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踏切を待っていると……


ふっと……

あの日がやってくる……

お酒とタバコを愛していたあなた

ちょっとした……


事故に合うなんて思わなかったよね

今のわたには……

なんとなくわかる気がする

わたしも、その気持ちが分かるようになったから……


こんな瞬間は、ないだろうか?

踏切を待っている時に、今なら渡れる

わたしの頭の中で、今なら渡れる

今なら……が、何度もループする

彼女も、ループしたのだろうか……

彼女は、行ってしまった……

あれは、事故

わたしは、事故だと信じたい

ただ、止まれなかっただけ……

わたしの中にも、同じことが起きている

ただ、行くことを耐えて……、耐えているだけ……


彼女は、ただ……

心のメーターが振り切れてしまっただけ……


もっと気軽に、渡れると思ったのかもしれない


ずっと頭の中で、メーター振り切っちゃったのね……

と……

誰の身にも起こるり得る

魔の刻……

頭の中で、行けっという声が連呼する

その声に、背中を強く押されることも……

ギリギリで……

彼女のことを思い出しては……

こんな感じだったの……

と、空をあおいで問いかける……


さびしい……

彼女は、繊細すぎただけ


そう、何でも笑い飛ばしてしまう人と思われいたけど……

実は、池の薄氷のように繊細で直ぐに壊れてしまう


心優しく、繊細な人

この季節になると……


踏切の音とが……

悲しくも……


わたしはいるよと

踏切の向こう側で、微笑んでいる錯覚を感じてしまう


さびしいよ……と

彼女のなまえを口にすると……


電車が、その声をかき消してしまう

さびしいよ……


また、いつかね

と……


空をみあげて……





明日も、み~んなコロナに負けず。私たちの生活を支えて頂いている方達に感謝して、うれしくって楽しくって、愛をいっぱい感じて、幸せって感じて、キラキラ輝く希望をもって感謝に満ち溢れる素敵な1日になります様に✨✨✨




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