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仕事の選び方、お金の増やし方

こんばんは。今週もみなさんお疲れ様です。

仕事の感じ

なかなか慌ただしい日々を過ごしていますが、普段の頭の中は大体投資が8割、テニスその他が2割くらいといった感じ。仕事は臨戦体制になればスイッチが一気に切り替わりますが、全部真面目にやっていると本当に持たないので、要所で締めるスタイルに最近は切り替えています。自分の発言が必要じゃない会議はもう可能な限りスキップしています。これ本当に生産性低いからね。Zoomになってから誰でも入れるから本当これ要注意。周りが優秀だからできているところは当然あります。感謝がつきません。

ありがたいことに、仕事でも個人指名で意見を求められることが多くなってきました。会社の看板、時間をかけた信頼、ということは忘れずに過ごしたいと思います。多分外に出たら雇ってくれないでしょう。信頼も崩れるのは一瞬です。

振り返ると、これが当初自分が人生でやりたいことではなかったと思います。学生時代は、さらには中高時代は、もっと別なことをやっていたし、考えていたし、あのまま別の道に進んでいたかもしれない。当初の道を極めて、時に有名になってしまった同級生もいます。

ただ、それでもいいと思います。今自分が必要とされていることは間違いなく今の仕事。人の役に立てるのもそう。今やってみたいことは別にありますが、それはお金にはならないだろうし、本当の意味での社会的ニーズがどこまであるかは分からない。なんかそれをやっているっぽい人もいるけど、自分が何の差別化があるのか突き詰めるとよく分からない(それも学生時代に考えていたこととは違います)。今の自分の仕事が充実していて評価されていたり必要とされている実感もあって、もう過去のことは忘れてしまいました。そんなもんです。お金をもらう場所でありそのためのサービスだからね。終わってサッサと帰ってやりたいことは業後にすればいい。面倒なことや嫌なことだって当然発生します。お金もらうからね。でも給料が上がらないのに無理はしない、最近は。

良い意味でこだわりがないからこそ、業後に引きずらないというのも特徴。勉強はしますがスイッチは次の営業日まで基本的に入りません。好きを仕事にしてはいけない、というのはそういう点もあるかもね。そうなったことがあまりないのでよく分かりませんが。

仕事・職場選びで大事なポイント

成功には一つの解はないけれど、失敗には特定パターンがある。ただ、成功にもある程度の型があるようにも思います。何を成功というかですが、普通の会社員であれば、わりと長期間勤められて、自分が関わった仕事で胸を張って会社に貢献できたという実績を残し、昇進し、給料や賞与も上がり、周りから認められているという自覚が持てれば成功と言えるのではないでしょうか?失敗はその逆だと考えればいいと思います。

いやこれはやってみないと分かりません。難しい。ただ、個人的には、テニスのラケット選びと同様に、第一印象や初期的な感触で分かるところもあるような気がするのです。成功と失敗に共通するのは大体以下かな、私のつたない経験からエッセンスを。

  • 面接や面談が終わった帰り道にドキドキしない。仕事は日常なので、毎日胸騒ぎがしていたらやっぱり限界が来ます。礼をして、エレベーターを降りて、エスカレーターを降りて、電車に乗り、それで自然に気持ちが落ち着く自分がいたら、わりと成功する可能性が高いように思えます。最初に気持ちが落ち着かなかった場所は、やっぱり入ってからも落ち着かなくて、メンタルもちょっとおかしくなり、軒並みことごとく失敗しました。もうあんまり覚えていませんが、二度と思い出したいと思わないくらい

  • 呼吸をするように業務ができる。最初のポイントとも共通するかもしれませんね。ある程度習熟すると、何が出てきても大体無意識に最適解が導けるようになる感覚があります。例えがテニスになってしまい恐縮なんですが自分のフォームや打ち方を意識していると相手には勝てないです。無意識で打てる状態のスイングにしておいて、相手と駆け引きができるようになって初めて勝負になります。こんな感じかな。呼吸するように出来ない業務は生涯ジョブにはなりにくいかな、と思います。テニスの打ち返しと同じく仕事も結構、反応で返す感じ

  • 知っている人がいる。新卒は除く。新卒は仲間を作る機会が豊富にあります。入社研修、同期会、寮の集まり、その他。会社が全て用意してくれます。今思うと最高の待遇です。中途は傭兵です。少なくとも入り口は雇われの身からスタートします。例え最初の会社で大事に育てられた箱入り新卒でも、一歩外に出たらただの傭兵からスタートです。その修羅の道の中、誰も知らない戦場、誰か知っている人がいる戦場、どちらが安心して働けるか、一目瞭然でしょう。森の中のゲリラ戦でここから槍が出てくると事前に知っているだけで全く違います。正しい情報がものすごく大事で、その正しい情報が事前にしっかりと得られるかどうかも選択の際には非常に大事です。誰も知らない場所は何がどこから飛んでくるか分からない戦場です。そのリスクに、見据えるリターンはマッチしていますか?「それは心身を危険に晒してまでやりたいことですか?」というのは前回も言った。本当に危険だと思います。知っている人がいない場所というのは本当に気をつけてください。大体うまく行きません。これはもう自分でも親しい友人のサンプルでもほとんど証明済

  • 売り込むものが好き。普段から使っている。いや道化もいると思います。天才的な詐欺師もいると思います。でも自分が社会に必要だと思っているもの以外を売り込むのはやっぱりキツくないか?自分が起業したとして、社会に必要だと思わないものは作らないでしょう?今の会社以外で、自分が本当に社会に必要と思っているものを売り込んだ経験はない。ある意味、自分も結構演技派なのかもしれない

  • 良い意味で現実を分かる。モチベーションや必要とされている実感は大事だが「やりたいこと」の理想に埋没しない。仕事は人から求められてやるものです。自分という存在が顧客にとって大きかったとしても、クライアントは会社に対して一定の期待値に基づいて発注をするというのが仕事の原則。自分が発注側でもそうでしょう。どれだけ素晴らしい人が相手でも、必要ないものは発注しない。その発注の受託は「自分がやりたいこと」ではないことも多い。ただ、「出来ないこと」でも「不得手なこと」でもダメだと思います、あんまり継続しない。適度にモチベーションを保ちながら必要とされる実感を持って、そして最終的に完璧に納品する。人と他社と差別化した完成品を継続的にお届けする。これが仕事だと思います。微妙なバランスの上に成立する、自分目線だと、結構続けること自体が難しいんだよね。だから親も尊敬。ただ、言えるのは、必ずしも新しいことが正しいことでもないし、顧客が求めているのはあなたのやりがいよりも、正確な納品物。これだけは間違いない

あとは選択の際の初期印象というよりも雑感ですが以下。

  • 「長年成し遂げたかったこと」に出会ったとしても、わりとあっさりとすぐに離れていくものです。なぜなら相手があるから。そして運命の皮肉でそんな仕事こそ他社が受注したりします。ただ、所詮はほとんど他人事、すぐに忘れます。逆に「なんでもなかった案件」が一生物の仕事になることもある。何度もそういう経験があります。分からないものです。でもいいんです。お金を稼ぐ戦場だから。

  • 戦場には仲間も必要。仲間選びは本当に凄まじく大事。戦場で仲良くして喜びを分かち合って、共に落ち込んだり祝杯をあげてもいいと思います。ガチャもあると思うけど、良い仲間なら、知恵を出し合って困難も乗り越えられるものです。仲間≠友達です。

  • 同期と合わなかったら、合わないね。新卒は会社の鏡だから。新卒は就活の面談途中で残った人たちと合うかどうかを見れるといいかもしれない。まあ自分はそんな機会ありませんでしたが。

ちなみに年齢が近い厚切りジェイソン氏の「お金の稼ぎ方」も読みましたがジョブディスクリプションがめちゃくちゃ細かいアメリカ式の仕事と競争環境、新卒一括で配属ガチャありまくりの日本式だと、彼の人生の突破の仕方はあんまり応用できることは少ないかなと思ったり。ストイックすぎるし。ただ、言いたいことは結構近いと思います。

次に大事なのは、仕事で稼いだお金の増やし方。

現在の市場

まず今の分析を。

基本的に自分は全て投信で運用ですが、今年に入ってから流れが変わった気がしますね。新NISAの後押しやアジアの中での相対的な比較感によって日本株への注目度が上昇、日経平均はバブル後高値を更新し続け、企業業績は基本的に絶好調。外人からの注目度が上がっている時の上がり方です。悪夢の民主党政権の円高時代を経て1ドル90円くらいになっても利益が出る体質に変わっているところも多いという話で、日本企業の決算に関しては、2Qに引き続き3Qも円安効果もあり利益がこの規模感でこんなに増えるかというレベルで爆増(3月決算を前提に一旦はQを置いています)。プライム市場の決算は大体終わりましたが、業績が強く、過去のバブル期と比較してバリュエーション上の過熱感はないと言ってもいいと思います、バブル期の記憶はありませんが(生まれてはいた)

この状況下で、まだPER10倍前後をうろついている爆益企業がたくさんいます。いつまで続けんだろうと思いつつも基本的にマイナス金利解除の議論をしただけで日銀は緩和姿勢を継続。人の仕事は現状維持、正当化バイアスがかかるので市場が思っているほど急激に政策を変更したりしないというのが私の個人的な見方です。先のことは、全く分かりませんが。

プライムの主力銘柄がほぼ出揃っている中、グロースは決算が遅いのですが、反転するといいですね。鉄道や空運等のリアル企業の決算がダイナミックに復活する中、新型コロナやリモートワークの突発需要で伸びたところは苦戦が続くと思います。一方でIPO銘柄は出物がないためか上場後に一時的に過熱している印象。

米国金利はあんまり下がっていないんですが予想外に良かった雇用統計を受けて米株はS&P500とダウが地味に最高値を更新中。中でも、メタ、お前ようやった。初の7.5兆円の自社株買いと配当。グロースが強い。NASDAQも新高値を伺う展開です。半導体のSOX指数はなんか諸々関係なく爆裂上昇中。NVIDIA、まだ上がるんかい。

そしてソフトバンクグループ出資のARMがあの規模にして60%の場中での上昇、そういえばアメリカは値幅制限とかなかったね、しかし1日でこんなに上がるんかいと衝撃を受けております。孫さんってやっぱ本当にすごい人ですな…。半導体強いです、バリュエーションは激烈に高値ですが不思議なことに浮ついている感じが全くないです。マスコミも騒いでない感じ。ゴールドラッシュのジーンズのように世界が本当にリアルに半導体を欲している感じがします。AIが爆裂に進化して車があれだけ売れて各所でデジタル化待ったなしであればそりゃ必要となるよね、という感じ。個人的にはそんなに車が世の中で売れている実感が全くありませんが。。

米金利、FRBが利下げするという楽観的観測は常に出てくるんですが、これも個人的には現状維持バイアスというのは結構強いんじゃないかと思っていたりします。結構ダイナミックで大胆な意思決定が必要ですよ、そんな簡単に大の大人が集まって過去の政策を一気に転換するかね。ただ、まあ、これも分かりません、海の向こうなのでさらに分かりません。この数年間で何人もの識者が様々なことを言ってきましたが、競馬の予想レベルなんじゃないかな、アメリカ人も米株のこと全く分かっていないように見えます。「この人は当てた、伝説のなんちゃら」ってのここ数年登場してないでしょ。まあそれで極東の自分に分かるわけないやろ。

まあ書き始めるとキリがないし思っていることも多くありますが事実を中心に。明日のことは誰にも分かりません。1秒後の株価のことも誰も分かりません。確実に何かが良くなる、というのは詐欺です。未来のことは本当に何も分かりません。投資も自己責任、元本割れのリスクもある。そして断定的判断はいついかなる時にも禁物です。油断せず行こう。

幼少期からの先入観

投資にも種銭が必要です。そして、いろんなサイクルの中でお金は回っていくわけなのですが、最終的にその源泉は何かというと、大体の場合に勤労にたどり着くのだと思います。資本は勤労から生み出されて、循環していく。突然油田が湧いたとしてもその油田を換金するオペレーションはやはり勤労がないと成り立たないわけです(超絶偉い石油王様であっても指示して判断して対価を受け取るのも勤労)。厳密には色々違うのかもしれませんが、とりあえず誰も働かなくなった世界でお金が回るイメージが全くつかない。

お金を稼ぐ。そしてお金を増やす。このサイクルの中で世の中は回っていきます。日本人はこのお金を稼ぐということに関しては、幼少期からしっかりとその尊さと心構えを叩き込まれていると思います。勤労感謝の日、お客様は神様、稼いでくれる親に感謝(幼稚園の卒業メッセージの大半が「いつもお仕事してくれてありがとう」だった)、敬老の日(この豊かな日本を作ってきた先人たちに感謝)、などなど。時間は正確に、人の気持ちを考えて、挨拶をしっかり、その辺もつながるところはあるのかなと。

しかし、稼いだお金を増やすことのリテラシーが圧倒的に不足していると思います。それは自分自身もかつてそうでした。情報がないわけではない。昔から投資本コーナーには幾多の本がありました。今はYouTubeもあって情報を取ろうと思ったら最高です(Twitterは煽りとマウンティングとデマだらけなので参考にしない)。ただ、幼少期から「銀行預金は安全」「ギャンブルはダメ」「お金を大事に使う」、こういったことを叩き込まれているので、体が本能的に投資の方向を向かないように出来ているような気がします

これって部分的には正しいのですが、やっぱりちょっと違うよね。決定的に欠落しているのは、「銀行預金は銀行にとっては負債である」ということです。要するに我々は特にこの日本においては超絶低利率の中タダ同然で銀行にファンディングをしてあげて、銀行はその負債を融資なり投資で運用して利益を上げているということ。今はメガバンク、爆益です。その金で株主に還元しまくっています。その原資は?運用や営業で頑張っているのだと思いますが、原資なければ巨大ビジネス成立せず、それは元を辿ると預金者のタダ銭のファンディングです。

「いつでも引き出せる」というコールが付いている代わりに「調達コストがめちゃくちゃ安い」というのが銀行普通預金の特性。健全な金融システムのためにこの機能も当然ながら必要だとは思いますが、流石にちょっとここに尋常じゃなく預けすぎじゃないの? と思います。銀行が破綻しても1,000万円までしか保証されません。信頼できるって?大手だから?明日のことは分かんないよ。いつでもお金引き出せるはずだったのにシステムのバグでATMにカード吸い込まれるでしょ。

日本人は安全志向?その割に、数年分の年収を優に超える超絶レバレッジをかけて生命保険までかけて住宅ローンを35年で組むリスクテイクは私にはちょっと理解ができないのですが、これも「家賃を捨てるのはもったいない、何も残らない」という幼少期からの教育や価値観にあると思います。私も何度も何度も言われました。しかしドライに考えたらトータルの見込みコストを比較するだけです。両方とも、ただのコストだぜ。資産を持つ場合には、残価がいくらになってトータルリターンでどっちが得かどうかの世界。資産を持つ場合、リターンに関しても、流動性が低い分、時価に対してディスカウントで考えるべきだと思います。利益を取りたいなら上がったものを売って賃貸で済むというセール&リースバックみたいなことできればいいけど、工場用地ならともかく自宅でそれできるかね?住み替えまくってリターンを上げる人も聞きますが、基本的には、一大ライフイベントが起きるまで換金性が低くなりがちなのだと考えています。なんなら引越しが面倒だったり。

生きていくのにはコストがかかります。家が手に入るとなんか得した気持ちになるのかもしれませんが、冷静にキャッシュフローを計算したら何もタダではないことが分かります。落ちていった現金の量と残された資産の天秤かな。まあ資産と言えば資産なんですが居住するとなると経年劣化も激しいし結構自分のイメージとは違います。

あとやっぱり巨大で流動性の低いものを残されると結構大変ですよ。空き家問題。個人的には流動性の低いものはできるだけ後世に残さないほうがいいと思っています。

新卒は最強

特に大企業に入った場合には最強だと思います。それは研修や勝手知ったる同期や社内ネットワークのように諸々用意されていたりして恵まれているという意味だけではなく、資産形成の意味も大きい。制度がないところもあると思いますが、大手に入れば大体揃っていると思います。以下は絶対に活用した方がいいと思います

  • 従業員持株会。株価が伸びることが前提ではあるものの、これは最強の資産形成で、新卒からやっていたら結構とてつもないリターンになると思います。利率が超絶低い財形なんかよりも確実にここに上限まで投入すべきだと思います。奨励金があると思います。料率は会社によって異なりますがこれだけでほぼ元本保証されたようなものだと思います。思考停止して毎月給料から引き落とすだけで知らぬ間に資産形成している。配当金も出るでしょう。その複利効果たるや半端ないと思います。自分の実感でも周りに聞いても気にしない資産というのが一番リターンがいいです。資産形成は思考停止した方がいいです

  • 確定拠出年金・退職金。両方ある企業は最強です。片方でも新卒から年数が経過すればかなりのリターンになります。確定拠出年金も月額の設定をしておいてあとは忘れていたら勝手に資産増えていく結構最強の福利厚生かと思っています。確定拠出年金はとりあえず思考停止して株式性投信に全額突っ込んでおけばいいと思います。退職金は会社任せでその運用手法とリターンは私は自分で運用した方がいいんじゃないかとも思っていますが、何しろ税率がめちゃくちゃ低い!「退職金で初の運用!」は素人が猛獣地帯に飛び込むようなものなので、必ずもらう前から数年、数十年単位で運用に慣れておきましょう。

私は仮に最初の会社で勤め続けて、どれだけがマックスかは忘れましたが従業員持株会で上限まで突っ込んで今の今まで保有し続けていたら相当のリターンになっていたと思います。その株を見るたびに思います。多分、いろんな前提条件があり得ないとは思いますが…。いずれにせよ、新卒から従業員持株会をやって、給与・賞与の余剰資金から投資に回すだけでもかなりのリターンが得られると思います。中途で転々とするよりも高いリターンになる場合もあるのではないでしょうか。

銀行口座は必要資金や決済の土管として扱って、余剰資金は思考停止して運用に振り続けることが大事かなと思います。無料で銀行にファンディングして爆益を銀行の従業員と株主に還元したい?

言いたいこと

絶対に儲かる商品はありません。絶対に損しないものもありません。しかし、事実として言えるのは、超絶低金利の中で銀行に預金という名のファンディングをしてあげても、リターンは数円とか数十円の金利だけでほぼ何もないということです。永年お預け感謝状みたいなものもありません。特別素晴らしいスペシャルコースもありません。訳の分からない商品を売りつけられそうになるだけです。

投資の世界は日々変わります。しかし、以上の事実は確変が起きない限りほぼ事実に近い。リターンは限りなくゼロに近く、預金は銀行のバランスシート上は負債です。確変が起きて預金にリターンが発生している場合には相当に金利が上がって物価も上がっているであろう局面なので、いよいよもって現金の価値が急低下していきます。おそらく銀行ファンディングで預金という名の負債を貸し付けてあげてもその利回りを超える物価上昇が待ち構えているでしょう。

それに備えて何が絶対とも言えませんが、正しい情報は認識しておくべきかと思います。幼少期からの先入観にとらわれる時期が日本は長すぎたし、自分でさえも長すぎた。本当にそう思います。

それに新NISAが始まった今、良い投信が本当にたくさん出てきていて投資の心構えもYouTubeから本からあらゆるところで読めます。こういうのがもっと前から欲しかった。昔の投信はハッキリ言ってほとんどクズだしトラッキングエラーも半端なかったんですが、今は安い・強い・正確。この時代がもう少し早く来てほしかったですが、今しか生きられないのでこれからのことをしっかりと考える。

とにかく、正しい情報をしっかりと得ること。これに尽きると思います。次の世代の人たちにもこれをしっかりと伝導していくのが自分の役割の一つだと最近思っています。が、なかなか手が動きません。これを書いている間になんかやれよって話かもしれませんが。知識と経験のレベルに差がありすぎると思考停止してしまうというのが最近の自分。行動も遅い。

長くなって眠くなってきましたのでそれではまた。