はじめまして、管理栄養士のSaayaです。

数年前、肌がニキビに埋め尽くされ痛々しい程に真っ赤になってしまった私の肌。
ありとあらゆるサイトを見て、肌にいいと言われている製品を片っ端から試しては、あれでもないこれでもない…鏡を見ても自分の肌にしか目がいかず、

「どうして私だけ？」

毎日鏡に映る自分の肌に絶望する度、いつしか鏡に映る自分そのものが、嫌いになってしまいました。

友達との約束も、大好きなメイクやファッションだって、肌を気にして全力で楽しめない。どんどん自分が自分じゃなくなっていく。つらい、でもこんなこと誰にも相談できない……

毎日泣いていた私は、何気ないおばあちゃんの一言でスキンケアへの意識が一転します。

「今は、一旦肌を休めてみたら？」

今思うと何でもなかったこの言葉は、当時肌にアプローチをかけることでしか治らないと思ってた私には衝撃だったんですよね。

いつからニキビはスキンケアの成分でしか治らないと思い込んでしまったんだろう？
他のあらゆる傷は、自然に治っていくのに。

そこから私の「元の肌の力を取り戻すケア」の試行錯誤の旅が始まりました。
この【スキンケア完全版BOOK】では、何をしても治らないニキビ肌だった私が、考え方を変え、根本から肌改善できた方法を全て公開します。

あの時誰も教えてくれなかったこと。
誰かに教えて欲しかったこと。
私が悩んだ過去が、今悩む誰かの【勇気】になりますように…🕊

1章．自分の肌質を知ろう

「あなたの肌質は？」と聞かれて、パッと答えられるでしょうか。
また、自分が思っている肌質は、本当に合っているでしょうか。
自分の肌質を知ることで、スキンケアアイテムやベースメイクアイテムを選びやすくなります。

この章では、その疑問を晴らしていきたいと思います。

肌質は大きく分けて4種類。それぞれの見分け方は？

ニキビに悩む方は、自分では乾燥肌・脂性肌と思っている方が多いです。
しかし、ここで気を付けて頂きたいのが、乾燥からも皮脂が出る ということです。

私は肌荒れに悩んでいた時、常に顔がテカテカしていて、自分は脂の多い脂性肌だと思い込んでいました。
しかし実際は、頬は乾燥していて・Tゾーンはテカテカして毛穴詰まりがあるインナードライ（混合肌）でした。
肌は繋がっているので、頬が乾燥していると皮脂腺の多い鼻や額から皮脂が出ます。

自分の肌質を知る為には、夕方に部分ごとの肌の乾燥具合・皮脂量を確かめてみて下さい。
正しい肌質を知ることが、肌力を上げる第一歩になります。