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最近のこと

昨夜は何年ぶりだろうか、美しく光り輝く月に見惚れ、しばらく窓から眺めていた。

この1ヶ月はとてもめまぐるしく、感情の揺らぎも多く、少々疲れていた。

母の入院、これからのこと。

痛みやだるさが波のように訪れる母の背中をさすり、痛みよ飛んでいけ、どこかへ飛んでいけと何度も心の中で反芻していた。
入院してから痛みは少し和らいだようだが、面会した時の表情は暗く、笑顔はなかった。

徐々に考えることや、物事を忘れてしまう母。
母の不安な様子に、「もっと元気になって」、「今のままじゃダメじゃない」と、以前のような明るく笑い話す母の姿を探し求めていた。

「ごめんね、ごめんね。」

私は母と、きちんと向き合うことができていなかった。

「明るく元気に笑顔を絶やさぬ私であれ」


次に会うときには、その姿を母に見せたい。


タイムリーに手にしたマリさんのエッセイ。
綴られた言葉に胸を打たれる。
雲を纏った中秋の名月。
深い感動とエネルギーをもらった。

雲を纏う中秋の名月

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