あきこ

映像ディレクター ・構成作家・ 記者・ 映像編集から撮影から構成案、ナレーションやらな…

あきこ

映像ディレクター ・構成作家・ 記者・ 映像編集から撮影から構成案、ナレーションやらなんでもやってます。

最近の記事

努力という概念が存在しない、できないのは怠慢なわけではない

世の中には『なまけもの!』『なんでできないんだ』なんて叱責され続けてる人も多いと思うけれど、その中には発達特性のせいでそれが出来ない人が結構いると思う。わが子も小さいときには怠慢だと思っていたけれど、よく見ているとそんなわけではない。彼なりにがんばっているのだけれど、達成すべきところに追い付かないし、そのプロセスが計れないから『努力が足りない』『努力できない』と、定型発達の世界には否定されてしまう。 その原因は『自己理解』の不足 これに尽きる 自分がどのような存在なのか、ど

    • 発達障害は金がかかるよ

      と、所属する会の面談で言われた。 確かに金がかかる。 フリースクール、個別指導塾、カウンセリングのほかに、LDだからパソコンを読み書きにと、ノートパソコン、教科書よめないからデジタル教科書をとタブレット、なにかあったときのためにスマホ パニック切り替えのときのために定額制の動画サービス、DVD、ポータブルDVDプレイヤー、工作をやりたいというので工作の道具、ヒートガンや電動のこぎりコスプレボードは無限に補充、アクリル絵の具アクリルガッシュ、筆にシリコンパテにサンダー 出先

      • 発達障害者の自己肯定感はずっと低空飛行…

        息子は小学校一年生の時に LDとは気づかれずに 学校でアホ扱いされ 『足し算引き算もできないんですよ! ノートみてみなさい、全く字も書けない。支援学校に行きなさい』 と、校長に言われたり 教科の先生に 『この字はなんだ!』 と、書けない文字を懸命に書いたノートを床に叩きつけられたり という経験をして 児童たちからもアホと思われて そういう扱いをされてきたので 自己肯定感がもうどん底に低い 一年の頃から繰り返し『死んでやる!』 と、自殺騒動を繰り返し 自信もなくしてついに学校に

        • わが子が怖い

          発達障害で、思春期 こんな最悪な時期はない だんだん良くなるとか言ってる第3者は反省した方がいいと思う 下手すりゃ悪化して 三次障害以上になるよ わが子を怒らせないように 距離をとり、何も言わない ピリついたら、その場を離れる なんなら家を出る そうするようにしたい ものを投げる、蹴る エアガンで打ってくる 棒をふりまわす きっと私が、この子が小さい頃 しつけと思って叱り飛ばして 押し入れに入れようと力付くで引っ張ったのが悪かったのだろう きっとわたしの暴力を学び 実践して

        努力という概念が存在しない、できないのは怠慢なわけではない

          仕事のこと

          子どもに時間を取られて 仕事はままならないのは 恐らくどこの発達障害家庭も同じ 自傷等あるとさらに やめざるを得ない人がでてくる わたしはもう綱渡りで、仕事に しがみついている きょうは、昨年私が起案した仕事が 賞を取ったと聞こえてきた 誰も私には伝えない ただ電話なんかで話してるのが 聞こえただけだ。 企画してどうしてもやりましょうと 担当者にやらせた仕事だ。 でも 私が起案したなどという事実は なかったことになっているようだ 担当者も、上司も まるでその人たちがやった

          仕事のこと

          工作の沼が日常を脅かす

          わが子は、視覚能力が低い。見たものを分析することも、2次元から立体的な造形を浮かび上がらせる作業も苦手。さらには手指の運動機能~脳が考えたことを運動神経に正しく伝達するような能力にも難があると考えられる。 けれど、イマジネーションは尽きないらしい。脳裏に浮かぶさまざまな躍動した世界を表現したいらしい。それに、工作という手段を用いているが、いかんせん不器用であり、立体的な造形を考えるのも、そこに至るまでのプロセスを構築するのも大変。というか、できないことの方が多い。すると、出

          工作の沼が日常を脅かす

          雨で鬱々

          雨の日は気分が沈む というわけでもない人生だったけれど きょうは1日、仕事をしていても子供のことが頭からはなれない。 一年前のいまごろ 私と息子はかなり良好な関係だったと思う。毎日詳細に気持ちの変化や遊びに行って起こったことを聞き、連れてくる友だちをもてなし、六年生になる準備をし、宿題もすべてこなして、学校の面談もはやばやと済ませてトリセツも完璧に作り上げ申し送りもした。 一週間の旅行にも行ったし、動物の保護活動にも参加した。ふたりで映画に行き、買い物に行き、春休みはなるべく

          雨で鬱々

          家族の終わり

          もう、終わりだ、と思うとき それは、子供に手を上げたとき 発達障害の我が子に対し 叱らない、急かさない、焦らせない と見守ってきてもついに 怒ってしまうとき お前のせいでこんな風になったんや 生まなきゃよかったのに 死ね、殺すぞ、との暴言があり 首を絞められることもあり 親が怖いからそんなことを言うんだろう わたしが怖いんだろう どんどんからだが大きくなると きっと、ほんとに殺されるだろうと 恐怖に思うし、緊張する 我が子に緊張し、恐怖するという思い とても悲しくて辛い

          家族の終わり

          今週のこと

          書いておかないと忘れるなと 日記として。 おととい、4月1日 朝10時半のアポで通院 最近薬が合わないのか、夜にせん妄のような症状がでることがあり、そうなるとうわ言のようにマイナス思考のことや攻撃的な言葉を繰り返してしまう。世の中におれは必要ない、とか、みんなおれのこと嫌いなんだ、とか、おれはもうダメだ、とか。さらに暴れはじめて棒を振り回したり、飛び降りる素振りをしたり、私に殴りかかったり、カッターやはさみを手に取ったり、羽交い締めにしないと危ない状況になることが続いた。

          今週のこと

          いじめの対応に弁護士相談にいったらろくでもなかった話

          だって、いじめのトラブル相談って、弁護士会のホームページにも書いてあるやん。学校のトラブルって。『もっと早くに相談すればよかったという声もいただいてます』みたいな感想つきで。 よくある相談なんだなって思って、電話してとりあえず無料相談がありますよって、アドバイス受けたわ。電話のアポイントとかの女性の人って、どこでもすごく感じがいいよね。二言みことはなしたら、あーってすぐ理解してくれる。 ところが、いざ面接相談した高齢弁護士の態度がそりゃひどいもんでね。だいたい、30分しか時間

          いじめの対応に弁護士相談にいったらろくでもなかった話

          発達障害児童へのいじめ

          発達障害者へのいじめ行為 はじめて親の会で面談してもらったとき、いじめの構造は単純だと言われた。医療に繋がっている発達障害児童に対して、つながっていない発達障害児童からの加害パターンが多いと。 我が子は必死で、衝動性をおさえようと、毎日薬を自ら飲むし、衝動的な行動のあとは後悔の念で精神的にひどく落ち込んで、学校にいたあいだなんて自殺騒動を繰り返してる。 自分の衝動的な行動が嫌で嫌で仕方がないのだ。 そんな我が子を苦しめるのは、わかっていてキレさせて、それを見て鬱憤をはらそう

          発達障害児童へのいじめ

          LDについて

          LDの診断がでている人は、どれくらいいるんだろう。そもそもLDのテストまで受けさせてもらえる人がわずかだし、病院はなかなか診断出したがらない。うちもそうだ。 しかしWISCであるていどの傾向はわかるので、そのグラフを見せながら、そしてこれまでどんな配慮をしてもらったかを説明しながら、親が積極的に主張して読み書きの負担を回避してもらうしかない。見渡せばあの子もあの子もLD傾向、なのに学校の対応はほとんどないから、主張して無理にでも聞いてもらうしかないのが現状。『うちの子は書けま

          LDについて

          お泊まり会の末に補導

          修学旅行に行けなかったこどもが、お泊まり会をしたいという。当初予定していた友だちから、いじめられることになりメンバー変更、さらにその友だちもいじめだしてまたメンバー変更、三度目の正直で、穏やかで平和そうな二人に声をかけてきた息子。親も幼稚園から知っているのでライン交換して、好きな食べ物も聞いて、チョコレートファウンテンの機械なども購入して、準備万端 のはずだった。 牛スジカレーをつくり、唐揚げ二キロ仕込み、リクエストでおすしを買い、チョコレートファウンテン用にマシュマロ、ポ

          お泊まり会の末に補導

          子供のいうことだから…という危険

          おれ、バカにされた おれ、後ろからボールぶつけられた おれ、女子嫌い 死ねっていわれた こんなことをたびたび いやしょっちゅう言っていたわが子 子供だと思って『それって気にしすぎじゃ?』『こどもってそんなもんだよ』と、スルーしてしまっていた時期がある。というか、たぶん、今もある。 家事をしながら、仕事の事を考えながら、子供の話を半分しか聞いていないとき、気がついたらスルーしていることがある。それか本当に、そんなの子供のちょっとした日常だと思ってしまうことがあるが、大抵は本

          子供のいうことだから…という危険

          見過ごされる学習障害

          かつてはその存在さえほとんど知られていなかった学習障害。主な認知能力のレベルに対して、ある一定の学習に必要な作業能力が低く、既存の学習方法では支障が出る個性のことだ。 よく知られているのは、読む障害、書く障害。それから計算の障害などなど。 読み書き中心の学習では、いずれも『できない子』として片付けられ、既存の学習評価では低く見られてきた特性だ。 板書ができない、教科書を開かない(ひらけない)音読も良くできない、という状況のなか、教師が一番に下す判断は、『怠惰』。次に『低知能』

          見過ごされる学習障害

          縁を切っていい人がいます

          誰とでも仲良くすることは出来ない。そして害をなしてくる人からは遠ざからなければならない。ADHDの回りには何故かめんどくさい人が集まるって、思っている人は多い。揉め事を起こして、その騒ぎの中にいることで自分の存在を確かめてるやつとか、嘘をついて回りを混乱させることを生き甲斐にしてるやつとか、飛び蹴り食らわせても、発達障害相手だから許されると思ってるやつとか、発達障害で俺らに助けられて生きてるくせに生意気だからボコすなんて思ってるやつとか。とにかく、うちの場合は認知能力が低い人

          縁を切っていい人がいます