よーよーちぇけら
私はなぜだか定期的にラッパーになる夢を見る。
周期は大体半年に一度ほど。
この夢の中で、私はいつも挑戦者を相手にフリースタイルラップバトルを繰り広げるのだけど、これが才能に溢れまくっている。
呂布カルマもR-指定もエミネムでさえも勝てない。
嘘だと思うなら一度私の夢の中に見に来てほしい。
どこかのストリートでやっている。
現実で見つからない才能の花が、よもや夢の中で咲き誇るとは。
韻を踏みまくっている。
韻しか踏んでいない。
地面を踏まずに韻を踏んでいる。
地面を踏まずに韻を踏んで、これまでの人生を彼女は、夢の中の私は、歩んできたのだろう。
起きた時に、このラップの内容を覚えていたら
YouTubeにアップして、さっさとジャスティンビーバーに見つけてもらう予定なのだけど、毎回勝ったことしか覚えていない。
ラップをアップする日はなかなか訪れない。
ラップをアップ。
こんな、ラップを始めて5分みたいなレベルではない。
音楽のジャンルとして、ラップを聴くわけではない。
もちろん、嫌いなわけではないが、好んでラップは聴かない。
というか基本的に男女問わずアイドルソングしか聴かない人間なので流行りの歌も何も知らない。
なぜこんな夢を見るのか。
そうか、爆発寸前なのか。
たしかに、抗議するなんてこと滅多にないし、不満も何もかも溜め込むタイプだ。
とりあえず、ジャスティンビーバーに見つけてもらって爆発的に拡散され広告収入を得る必要があるので、それまで終わったら、上司に異議申し立てしようかな。
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