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3Dセルフ・インタビュー(自己の定点観測)の2023年を振り返る

 2023年の12月の3Dセルフインタビューも終わったので1年の変化を振り返りたい。

 大きく振り返るにあたって、3つの指標を設けた。

①おちつき:どのくらい自分が落ち着いて自分のペースで活動できているかを表す。ベストなペースを★5、慌てすぎてペースが乱れている状態を★1としている。

②視野の広さ:どのくらい広く自分の状況を見ることができているか。大きな視野を保てている場合は★5、視野が狭くなって目の前のことにかかりきりの状態が★1である。

③状況安定度:状況を自分がどれだけ整理して把握できているかを指す。最も整理できている状態が★5、ごちゃごちゃしていると感じている場合には★1となる。

 また、当時の記録や自分の記憶からそのモデルが生まれる前の一カ月にどのようなことがあったかのコメントを加えてみた。これによって、自分にとってどのような要因がプラスに働きやすく、何がマイナスに働きやすいかを理解しやすくなる。

これを指標の変化グラフは以下のようになる。

 特にさぼったわけではなく、日々のルーティーンに勤しんでいた2,3月に調子を落としていた。
 その後、4月にシンガポールでのアジアンミーティング、5月は大型連休中の錬成会、8月もお盆休み中のプログラム開発合宿と錬成会、10月にはデンマークでのグローバルミーティングと、挑戦的な態度で何かを創り出したり、エネルギッシュな人々と交流して刺激をもらうことで調子を上げる傾向があることがわかる。
 このような機会や挑戦を自ら予定し、そこに飛び込んでいくというのが自分の調子を保つ
 ただし、同時に難しいのは、刺激をもらったときや何かを創り上げた瞬間がピークでそこから落ち始めるということである。

 この定期的な落ち込みに対する対処で例外的にうまくできたのが今年の12月である。

 11月に行き先を見失っている自分のモデルができた後、モデルを何度も見ることで強くそのことを意識し、自分が今後取り組むべきテーマについて継続的に考えつづけるようにした。

 その甲斐あって、これから自分が何をすべきかが見えてきて12月のモデルは非常に安定感のあるものになった。この後、今年の2~3月のように落ち込まないようにしていきたい。

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