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タイの古都チェンマイ到着 (タイ・ベトナムほぼ女ひとり旅行記vol.5〜チェンマイ1日目〜)

これはタイとベトナムを12日間弾丸ほぼ女ひとりで旅した記録です。



さよならバンコク、ドンムアン空港へ


3日間堪能したバンコクを離れ、今日から古都チェンマイへと移動する。
深夜特急の沢木さんのように行き当たりばったりの乗り合いバスで移動したい気持ちは山々だけれど、
今回は時間が限られている。ぐっとこらえて、ここは飛行機で移動しよう。

1日だけ泊まったかわいらしいホステルの周りを、朝、軽く散策して、
ARL(エアポートレイルリンク)とバスを駆使し、
国内線が飛ぶドンムアン国際空港へ向かう。

ホステルの入り口にあったかわいいオーナメント
おしゃれでお高めなカフェが多いシーロムエリア
お供え用?よく見かけたカラフルなお菓子たち

スーツケースもあるしGrabを使ってしまったほうが格段に楽だけれど、
公共交通機関のほうがかなり安上がりだ。
バスはバンコクに来て初めて使う。

旅行者のほとんどが使っていると言っても過言ではないユニクロのショルダーバッグと
雑貨屋でみつけた虎トート
バンコクのバス停。バスが近づくと上のモニターに表示されるみたい。


ARLの駅を降りて、ドンムアン空港行きのバスが来るはずのバス停にて待つ。
も、やはりなかなか来ない…。
予想はしていたけれど、飛行機の時間がある分焦りがつのる。
他の路線バスはもう何度も通り過ぎて行くのに、
空港行きだけが来ない。
40分近く待ってやっと来たバス。
私以外に乗客は1人。
もともと利用数も少ないから本数も少ないのだろう。
小銭入れか、銀色のジャラジャラした細長い棒を持ったおばちゃんに料金(50BH=200円)を支払い、チケットであろう青の印字がされた紙をもらう。

途中、高速道路のような、車が皆びゅんびゅん飛ばす幹線道路で、
車の荷台に子どもたちが風を浴びながら座っているのを見かける。
バンコクで何度も見かけた光景だ。
日本だったらきっと即捕まるけれど、
なんだか気持ち良さそうで私も乗ってみたくなる。

タイのスタバのかわいいお姉さん


無事、予定した時間ギリギリでドンムアン空港へ到着。
チェックインを済ませ、出発までしばし時間があるのでスタバへ。
そういえばタイのスタバは初めてかもしれない。
日本には無い、パッションフルーツや、ドラゴンフルーツを使った色鮮やかなスムージーの写真やイラストが至る所にあって、期間限定で推しているらしい。
お姉さんにおすすめを聞くと、やはりそのSunshineスムージー的なトロピカルハピネスな名前のそれで、迷わず決定。

タイ語で名前を書いてくれた。読めないけどかわいい。

「名前は?」
と聞かれ、あ、これ海外のカフェのやつだ!とテンションが上がるのを隠しながら
「ゆかりです」
と答えると、発音が珍しいのか、
「まあ!かわいい名前!」
と、こちらまで嬉しくなるような弾けるような笑顔をくれた。


この旅でかなりお世話になったタイエアアジア


路地の入り組む古都チェンマイ


無事チェンマイ国際空港へ到着し、空港のタクシーにてホテルまで。
今日泊まるホテルは四角くお堀に囲まれた旧市街にある場所。
旧市街の細く入り組んだ路地を、大きめの車でうまく通り抜け、
無事到着。

こぢんまりとしているけれど清潔で、建物の真ん中には小さなプールがあって吹き抜けになっている。
気持ち良く過ごしやすそうなホテルだ。
部屋のインテリアもかわいくて、安いのに広くて得した気分。
(3600円くらい/泊)

泊まったホテル「33Poshtel」
左側にはテーブルとソファも
悪い夢を喰ってくれる夢喰いバクの絵(多分)


荷物を置き、ホテルの近くを散策。
近くに気になっていたアートセンターがあったのでちょっとそこまで。
入り組んだ路地の途中に突如として現れる大きく垢抜けた建物。
ちょうど織物の特別展示をしているらしい。

Kalm Village Chiangmai
レセプションで昼寝をしながら迎えてくれたねこさん
ひとつひとつ手作業で織られた布たち。思わず見惚れる。
なんだか惹きつけられた言葉「文化や伝統を守りつなぐことが新たなものを生み出す」

展示のほかに、工芸品が購入できるいくつかのショップをのぞき、
ちょっと疲れたので中のカフェでひと休みをした。

カフェのインテリアもかわいい
オリジナルカフェラテとスコーン

このオリジナルカフェラテがまた美味しい。
濃厚なミルクに濃いめの香り高いエスプレッソがよく合っている。
スコーンもバターが香るしっとりとしたおいしさ。

思った以上にのんびりとした時間を過ごし、
このままこの場所に根を張ってしまいそうな重い腰をあげ、
なんとかホテルへ帰還。


夕暮れまで時間はまだあったけれど、なんだか身体が少しだるい気がして、
あとはホテルでのんびりすることに。
旅先でこういう時に休むか休まないかがそれ以降の旅の質を左右することだってある。無理は禁物。

ホテルのベッドで明日からのひとり作戦会議をしたり、
映画を見たり、ここ数日の日記をのんびり書いたり、
旅先での贅沢な時間を過ごしていたら、
いつの間にかチェンマイの夜は静かに更けていった。



タイ・ベトナムほぼ女ひとり旅行記、次回は🇹🇭チェンマイ2日目街あるき編!→

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