバい……」
なんとかしなければならない。
そんな私の目に飛び込んできたのは、ディレクターというポジション。
「ライターよりも稼げる」
この文字が私に与えたインパクトは、とても大きなものでした。
X(旧Twitter)で、ディレクター募集の情報を探り1件のアカウントを見つけます。
DMで連絡をすると、とんとん拍子に話が進み、ディレクターとして採用してもらえることになりました。
「これで、収入の不安はなくなるかな……」
早速、最初の案件を担当し、周りに迷惑をかけながら納品までこぎつけます。
その時で、時給210円。
ディレクターとして歩みをはじめる
ディレクターとして2ヶ月が経過した頃、大型案件の統括ポジションを任されます。
「この案件次第で、月額固定もありえます」
そんな話を心の支えに、1ヶ月に70本×3ヶ月という大型案件に臨みます。
ここから一気にスキルも収入と跳ね上がるのです……
とはならず、
毎日夜中の1時、2時まで記事のチェック。
統括として、全体の進捗管理やクライアントとのすり合わせの日々。
気づけば、スマホの着信音だけでも
「なんだよ、うるせぇな!!!」
と、ストレスになるほど心がすり減っていきました。
さらに、
ライターさんの離脱や、教育の不手際により進捗が大幅に遅れてしまう事態に陥るのです。
最終的には、事実上のクビといえる状態になり、大型案件から身を引くこととなりました。
この時、時給800円。
フリーランス1年目を振り返ると
収入は上がったものの、とても続けられないと判断し、ディレクション案件自体の契約終了を申し出ました。
こうして、時給ゼロ円からスタートしたわたしのフリーランス1年目は幕を閉じたのです。
どん底を味わった1年目から、兆しが見え始める2年目については、次のnoteにバトンを引き継ごうと思います。
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