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自律神経を整える健康法、「爪もみ」のやり方【気功】

「爪もみ」という健康法を紹介します。爪の生え際の横に、「井穴(せいけつ)」というツボがあります。

井穴がある爪の生え際を10秒間つまむだけで、副交感神経が優位になりリラックスします。

副交感神経が優位になると脳も身体もゆるみます。そして、毛細血管の血流が良くなります。毛細血管の血流が良くなる事はすべて気功ですので、爪もみも気功法です。


爪もみは、道具がいらずに場所もとりません。
かかる時間も短く、手軽に簡単にできる健康法です。

何も健康法をやりたがらない私の父が、唯一続けられている健康法です。この記事では、爪もみのやり方と効果について執筆します。


爪もみのやり方【気功】

爪もみ

爪もみのやり方を解説します。

①:親指と人差し指で、爪の生え際の横を押すようにつまみます。

②:一つの指に対して10秒間ずつつまみます。

③:親指から順番に、両手の指すべてをつまみます。


すべての指の爪をもむのを1セットとして、一日に3セットやるのが効果的です。足の爪ももむと、より効果的です。

足の爪をもむのが大変でしたら、マジックハンドなどの道具を使う方法もあります。つまむ強さは、少し強めです。「痛気持ち良い」というのが目安です。

薬指は交感神経を活発にするので、リラックスしたい時はつまむのを避けます。薬指をもむのは、眠気や体のだるさを解消したいときに有効です。


手足の指の爪をもむことで、副交感神経が優位になりリラックスします。その結果、自律神経のバランスが整い、体の不調が改善されます。

また、手足の指は、それぞれ各臓器に繋がっています。気になる部分に対応している指を、長めにもむとより効果的です。


・親指

肺、呼吸器官 (せき、喘息、リウマチ、アトピー)

・人差し指

胃や腸などの消化器官 (胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病)

・中指

耳 (難聴、耳鳴り)

・薬指

交感神経 (眠気、だるさ、うつ、低血糖)

・小指

心臓や腎臓などの循環器 (自律神経失調症、脳梗塞、糖尿病、高血圧、頻尿、不眠、メニエール病)


爪もみの効果で自律神経が整う【気功】

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爪の生え際の横には、「井穴(せいけつ)」というツボがあります。このツボを押すと、副交感神経が優位になりリラックスします。

そのため、爪もみを行うことで、ストレスで活発になっている交感神経を鎮めることができます。その結果、自律神経のバランスが整います。


自律神経とは、呼吸や発汗、血液の循環など、生命維持に必要な機能をコントロールしている神経です。

自律神経は、脳の無意識の領域によってコントロールされています。意思とは関係なく、自動で働いています。

そのため、自分の意思で、自律神経のバランスを整えることはできません。

自律神経を整えるには、自律神経にアプローチできる、爪もみや呼吸法、気功といった健康法が有効です。


自律神経には、交感神経と副交感神経の二つがあります。
交感神経は、体を緊張・興奮させます。副交感神経は、体をリラックスさせます。

この二つが上手く切り替わることで、体が正常に機能します。日常生活をスムーズに送ることができます。


仕事の時は、交感神経が働きます。
交感神経が働きだすと、内臓に送る血液を少なくして、脳や表層筋に血液を多く送ります。

能力を上げて、困難に立ち向かうためです。戦闘態勢です。


そして、仕事が終わって家に帰ってきて一息ついたら、今度は副交感神経が働き出します。
副交感神経が働くと、体の筋肉がゆるみ、毛細血管の血流が良くなります。

血液が毛細血管を通るときに起こる波動が気ですので、気の流れも良くなります。

体の血流が良くなると、その分、脳の血液の量が減ります。そのため、気持ちが鎮まっていきます。副交感神経が優位になっている時間は、脳と身体を休める大事な休息の時間です。


自律神経が乱れているときは、ストレスによって交感神経が活発になっている事がほとんどです。

緊張・興奮しているときは、毛細血管が収縮しています。要するに、体の血流が悪くなっています。人の体は、酸素と栄養が血液によって、体の各器官に運ばれることでメンテナンスされています。

そのため、血流が悪くなると、体が酸素不足・栄養不足の状態になります。また、血流が悪くなると、老廃物が流されにくくなって体に停滞します。

その結果、白血球が上手く働けなくなるので、免疫力が低下します。


以上の事から、交感神経優位の時間が長くなり、血流が悪くなると、様々な体調不良が引き起こされます。

反対に、乱れた自律神経を整えれば、体が本来の自然治癒力や免疫力を取り戻します。その結果、ありとあらゆる体調不良が改善されていきます。

病気になる原因は、自律神経の乱れがほとんどです。そして、自律神経が乱れる原因は、仕事の頑張り過ぎ、睡眠不足、偏った食生活、飲酒喫煙が主です。

健康法を取り入れつつ生活習慣も改めれば、劇的に改善するはずです。


まとめ【爪もみのやり方・気功】

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爪もみのやり方はとても簡単です。

①:親指と人差し指で、爪の生え際の横を押すようにつまみます。
②:一つの指に対して10秒間ずつつまみます。
③:親指から順番に、両手の指すべてをつまみます。

主な効果は、副交感神経を優位にし、脳と身体をリラックスさせることです。


現代人は、ストレスで交感神経が優位になりがちです。
そのため、自律神経のバランスを崩して、体調不良を起こしている事が多いです。

ストレスで高ぶっている交感神経を鎮めるには、爪もみが有効です。爪もみを行うことで、副交感神経が優位になり交感神経が鎮まります。

高ぶっている交感神経が鎮まると、自律神経のバランスが整います。自律神経のバランスが整うと、体が本来の自然治癒力を取り戻します。

その結果、さまざまな体調不良が改善されていきます。


爪もみは、道具が要らず場所も取りません。
行う時間もわずかで済みます。いつでもどこでも出来る、本当に手軽な健康法です

三日坊主の私の父が、唯一6年間も続けられている健康法です。爪もみから健康法をはじめて、ストレッチ、呼吸法、気功、と少しづつ広げていく方もいます。

健康法を生活習慣に取り入れると、今よりも元気に活動することができます。


有料記事 ・気功のやり方【独学】初心者から極めるまで

最後まで読んでいただき、ありがとうございます(^人^)  感謝致します。