ペンギンハイウェイ

映画館でフライヤーを見てからこれは観ないと、と思っていたが、中々タイミングが合わず観れなかったペンギンハイウェイがNetflixで配信されていたので早速観た。

元々原作を読んでいて、あの文章をどう視覚化するのだろうと楽しみにしていた。森見登美彦さんの本はいつも私を現実逃避させてくれる。高校の時、授業の間の10分休みに少しずつ読むのが好きだった。10分という少しの時間でも教室という空間からどこか遠くの世界に連れてってくれるようでその時間が大好きだった。

アオヤマ君の家族はとても平和で理想的な家族。羨ましい。お母さんは優しさの塊みたいで妹もそのお母さんに似たのかな。お父さんは真面目でいつも手帳持ち歩いてメモしてそうな、でも堅苦しくない柔らかい人。アオヤマ君はお父さんにそっくり。ちなみにお父さんの声優が西島秀俊さんで、あの落ち着いた声、とても癒された。いつも何か考え事してるようなお父さんとアオヤマ君、いつも楽観的でふわふわしてる、お母さんと妹。対照的だけど、しっくりくる家族で素敵だった。アオヤマ君をみてるともうちょっと小学生の頃に勉強しておけば良かったなとおもった。方眼ノートの使い方が理想的。見習わなければ。

そしてなんといってもアオヤマ君とお姉さん。お姉さんが君って言うの好きだな。最後の方は2人の関係性が年齢とか関係無く、対等に描かれていて良かった。たまに小学生男子が年上のお姉さんにドキドキしちゃう感情が垣間見えてまたそれも良かった。お姉さんの家に行くところとか。 最後はもちろん号泣。2人がまた出会えるといいな。本もう一度読もう。

怒りそうになったらおっぱいのことを考えるといいよ。byアオヤマ君

全人類がこう思えば平和な世界になりそう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?