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クリエイティブの持続寿命:継続してアウトプットすることは難しく、これにより死にけり

今、僕の一人のクリエイターとしての問題点は継続的に番組の企画アイデアを出せないということに尽きる。どういうことかというと、例えばある放送作家は必ず1日に1個は番組の企画を考えてそれをペラ一枚の企画書にすることを日課としている。そうすることで企画のストックを貯めることができるから企画会議がいつ起きても対応することができる。

僕も一時期そうやって毎日何個は企画案を作るぞ!と意気込んでいた時があったけど、途中でどうしても続かなくなってしまった。それで調子が良い時に「ダー」と企画案を考えてパソコンに打ち続けている。次の日になるとまた何も思い浮かばずに呑気に家でゴロゴロするハメになる。

これは良くないことで、継続的にコツコツと企画案を作れた方が良いに決まっている。おかげで少し企画会議が重ねってしまうと僕の企画案はあっという間に使い切ってしまうので、苦肉の策で思いついたような企画案を出すことになり、最終的に自分の評価を下げてしまう。

このアウトプットの継続性で言うと、例えば漫画家や小説家はどうしてもその分量が長いために持続性が試される。瞬発的に素晴らしい文章を書いたり絵を描けるクリエイターは多いが、それを持続できる人は少ない。

done is better than perfectとは僕の好きな言葉なんだけど、「完璧であるよりまずは終わらせろよな!」という意味。つまり、クリエイティブの持続寿命が尽きてしまって死ぬクリエイターは多い。

幸いにもテレビ作家は瞬発的なクリエイティ寿命で食いつないでいけるし、むしろ瞬発力の勝負だったりする。持続性が必要ないから僕にも生きていけるチャンスがあるのだけど、これに持続性がついたら強いだろうなと思う。

で、そういう人は多分結構いる。この辺は例えば習慣とかモチベーションの話になってるくるんだけど、とにかくこのクリエイティブの瞬発性と持続性を考えた上で、自分がどっち向きなのかは考えてみる価値があると思う。

結局、好きだったら持続性も付いてくると思われがちだが、そういうわけでもく、好きだからこそ持続性をいかにつけていくかも考えていかないといけない。才能が持続性に負けてしまうケースが多々ある。好きを仕事にするだって難しい。


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