「この人、いつも良いこと言うなぁ」って人がいる。

もちろん人それぞれ好みがある。

全員が賛同する人がいるわけではないが、高打率で良いこと言う人はいる。

僕にとっては、例えば、植松努さん。

彼のTEDでの「思うは招く」という講演は何回見ても同じ場所で泣いている。誰にでも分かる優しい言葉遣いだけど、想いの乗った言葉が鋭く胸を打つ。

あと、起業家なら南場智子さん。
彼女の講演やコラムは飾ってなくて軽快で、でも力強い。チャーミングで絶対に憎めない人だ。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC084PK0Y1A101C2000000/

あと、残念ながらお亡くなりになられたのだが瀧本哲史さんも素敵だ。彼の書籍も素晴らしいけど、noteでも一部公開されている東大での講演がすごい。迫力がある。聴衆を鼓舞しながら同時に優しさも感じる。

最後に浮かんできたのが、実在の人物でなくて申し訳ないが、漫画「宇宙兄弟」のムッタだ。

彼もいちいち良い事言う。しかもサラッと。さりげなく。僕は彼の名言シーンをスクショして残しているマニアなのだが、例えばこんなシーン。

高熱に冒されながらもゴールに向かい歩き続けるムッタ。

響くなぁ。

こうやって挙げてみると、僕にとって「良いことを言う人」の共通項は、全員、言葉に愛を感じる。聞き手に対して愛情を持って話してる気がする。

小手先でなく、魂に近い分、温かさと重さを感じる。

「良いことを伝えよう」なんてことは、これっぽちも思っていないかもしれない。

こう考えると、やっぱりその人の「生き様」や「あり方」が言葉に乗り移るんだなぁと改めて感じた。

日々どう生きているのか、は言葉に表れる。