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去年からヘチマを育てています。

去年ヘチマ部という部活に参加し、種からヘチマを育てました。
目的はヘチマスポンジを作るため。
食器洗いをする時に市販プラスチック製のスポンジを使うとマイクロプラスチックが流れ出てしまうことを知り、
植物性のセルローズスポンジを使ったりもしましたが、自分で育てたヘチマスポンジを使うってどんな感じだろうと、
それまで植物を育てるのが下手くそだったわたしができるのかなと半信半疑でしたが、
やってみたいという好奇心が勝ったのです。

立派なグリーンカーテンができてリビングの日差しを和らげてくれたり、
猛暑のせいか花がなかなか咲かないという問題があったり、
台風でグリーンカーテンが倒壊してしまったりといろいろありましたが、
無事にヘチマを育てることを楽しんで、スポンジを作ることができました。


植物を育てることは成長を見て楽しむことができたり、癒されたりもしましたが、
子育てと似ているなと思ったりもしました。


なかなか花が咲かないことを心配したり、他のうまく育ってるものをみて焦ったりうらやましくなったり。

土とか環境とかみんな違うから違いが出て当たり前なのにどうしてこんなに心配になったり、焦ったりするのか。
植物を育てることは自分を知れることなんだなと思いました。
自分の弱い部分を見たような気持ち。

ヘチマを育てるのが2年目の今年は去年の経験を活かして、上手く育てられているかと思えばそうでもありません。
去年より芽が出るのも遅かったし、花が咲きはじめるのも遅かった。
おまけに地植えにチャレンジしてみたものの、なんだかプランターのヘチマよりひょろっとしています。
去年の土を間違えて混ぜてしまったのか(連作障害)、土が酸性よりで土づくりがうまくいかなかったんだと思います。


思っていたのと違うな…というのがあるけれど、
二年目の心の余裕なのか、
「まあそんなこともあるか」と去年よりも焦りがありません。
よくこどもの2人目を育てる時は心の余裕が少しあると聞くのってこういうことなのかなと思ったりしています。
一度経験してみて、そううまく行かなかった経験があるおかげか、
まあそういうこともあるよねという気持ちでいます。
こんな風にうまくいかなかった時の耐性ができたりするから失敗も悪いことじゃないですね。

経験ができてよかった。

果たして今年はヘチマスポンジが作れるか、作れなくても過程を楽しみたいと思っています。

台風で倒壊した去年のグリーンカーテン。
今年のハプニング、ネキリムシという虫に
根を切られる事件がありました。
今年は芽が出るのが遅かった。


この前やっと一つ目の花(雌花)が咲きました。

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