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駆け込み大晦日

日付けが変わって2月10日になったが、9日は旧暦の大晦日だった。

本当は節分・立春前に片付けておくべきだった古物が入った段ボールがふと、目に入ってすぐに買取業者さんに連絡、無事に発送することできた。実は新暦の昨年末に送る予定していたものが一ヶ月以上経っていたのだった😅

一つ片付いたらもうひとつ。と、先程の業者さんでは買い取ってくれない着物があって、別のお店に電話してみると「着物関連は何でも、まずは預かります」と、すんなり話が進んだ。ちょうど後で出かける予定があったのでついでにお店に寄ってみた。
持っていった着物と帯を店員さんに広げて見せて、相談。査定のために預けるところまで、なんだかパパッと進んだ。ここまで来るのに随分とかかったんだ。どうやって着物を持っていくか、とか。相談できたらな、とか。それらが一気に片付いた。
ちょうどお店にはヨーロッパからのお客さんがいて、お店の方がやりとりに困っていたようで少し英語で話しかけてみたり。リサイクル着物を主に扱っているその店には二十歳前後の若いお客さんも来ていて、和洋折衷の着こなしや店内に並ぶたくさんの帯を見たりするのも楽しかった。
やっぱり手放したことで、すっきりしたんだろうか。

もしかしたら前もこんな話を書いたかもしれない。
もの、ことがすんなりと流れるとき、それこそ何か清々しいものが感じられる、というようなことを。

旧正月が始まって、あらかたは片付いたのだけどさらに細部を整えていこう。

外向きで他に気を取られがちな方である、わたしだ。でも自分の目の前にあるものこそ、自分の世界なのだ。

最近は「自分ごとをする」という課題があって、目の前のものに手をつける、向き合うことこそがそうなのかもしれない。


写真は立春の日
琵琶湖で法螺を立てたのを友人が撮ってくれた🐚

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