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自分軸で考えることを教えてくれたAさんの話

今日は、先輩のAさんと、Aさんを通じて知り合った人たちとで2時間ほどランチをしました。ランチの味を忘れるほど積極的なやりとりが行われ、とっても刺激的な時間を過ごしました。

その前に、Aさんと仕事の打ち合わせ2時間。
その後、Aさんとお茶しながら2時間。

合計6時間も一緒に過ごしました。

最後の2時間、よくAさんが付き合ってくださったと思います。
普段から忙しくされているのに・・。2時間も・・。

お茶を飲みながら自分のことを話したり、それに対するAさんの見解やAさん自身の想いを聞いていると、自分のこととAさんのことを結び付けて何かできないか、という考えに至りました。そこからAさんに対していろいろな提案をしている間、Aさんはじっくり聞いて受け止めてくれていました。

一通り話終えたところで、Aさんから
「サナちゃんのアイディアはよく分かったよ。でも、私のためにどうこうじゃなくて、サナちゃんがどうするか決めてから、それから進めても良いんじゃない?」
と言われました。

さらに、
「サナちゃんは、自分が必要とされることが一番重要なんだね。」
とも言われました。

自分のことを話しているつもりが、話しているうちにだんだん話の軸がズレて、いつの間にかAさんのために何かできないかという軸で話をしていたようです。

そして、私がいつも何かをやめようとするときの口癖
「もう必要がないと思う」
もバッチリ指摘してくださいました。

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私は他者から必要とされなければ自分の存在意義をなかなか見いだせないらしく、よくそう呟いているそうです。

飽き性でいろいろやってみたい方なので、「もう必要がない」を言い訳に、やっていることから逃れようとしている可能性もありますが、、
Aさんに指摘された2点(他人軸で話す+自分で存在意義を見出しにくい)が合わさると、私は自分軸で考える機能が弱いのかもしれないという結論に至りました。

全く自分軸で考えられていないとは思いませんし、たとえ他人軸で考えていても(そうだと自覚していないので)、決断に対して後悔したり、他人のせいにすることはありません。ただ、今のように過渡期にあり迷いがちなとき、すぐに他人軸に救いを求めるクセがあるのかもしれません。

Aさんとはもう5年近くのお付き合いになりますが、私の思考グセや口グセをよく捉えてくださっているなーと、ありがたい気持ちでいっぱいになります。そして、それらのクセをさらりと短い言葉で気づかせてくれました。

Aさんの発した短い言葉は、私が自分で気づくと信じてくれているような関わりで、少し時間が経ってからじんわりと沁みてきます。

自分で気づくこと、人から信じてもらえることで、勇気が湧いてきます。

自分のクセをようやく自覚できたところなので、何か大きな決断をするときに自分軸で考えられるようになるには少し時間がかかりそうですが、その決断の先に何が起こるのか楽しみです♪

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