きー

新聞記者→Webライター→コラムニスト。大好きな音楽について、心打たれたバンドや曲を超…

きー

新聞記者→Webライター→コラムニスト。大好きな音楽について、心打たれたバンドや曲を超個人的な観点から発信していきます。 趣味でバンドをやってます。音楽好きな皆さんと仲良くなりたいです。

最近の記事

拝啓ジョンレノン。「Love&Peace」は私たちのすぐそばに

「Love&Peace」 数多のミュージシャンたちが口にした魔法の言葉。 私の大好きな言葉。 年を重ねるたびに、「Love」の定義も「Peace」の定義も広く受け取れるようになっていく。 国境を越えて、人種を超えて、宗教を超えて、性別を超えて、肉体を超えて、魂で混ざり合う世界を夢想する。 開戦前夜、いつものように愛を確かめ合ったあの空間が、忽然と吹き飛ぶ恐怖。 たったの一瞬で日常が奪われていく喪失感。 怖かっただろうなぁ 苦しかっただろうなぁ 今でも続く彼らの不安を、平

    • 神聖かまってちゃんを聴いて絞りだした勇気で教室のドアを開けていた時の話

      昨日の夜 駅前TUTAYAさんで 僕はビートルズを借りた セックスピストルズを借りた ロックンロールというやつだ しかし何がいいんだか全然わかりません 神聖かまってちゃん/「ロックンロールは鳴りやまないっ」 高校一年生の春。 ロックにハマった。 人生15年目にして初めて聞いた本格的なロックサウンドは、RADWIMPSの「おしゃかしゃま」。 RADWIMPSをきっかけに強まる探求心は、まるで仙豆を食べながら走り続けているウサイン・ボルト。 超スピードで飽きることなく音楽の世

      • 【歌詞50選】このワンフレーズに震える!HSPが選ぶ鳥肌立ちすぎて風邪ひくパンチライン50選

        感動しやすい自分の性格を棚に上げて大層な記事タイトルにしてしまいました。。 心が不安になるニュースが飛び交う時代に、音楽好きの私たちにできることは、アーティストの言霊をお守りに普段通りの生活を送ることです。 バンドマンの特権は、普段は言えないような「クサい言葉」でもメロディに乗せてなら口にすることが出来る点。 今回はメロディ、リズムを度外視し、「その言葉、そのセリフだけを聴きたい」と思う曲の1フレーズを紹介します。 この記事を通じ歌詞というお守りに出会うきっかけになれば幸

        • 「俺は、車を降りたアイルトン・セナと呼ばれている」/スピードを求めて真心ブラザーズを聴く金曜日

          ここ最近何かで聞いた本記事タイトルのセリフがふと頭をよぎった。 お笑いだったかな。 「じゃあ普通の人じゃねーか」、そんなツッコミが続いたような気がした。 最近、書きたいことが増え、自身の執筆速度では思いついたその日に全てを文章にすることが難しい。 こういう時は大抵、「影分身ができたらな」とか「カイリキーになれたらな」とか、そんな空想に耽りがちな私。 フィクションでは現実を乗り越えられないことなんて、宿題を放置して絶望した小学4年生の夏休み最終日に学習済みなのに。 どうしよ

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          RADWINPSに感染して

          今日はただ私の好きなものの話。 ちょっとした自分語りを。 RADWINPSとの出会いはガラケー私がRADWINPSと出会ったのは、16歳の高校1年生の時。 高校生になったと同時に初めて携帯を買ってもらった。 当時はガラケーが主流。 自分の携帯が手に入ってすぐ、既に携帯を持っていた姉に進められるがまま着メロサイトから適当な楽曲をダウンロードした。 「デフォルト着信音じゃダサいから」と、そんな理由だった気がする。 好きなアーティストも曲も特になかったので、何となくサイトの

          RADWINPSに感染して

          「『神っぽいな』って曲、神じゃね?」/"神曲″は誉め言葉か否か

          ピノキオピーから2021年9月に発表されたボカロ曲「神っぽいな」が"神”だと話題だ。 「神っぽいな」は、なんでも「神っぽい」と形容してしまう現代の感性を揶揄した曲。 しかしこの曲も例にもれず"神”だと評価され、なんとも皮肉の利いた現象が起きている。 「神」とは「神対応」「神ゲー」「神曲」など、「すごい」「立派」の派生形として使われる「神」は、対象に対する最大限の評価を示す言葉として、ここ数年でかなり頻繁に耳にするようになった単語だ。 「ナウい」「チョベリグ」「アゲ」などに

          「『神っぽいな』って曲、神じゃね?」/"神曲″は誉め言葉か否か

          Adoの「うっせぇわ」に見る日本の若者の精神的変遷とロックへの期待

          2月12日、3連休2日目。 折り返し地点を迎えたこの連休も、コロナ禍情勢ゆえに外出はできず、ただただ家に引きこもるだけの時間が続いている。 昔なら発狂ものだったこんな行為も、今やネットが現実世界を侵食する勢いでエンタメもろもろを引き連れ"楽しいデジタル世界”を拡張させており、交流手段もすべて携帯やパソコンを通じてできるとあらば、「引きこもり」という単語に10年前ほどの嫌悪感を抱くことも無くなった。 "ニューノーマル”な価値観今や「引きこもり」が正義とされる時代。 新時代にお

          Adoの「うっせぇわ」に見る日本の若者の精神的変遷とロックへの期待

          ドレミファソラシド…なぜ7音なのか

          なぜ音階は7音なのか。 ふとそんな疑問を持った。 ド レ ミ ファ ソ ラ シ   オクターブが変わってまた、 ド レ ミ ファ ソ ラ シ  今日は音階が7つの音(半音も入れれば12の音)で区切られている理由を探ってみたい。 音は周波数周波数が倍になると1オクターブ高くなります 音について調べているとこんな記述を目にした。 ピアノの調律やオーケストラのチューニングの際の基準音となる音は440Hzの「ラ」の音だそうだ。 つまり基準音「ラ」のオクターブ上は880H

          ドレミファソラシド…なぜ7音なのか

          問題発生です/ドミコにみる2ピースバンドの新境地

          先日書いた、2ピースバンドThe white stripsの記事に続き、今回は邦楽で注目の2ピースバンド「ドミコ」について紹介したい。 ドミコ(domico)埼玉発、2011年結成のドミコ。 ギターボーカルのさかしたひかるとドラムの長谷川啓太の2人からなる2ピースロックバンドだ。 2014年に初の全国流通盤ミニアルバム「深層快感ですか?」をリリースし、2016年リリースの初フルアルバム「soo coo?」にてメジャーデビュー。 その後はFUJI ROCK FES’17、’1

          問題発生です/ドミコにみる2ピースバンドの新境地

          至高の2ピースバンド、The White Stripsのススメ

          リズムギター&ボーカル、ドラム、ベース、リードギターを基本とするバンド編成。 パートが増えるごとに曲の厚みは増し、より豊かなサウンドを構築することが可能だ。 しかし、ユニット編成の最小単位ともいえる2ピースバンドでも、非常に迫力あるサウンドを鳴らすミュージシャン達が存在する。 今回は、数ある2ピースバンドの中からホワイトストライプスにスポットを当て、彼らを聞く上で外せないマストソングを紹介したい。 The White Strips(ザ・ホワイト・ストライプス)アメリカデトロ

          至高の2ピースバンド、The White Stripsのススメ

          「東京」という曲の名曲率の高さ③ 毛皮のマリーズ、サニーデイサービス編/東京をテーマとしたコンセプトアルバムの名盤

          本日は、「『東京』という曲の名曲率の高さ」の最終章。 毛皮のマリーズ「弦楽四重奏曲第9番ホ長調『東京』」とサニーデイサービス「東京」についてご紹介。 ともにアルバム単位での名曲として聴きごたえタップリの作品だ。 「東京」という曲の名曲率の高さ① 銀杏BOYZ/くるり編 「東京」という曲の名曲率の高さ②=きのこ帝国/BUMP OF CHIKEN編 「東京」という曲の名曲率の高さ③=毛皮のマリーズ/サニーデイサービス編←本記事 毛皮のマリーズ「弦楽四重奏曲第9番ホ長調『東京』

          「東京」という曲の名曲率の高さ③ 毛皮のマリーズ、サニーデイサービス編/東京をテーマとしたコンセプトアルバムの名盤

          「東京」という曲の名曲率の高さ② きのこ帝国、BUMP OF CHIKEN編/既存の"東京″に対するカウンター

          前回に続き、「東京」と名の付いた名曲をご紹介。 第2弾はきのこ帝国の「東京」とBUMP OF CHIKEN「東京賛歌」をピックアップ。 ともに、「東京」に対するある種のカウンターソング的側面を持つ曲となっている。 「東京」という曲の名曲率の高さ① 銀杏BOYZ/くるり編 「東京」という曲の名曲率の高さ②=きのこ帝国/BUMP OF CHIKEN編←本記事 「東京」という曲の名曲率の高さ③=毛皮のマリーズ/サニーデイサービス編 きのこ帝国「東京」 きのこ帝国は、2007年

          「東京」という曲の名曲率の高さ② きのこ帝国、BUMP OF CHIKEN編/既存の"東京″に対するカウンター

          「東京」という曲の名曲率の高さ① 銀杏BOYZ、くるり編/"東京"の持つ郷愁性

          日本の首都、東京。 経済活動の中心地、若者にとっての夢追い場。 今日現在、夢の終着(執着)点であった東京にかつての面影はなく、猛スピードで世界を侵食していったコロナ禍によって、精神的成長の果てに「あの頃は若かった」と恥ずかしながらも東京を懐古する、そんな機会すらも奪われてしまったように感じるが、これまでの東京が"情緒のたまり場”であったことは確かだ。 こと音楽においてもそんな東京を舞台とし、それを冠した曲があらゆるバンドから発表されている。 そして、それらのほとんどが高確

          「東京」という曲の名曲率の高さ① 銀杏BOYZ、くるり編/"東京"の持つ郷愁性

          「スイーツソング」ランキング(Rakuten music)、バレンタインといえばあの曲じゃない?

          「バレンタインデー」に合わせ、楽天グループが運営する定額制の音楽配信サービス「Rakuten Music」から、タイトルに「スイーツ」の名前を含む楽曲のオリジナルランキングが発表されました。 2021年の年間再生ユニークユーザー数でランキング化したようです。 順位はこちら! 1位はAKB48「恋するフォーチュンクッキー」 人気が根強いなぁ。 ふと気になって調べたらリリースは2014年。 そんな前だったっけ?8年前ってなんか信じられないです(笑) YouTubeにUPされ

          「スイーツソング」ランキング(Rakuten music)、バレンタインといえばあの曲じゃない?

          「DO YOU LIKE ME」(銀杏BOYZ)から受けた衝撃と音楽の"濃厚接触”のあり方についての雑感

          コロナ禍におけるロックバンドのあり方について考える。 マスク、フェイスシールド、アクリル板… これまでになかった「生活必需品」が見事なまでに浸透し、生活に根付いた2020年。 あらゆるものが変化した2020年だが、それはロックバンドにとっても同じだ。 インディー・メジャー問わず、ロックバンドの生命線ともいえるライブシーンが消失し、動員制限、オンライン配信とこれまでにない表現の形を模索した1年に。 そんな2020年の10月21日、銀杏BOYZはYouTubeにて「DO

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