遠距離中の彼女(今の妻)に会いに夜行バスで名古屋から広島まで行きました。

快適に寝られるかというと微妙ですが、新幹線の半額程度で広島に行けるのは魅力的です。

夜行バスで困るのは、目的地に朝早い時間に着きすぎてしまうこと。

早朝5時に広島駅南口のセブンイレブン前と言う、駅から微妙に距離がある場所に降ろされます。

広島駅のマクドナルドかリトルマーメイド(パン屋)で朝ごはんを取ろうと思いましたが、どこのお店もそんな早い時間から営業してるはずがありません。

まぁ広島の中心街の方に行けば、何かしらあるでしょう。

広島は、なかなか独特な街のつくりをしていて、まず駅と中心市街が結構離れています。

路面電車が車と並行して道路を走り、大きなアーケード街が碁盤の目状に広がる街の姿は、路面電車が無くなってしまった岐阜の民から見ると眩し過ぎる。

西日本の地方都市ってアーケード街が生きている感じがするんですよね。

銀山町、胡町、八丁堀、本通の繁華街を抜けて、原爆ドーム前まで来ました。

昼間は外国人観光客がガイドさんの解説を聞いている光景が見られますが、早朝なので辺りはランニング中の広島市民くらいしかいません。

原爆ドームは人の立ち入りは勿論できませんが、野良猫は自由に出入りできるようで、野良猫の秘密基地になっているようでした。

近づくと逃げるので、そこまで人慣れはしてない感じですが、定期的に誰かが餌と水をあげているようでした。

よくみるとサクラ耳なので、地域猫として愛されているみたいです。

瓦礫の上で気ままに寝る猫をしばらく眺めてから、朝ごはんを食べれる場所を探しがてら、広島駅まで歩いて帰るのでした。

おわり