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ハプニングが起こったときこそ力の見せ所

仕事をしていて自身が常に気をつけていることは、ミスをしたときのリカバリーをスムーズに適正に行うことです。

ミスをしないように仕事をしていても、やっぱりミスは起こるもの。

仕事はどんなに準備をしてもなにかが起こるものと思っているので、ハプニング自体に驚きはしますがうろたえずすぐに切り替えて対策を考えるようにします。また他者が起こした場合でも同様です。

どうしてミスをしてしまったのか、ということはすべての対応が終わってから考えることで、周りも当事者も進行中はそこで止まることなく、再度軌道に乗せることの方を考え行動するのがハプニングが起こってもスムーズにゴールにたどり着ける秘訣だと思います。

仕事上のことだけではなく日常でも「失敗したな」ということはあるけれど、とにかく慌てないことです。
そのときの感情に任せてリアクションしてしまうと、自分も周りも不安感が必要以上に上がってしまいます。周りに大げさな人がいたり、他人のスキャンダルが大好きなおしゃべりな人がいる場合は特に注意です。
必要以上に物事を大げさにされる場合がありますので、そう認識している人にはできるだけ何も話さない方がいいと思います。
誰かの助けが必要な場合は、人を選んで信頼できる人にだけ話しましょう。
自分では抱えきれず誰かに共有したくなったり、不安な気持ちを話すことで和らげたくなりますが人は選びましょう。

もとい、ミスは起きるものです。
起こったときに投げ出してしまったり、フリーズしてしまわずに、物事を前にすすめられる人が仕事ができる人だなと思います。

私がチームを見る上で、ジュニアはまだ事の大きさや影響力を正しく判断する情報がないためタイムリーにリーダーや上司に報告ができるようになることを望みます。
ミドルはハプニングが起きたあとに提案できるというレベルを望みます。
また同時に「リスクヘッジも入れてプランニングする」ということもできるようになることも目指します。
シニアになると自身の判断で結果を出すということになりますが、事によって報告、連絡、相談のタイミングが図れるという判断能力も必要だと思います。と、このようにレベルによって判断基準を設けて育成を考えます。

仕事でも日常でも、ネガティブなハプニングが起こったときこそ、人間力、仕事力の見せ所です。

ミスはしたくないと思う緊張感の中仕事をしますが、起こってしまった時はむしろ一瞬緊張感を緩めて、「たかが仕事」と思うこと。
人の命が関わる場合でないものは、大抵どうにでもなります。
リードしてる人によってものすごくシビアに張り詰めているようなシーンもありますが、私としてはそうゆうときこそ、どーんと構えたいものです。

自分がリードしてる場合、他者がリードしてる場合、色々な状況がありますが、どの立場でも同じ心持ちで対応しています。
上司がいても、部下に対しても、ハプニングが起きたら対応策をすぐに考えて、周りに「大丈夫」と言うようにしています。
そうするとパニックになってたり、シリアスになってたりする人も少し安堵し冷静になるのです。

ただ、「わぁ!!!」とパニックになっても、それを周りが助けたい!!!と思って動いてくれる場合は、それはそれで素敵な人ですよね。

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