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再就職して、人間関係に悩まないための1つのヒント

こんにちは。女性向け再就職コンサルタントのきくりんです。
初めましての方はこちらをご覧いただけるとうれしいです。

今日は、再就職してから人間関係で悩むことを少しでも減らしていただくために、私自身の経験と社労士としてお客様から受けるご相談から感じていることをお伝えしていきますね。

再就職してから今まで、私が何度となく感じてきたことがあります。それは、「なぜ私ばかりこんな目にあうの」というものです。

再就職したばかりのころ、家事と仕事の負担で「なぜ私だけこんなに忙しい思いをしなければならないの」と感じたり、仕事の負担がとても重くなっても誰にも相談できずに「なぜ私だけこんなに大変な思いをしなければならないの」と感じたり。

社労士として仕事をしている中でときどきあるのが、とても頑張って仕事をしているのですが、なぜか会社が扱いに困ってしまっている方についてのご相談です。頑張っているのですが、なかなか他人に仕事を渡せず、ひとりでたくさんの仕事を抱えてしまい、自分でも大変さに悲鳴を上げています。

しまいには、「私はこんなに頑張っているのに上司が評価してくれない」「同僚は私の忙しさを見ているのに手伝ってくれない」となり、関係がおかしくなってしまっていたりします。

先程の、「なぜ私ばかりこんな目にあうの」と同じですね。

前回ご紹介したこちらの本に再度登場してもらいます。

スキーマについておさらいします。

例えば、私が仕事でお客様からのご相談に回答案を書きます。それを上司が見て、「★★の点が足りないね」と言ったとします。そこで「またダメ出しされた。私、勉強が足りてないな」と思うのは自動思考(浅いレベルの認知)です。その背景には、「仕事のアウトプットは完璧でなければ」とか「自分はいつも失敗する」といった深いレベルの継続的な認知があります。これがスキーマです。

先ほどの「なぜ私だけこんな目にあうの」はどこからくるのでしょうか。

私の例でいえば、子どものころは男の子を大事にする環境で育ち、「お姉ちゃんだからがまんしてね」と言われることが多かったです(私には弟が1人います)。結婚し、子どもが生まれてからは、自分のやりたいこと、ほしいものよりも家族のことが優先。そんな中で、巻き込まれスキーマ、自己犠牲スキーマ、感情抑制スキーマを持つようになったように思います。

仕事の中でご相談を受ける「頑張り屋さん」も、人生のどこかで同じようなスキーマを身につけてきたのではないかと想像しています。

自分を抑え、あるときは犠牲にし、他人を優先する、こんなことが積み重なり、ついには「なぜ私ばかり」となっていくのではないでしょうか。

家族のために頑張ってきて、そろそろ再就職を考えている方も、同じようなところがないか、ちょっと振り返ってみていただければと思います。気づくだけで、自分が楽になり、人間関係に悩むことも少し減らせると思います。




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