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群馬(伊香保温泉、高崎)旅行レポ1日目

先日群馬に観光してきたのでレポートを上げたいと思います。正直ちょっと地味な印象があった群馬ですが結構満喫したので参考にしていただければ幸いです。

東京からの移動と旅の目的

新宿6:58発で群馬の渋川駅に9:19につきました。片道2300円くらいで、新幹線で行くと50分短くなる代わりに片道4200円くらいになります。今回は1泊2日でしたが頑張れば日帰りもできる範囲かもしれません。
旅の目的は伊香保温泉の近くに数年前から行きたいと思っていた原美術館ARCがあり、その周辺に何件か美術館があったのでそれを巡っていこうという計画です。
アルテナードという渋川、伊香保温泉周辺の観光施設群の共通チケットがあったので、それを利用して観光地を巡っていきました。

群馬ガラス工芸美術館

植物や風景などの自然を表現した作品を中心に、ガレやドーム兄弟が展示されていました。それぞれの作家の特徴を味わいながら鑑賞できます。

自然に囲まれてて館内からの眺めもなかなかでした(撮影禁止)

グリーン牧場

ガラス工芸美術館から少し歩いてセット券の対象のグリーン牧場にも行きました。牧羊犬による羊の追い込みショーがあるとのことで見に行きました。
犬がガンガン追い込んであっという間に誘導していくのかと思いきや、犬が吠えても無視して草を食べている羊がいたり、誘導してる場所から横にそれて水を飲みに行く羊がいたりと、なかなか思うようにいかなくて、なかなかほんわかしたショーでした。
ショーの後は羊に自由に触れ合うタイムになって、撫でたり写真撮ったりしました。撫でてても全く無視して草を食べ続けられたり威嚇されたりと、それはそれで新鮮な体験ができました。
他にも羊と散歩できたりウサギと触れ合えたり乗馬できたりいろんな体験ができたんですが、人と行って楽しいアクティビティという感じだった(牧場はかくあるべしなのですが)ので軽く見て回っただけにしました。入場料1500円の他にも体験などで数百円ずつ取られるので地味にお金がかかるけどみんなで(ひとりでも)楽しめるスポットでした。

ちょいくもりフォトスポット
奥の山から柵の中、そこから柵の外へと追い込んでました

原美術館ARC

今回の旅の目的地である美術館です。品川にあった原美術館が閉館してこちらに元々あったハラミュージアムと統合された美術館です。
品川の原美術館は、絵画などの通常の現代美術の作品に加えて、部屋丸ごと使って奈良美智のアトリエを再現したり、トイレのあった部屋を作品にしたりという建物全体を使った作品というのが特徴的でした。こちらの美術館ではその部屋たちが引き続き展示されています。かつて美術館を構成していた建物の一部の作品から、バラバラにされて建物の一部「だった」作品に生まれ変わって展示されているようで、何度か見た作品でも新たな見方ができたように思います。
展示室「觀海庵」は和風でありながらその枠に囚われずロスコの絵画が展示されていたりと素敵な空間でした。

美術館を出る頃にはくもりから晴れになってました

竹久夢二伊香保記念館

バスで移動していよいよ旅館がな並ぶ伊香保温泉街に入りました。温泉の前にとりあえず竹久夢二伊香保記念館へ。
こちらも共通券の対象施設で、繋がった洋館2軒分に竹久夢二の作品やゆかりの品などが展示されています。代表作である黒船屋は限られた期間だけでの展示で今回は複製画でしたが、幅広い作品が楽しめる美術館でした。
面白かったのが一階に展示されているオルゴールとピアノの紹介で、オルゴールの音色を聞かしてもらった後に、100年くらい前のピアノの説明があって、「これから音色を聞いていただきます」と言われたんで録音の音でも流すのかな?と思いきや説明してくれていた人がピアノを演奏し始めてビビりました。温泉街にふさわしい別世界のような素敵な空間でした。

まだまだ明るい時間帯。渡り廊下で繋がって2館分の洋館が丸々美術館

保科美術館

近代から現代の日本画の美術館で、印象的だったのは小林かいちという木版絵師の作品。モダンな絵柄の作品で、京都のお土産として大人気の絵葉書などを手がけていたものの、その人生には謎に包まれていました。
将来お土産の龍のキーホルダーとかも作家の経歴と共に美術館に飾られたりするのかななどと思いながら鑑賞してました。

温泉旅館みたいな外観
素敵な眺望の場所

伊香保温泉街

温泉街のメインは365段の石段です。射的みたいな古き良き店からオシャレなスイーツやカフェまで、コンパクトながらもバラエティ豊かな街並みでした。

IKAHO
懐かしい雰囲気のところとオシャレなところが両方ある
絵になる階段

宿の様子や2日目の観光はまた後日。

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