もうすぐ高校生活が終わる話

今日は火曜日。
すなわち、あと3日で私の高校生活が終わる。
長かった気もするけど、合格発表の日を鮮明に思い出せるあたりきっとあっという間だったんだな、と思う。
折角だから3年間の振り返りを記してみることにする。

この3年間、私が何をしていたのか。
簡潔に言うと、"部活"と"勉強"。時々"遊び"。
まあとにかく忙しい、そんな日々だった。

長い授業が終わるとすぐさま部室へ向かう。
日が暮れ、夜になっても練習。
3時間強の練習がようやく終わり、始まるのは部室でのダラダラお喋り。
誰と誰が付き合ってるらしいの噂話、なんとか先生がさ~という愚痴、人気の俳優の新ドラマの話に、スタバの新作が美味しそうという話も。いたって普通の女子高生らしい会話。
まあなんといってもこの時間が毎日本当に楽しかったのは言うまでもなく。
最終下校時間になりバタバタと部室から出て各々帰路に着く。向かうのは家、ではなく塾。
ここから2時間程度勉強をして、家に帰るのが22時過ぎは当たり前。
そして1日が終わっていく。そんな3年間だった。

正直まあ忙しかったし、辛い時ももちろんあった。
インスタで見る他校の子みたいに、放課後に渋谷やら原宿やら、スタバにだって通いたかったし、バイトでお小遣い稼ぎまくりたかった。そんな日々を送る高校生が羨ましかった日はたくさんある。

まして、大事な大事な最後の1年がコロナでハチャメチャに。3年間の集大成とも言える総体(いわゆる引退試合)は中止、3ヶ月の休校、行事の総倒れ。
全てを奪ったコロナが本当に本当に憎かった。


だけど、それなのに、この3年間を振り返って、何だかんだで幸せな毎日だったなって思う瞬間のほうが多いのが不思議なんだよね。

きっとそれも、周りの友達に恵まれて、みんなにたくさん刺激をもらって、辛い時は励まし合って。
そんな毎日だったから、ここまで来ることができたのかなあ、と。やっぱり人はひとりじゃ生きていけないってこと。



こんなに真剣に何かに取り組んで、悩んでもがいて、仲間や自分の成長を一緒に喜んで。
この経験は絶対これからに生きてくる。
そう心から信じられる3年間を過ごせた、と私は自信を持って言える。これってめちゃくちゃ凄いことだと思うし、そんな自分を誇らしくも思う。


いつかこの忙しすぎて大変だった日々を、笑いながら振り返ることができる時が来るのであれば、その時はきっと、

最高の高校生活だった。

と胸を張って言える、そんな3年間になったと思う。


ありがとう、私の高校生活。
ありがとう、私の青春。

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