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高校生への講和で僕が不安になること

こんにちは。キクブログです。
僕実は年に1回、母校の高校に行って、大学生活のことだったり、高校生の頃自分がどのように勉強していたかを現役高校生に話したりしてるんです。

今年3回目の講和を行いましたが、毎回僕が不安になっていることがあります。そのことを今日は書いていこうかなと思っていま、、、

といきたいのですが、まずは僕がこの講和(母校のイベント)で何を話しているのかをまずは書いていこうと思います。

具体的に何を話しているのか

話していることは主に3つあり、

  • どのような大学生活を送っているのか

  • 大学では何を学んでいるのか

  • 高校生の頃、僕がどのように勉強を行ってきたのか

の3点です。

どのような大学生活を送っているのか

ここでは勉強のことには触れず、サークル活動やアルバイト等、自分がどのような生活を送っているのかを話します。

恐らくこのイベントの母校のねらいとして、「大学生に憧れを持たせ、高校生の勉強のモチベーションを上げる」ことがあると思うので、この内容ではネガティブな表現は避け、楽しい大学生活を送っていることを話します。

ちなみにですが、僕はボルダリングとフットサルのサークルに入っており、アルバイトも某有名チェーンカフェで行っているため、そのことについて話しています。(笑)

大学では何を学んでいるのか

ここで初めて勉強のことに触れます。
僕は数学を専攻しているのですが、高校生はそのことは事前情報で知っているので、大学の数学はどういったものなのか、そして具体的にはどのようなことを勉強しているのかを高校生でも分かるように説明します。(この内容については、また次回以降の記事でガッツリ触れたいなと思っているので、今回は省略します。)

高校生の頃、僕がどのようにして勉強を行ってきたのか

ここでは大学に関することからは一旦離れ、高校生の頃の僕の勉強についての話をします。具体的には、

  • 各科目での勉強方法

  • スランプの乗り越え方

  • 学習計画について

  • モチベーションの維持

  • 苦手科目の克服方法

というようにたくさん取り上げられますが、これらのことについて簡潔に話していきます。

このようにして、約40分×2 で合計70名程の高校生に対して話します。
年に1回のイベントですし、折角母校から大学生代表として指名されているので、へたなことは言いたくありません。

なので僕は資料作成等、それなりに準備をしてイベントに臨むようにしています。ですがしっかり準備をすればするほど、不安になることが1つあります。最後にそのことについて書いていきます。

僕が不安になること

高校生が大学生に対して憧れを持つことはとても良いことだと思います。
ですが僕はイベントの度に、「高校生が僕の真似をしてしまわないか」がとても心配になってしまいます。

具体的には、高校生が、「あの大学生はこう言っていたからなーー」という考えになっていないかが心配なんです。

上述の通り、僕はイベントの中で勉強に関するアドバイス的なことを沢山話します。もちろん、もし勉強に関して悩んでいる高校生がいたら是非参考にしてほしいなとは思ってはいます。しかし同時にそれだけが正解と思わないでほしい、とも思っています。

別の記事でも書いたのですが、高校1、2年生は勉強方法を探す時期でもあります。ある人にとっては正解の勉強方法でも、別の人にとってはその勉強方法は大不正解である可能性も大いにあります。

このことから、高校生には僕の話は正解の話ではなく、この人はこうやったんだな、と1参考程度に聞いてほしいのです。

だから僕は話しているとき毎回、学生の表情と手の動きを気にするようにしています。もし過剰に熱心に聞いていたり、とてつもなくメモを取っている高校生が見えたら、最後に必ず、「これはあくまで1個の例であり、自分に合う勉強方法は他にたくさんあるかもしれない」ことを高校生に伝えます。

今回は母校のイベントについて取り上げましたが、この議題については、別の場面でもたくさん考えられます。

3年程前僕は塾のチューターのアルバイトをしていました。そして僕のことを尊敬してくれ、たくさん質問をしてくれる高校生が1人いました。当時はあまり意識していなかったのですが、今思い返すと、「あの高校生は僕にだけ質問をしていて、僕の意見や考えをそのまま実践していたな」、と思います。そしてそれはとても良くなかったな、と思います。

今ふと思ったのですが、「受験は個人戦ではなく団体戦」という言葉もこの議題に少しつながっているのかなとも思いました。少数の意見を参考にするのではなく、沢山の意見を参考にした方が、そりゃ良いですよね。

みなさんもしかしたら、1人にしか頼らない高校生を今後見つけることがあるかもしれません。その際は是非、もっと色々な人の意見を参考にした上で実践した方が良いことを伝えてみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました!


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