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永遠のテーマ「時間がない」との付き合い方

こんにちは。女性向け再就職コンサルタントのきくりんです。最近、「時間がなくてやりたいことが全然進まないなあ」と感じていたので、その状態とどう付き合うかについて書いてみます。

1.これまで「時間がない」と戦った経験

思い出してみると、「時間がない」状態と戦った経験はいくつもあります。まずはそのときのことを書いてみます。

私が最初に「時間がない」と感じたのは、社労士試験を目指して勉強を始めたとき。社労士を目指した経緯については、こちらの記事

に書いています。

当時、在宅で高校生向けの通信添削の添削者をしていました。金曜日に答案が送られてきて、翌週金曜日に添削済みの答案を返送します。枚数は多くなかったものの、1週間ぎりぎりまで目一杯時間を使って添削をしていました。そのままでは勉強の時間は確保できません。

勉強のため、学校に通い始めたのを機に、添削を水曜日に終わらせることに決めました。学校の授業が月曜日と木曜日でしたので、うまく組み合わせて勉強を進めることに決めました。添削後、点数をOCR用紙に転記するのを手伝ってくれていた娘にも、その仕事は金曜日ではなく水曜日にお願いすると約束しました。

実際には、予定通りにいかないこともありましたが、今まで金曜日までにやればよいと思っていたものを、水曜日に終わらせると決めたことの効果は大きかったと思います。

次に時間がないと感じたのは、中小企業診断士を目指して勉強をしていたとき。フルタイムで仕事をしながらですので、合格まで常に時間と戦っていたと思います。

こちらの試験は合格までかなり苦労し、結局5年かかってしまいました。途中、あまりに仕事が忙しくなり、諦めかけたこともありましたが、通っていた受験校の先生に「だまされたと思って、もう1回だけ受験してみたら」とアドバイスを受け、なんとか諦めずに合格までたどり着きました。

このときは、通勤時間や昼休みを活用しました。使える時間は全部使う。誰にでも平等に与えられた1日24時間、これを増やすことはできませんから、いかに有効に使うか、ということになります。

合格後、他の多くの合格者の話を聞く機会がありました。子育て中の方、働き盛りの年代の方、会社で重要な役職に就いている方など、時間が足りないのは同じです。皆さんそれぞれに時間と戦いながら合格をつかみ取ったことに改めて気づきました。

2.今回、時間を作るために読んだ本

人生のいろんな段階で、「時間がない」と戦う必要が出てきます。もしかしたら、次の段階に移ろうとして新しいことをするときにそういう状況になるのかもしれません。

今回、時間を作るために、本を読みました。

やりたいことを全部やるための方法がたくさん示されています。タイトルに「メモ術」とありますが、単なるメモの書き方ではなく、「①書き出す→②捨てる→③集中する」の3段階方式で自由を手に入れる本です。

例えば、1週間の予定を考えるときに、仕事をする日が5日あると考えると、やらなければならない仕事を5日間に割り振ってしまいます。これを月・火・水の3日間しかないと考え、仕事を終わらせてしまうのです。木曜日を進捗や問題点チェックに充て、金曜日は忙しくて気が回らないようなことに充てることができるようになります。

私が社労士試験の勉強をするときにやったことと考え方が似ています。これを今の仕事にも活かしていこうと思います。

そのほか、長時間集中力を保つのが難しいオフィスでの仕事を、通勤の電車やバスという「動く書斎」の中ですることも提案されています。仕事は、準備さえできていれば5分でもできることがあります。

私も、中小企業診断士を目指して勉強をしていたときには、移動時間も勉強に充てていました。今、ともするとネットサーフィンに使ってしまっている時間を、自分の未来につながることに使いたいと思います。

この本では、人付き合いや自己投資についても、無駄をあぶり出して整理することを説いています。社会人になってどんどん増える「ただの知り合い」(SNSの影響も多分にあります)が本当に必要か。参加することが目的になっている「自分磨き」はないか。

3.まとめ

今回読んだ本のタイトルに「やりたいことを全部やる」とありますが、これを見直すことから始めようと思いました。「やりたいこと」の中に「やるべきこと」「やらざるを得ないこと」が混ざっていないか。全部書き出して、不要なものを捨てることから始めようと思います。

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