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「編集とは」。vol.13...編集長の書き置き。

すっかり遅い時間になりました。自主練後にダンスの先輩と長話。色々と勉強になりました。

編集とは。続きです。これまで同様に、月刊誌のさらに情報誌の編集ってことで、具体的な内容になります。

昨日約束した、取材相手が企業の場合についての話になります。

企業であれば大なり小なり、改まった形での取材申し込みが必要になります。

弊誌で私が新たに立ち上げたトップインタビューや、アルバイトスタッフが立ち上げた働く人のインタビューなど、いずれも企業のどういった人をどういった切り口で見せて、何を誌面で伝えるためのものなのかを説明して協力を得ます。

有料の記事広告の場合には、取材先=クライアントになるため、そのインタビューを掲載することで得られるだろうメリットや広告効果についての説明が、より深く求められます。

無料記事の場合にも、なぜそのインタビューをしたいのか、目的がないと読者にも響きませんし、極端な言い方ですが、やるだけ無駄な仕事になりかねません。

読者が知りたいことは何なのか、常に軌道修正しながら、インタビュー中は臨機応変に質問を重ねていく必要があります。

あくまで事前の質問案は案であって、ライブならではの生きたインタビューをすることが求められます。

広告の場合は、インタビューとは言いながら、打ち合わせのような場になることが多いですね。最終的な着地点をどこにするのかが先にあって、その答えを導き出すために質問を用意することもあります。

そうは言いながら、広告のインタビューにもライブ感が生きることがあるのも、仕事の面白みかと思います。例えばクライアント側にとっては当たり前過ぎてPRするほどでもないと思っていることが、改めてインタビュアーが詳しく聞いてみるとなかなかに素晴らしい取り組みだった場合など、記事にすることで企業価値が上がるような内容に仕上がることもあるからです。

全然違う視点ですが、企業風土というものは確実にあって、それを肌でも感じるし、なかなか聞けないような話を聞かせてもらえることもあるので、インタビューやその前段階の打ち合わせは、本当に面白いなぁと、思います。

ということで、今日は前段のみで長くなりましたので、続きはまた明日。

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