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まぼろしの不足感


雨の夜、家族を駅まで 迎えに行く

そういえば、晩ごはん 作っていなかったな。

一日がおわって、気づけば、ぐったりしてたから。


帰り道に 夜中までやっている 定食屋に入った。
いつもは、通りすぎるだけの お店。

かわいい店員さんが 、これまた可愛らしく

「いらっしゃいませ~」と でむかえてくれた。


雨のよるだよ? 

タオルで ふきふき しながら お店に入って
駐車場から歩いてきて、雨に打たれた 
冷たさの後 だよ??

こっちは、一日の疲れで ぐったりしてるのに! 
だよ?

人にこんなに 思いっきりの 笑顔を
向けてもらえるなんて、、、、

なんて いい国なんだ。 にっぽん!

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あまりに、エネルギーが 枯渇していて

直感で 0.5秒で メニューボードを見るなり
(へとへと すぎて)
「これにするか」って 決めて、、、


なのに、 なんて すてきな笑顔だ!

もう、笑顔の 雰囲気のよさで 
採用したとしか思えない☆ 


せめて、もうちょっとだけ 話していたくって
(↑ ちょっと、アヤシイ奴)


お冷を 置きにきてくれた時に
なんだかんだ セットの内容とかを聞いて

はなしを 引きのばしてみる。

うん。人との温かい会話に 飢えているなんて、
わたしは 仕事一筋の オッサンなのかい?


いやいや、いつもは 人に親切にする立場だから、

受取るより、渡すが 多くって


『人から 親切にされる』ってのに、
ちょっと アウェイで 嬉しかったんだな。


やったー うれしー☆ ありがとーお


そうか、サービスを受ける側って、
こんな気持ち だったのか。

だから いつも ありがとうって
言ってもらえてたのか。

そんなふうに、ほのぼの うるうる しつつ

できれば、そんな時間を、
不審者にならぬよう、警戒心を抱かせぬ様

(決して、アヤシイ者ではないはず ですが)

合法的に、長めに 味わっていたかったのさ☆


夜 遅くなのに、 若い人というのは 元気である。
その場に放っている 何かがちがうのだ。

こっちは もう22時近くって、
そろそろ やや眠くなりかけている

われわれ世代とは エネルギーの量が ちがうのよ。


細胞が  わかい
感覚が  わかい

疲れ? なんだそりゃ~!


会話って、食事と同じように、 
『エネルギーの やりとり』なんだな って
たまーに 思う。

相手の 気持ちを おもんばかって、
ぐったり しちゃうこともあれば、

意図せず、なんだか みょうに
元気をもらえる事も あったりなんかして。

世の中って、『お金』が介在しているようで

本当は、商品とか サービスとかを
満足とか 笑顔とかで やり取りしている。


お料理の 中身より、おねだんよりも、
 
その環境にいて 嬉しい気持ち だったり、
その空間の 居心地のよさ だったり

気持ちがほどけて リラックスできる事 とかの方が

自分にとって 重要だ。

自分が 重要だと思う事、たいせつにしたいなあ。

自分が ほしいと 思うものを
自分に注いで、もっと 気持ちを満たして あげたいな


それで いつか、
自分に たまった えがおのエネルギーを 
他の人にも 分けてあげられたらいい。



いつも、自分に 与えるものを
少し まちがってしまってる事が 多いから

なんだか、妙に 手を抜いてみたり
ケチってみたりして

充分には、与えてあげられて いなかった
そんな気がする


自分に きびしく とか
疲れてても ムチ打ってでも がんばって とか

そういうんじゃ なくって


自分の こころの声を聴いて
ちゃんと、こころに 届くように。

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