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塩で媒染してみる

前回バタフライピー染めをした際に、塩で媒染されている方がいたので真似してみたところ、染液の色がほぼそのまま絹の糸に入ってくれて感動しました。

いつもいつも、なるべく濃く染められたらいいのにと悩みながら染めていましたが、この塩媒染が有効なのだとしたら大発見です!

ということで本日は月桃染め(完全に沼にはまってます)で絹の糸を塩媒染してみます。

染液は6日前に抽出&染色をしたものを冷蔵保存していたので、そちらを温めなおして使います。

染液は冷蔵庫に入れておけば1ヶ月程もつらしいです。

700mlありました。

糸はひとつ2g×4個。いってらっしゃーい!


10分煮込みました。


すでに色が入ってますが、もう少し染み込んでほしいので蓋をして待ちます。

1時間後。

一度糸を取り出してみました。こんな感じです。


染液に塩9gと糸を入れ、また放置します。

2時間後。


絞ったらこんな感じになりました。

1日部屋干しで完成。

ムラがすごいですね…まぁご愛嬌ということで。

以前ミョウバンで媒染したのがこちら。


うーん、どうでしょう。

そんなに変わらない。

むしろミョウバンの方が濃ゆい氣がする。

むむむむむ。

ちょっと期待しすぎていました。

でも他の植物で試す価値はあるように感じるので、今後も塩で媒染することについて勉強していきたいと思います!

そもそもなぜ塩なのか、その原理とは?
難しいので、先輩方の記事を貼らせていただきます。


めでたしめでたし。

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