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都会でおでこでこ

だいごろうが突然「キェー!」と声を上げる。
びっくりするけどすぐに可笑しくなる。

赤ちゃんや子供はたくさんの情報を得て前頭葉を働かせているらしい、それによって何が伸びているのかはご自身でお調べてくだされ、私はよく知らないがとにかくデコが出てくるとの事だ、デコッパチ感はあまり感じないが未だデコの産毛が可愛いらしい、産毛もいつか無くなってしまうだろう、成長と共に脱毛などといって皮膚に何か怪しげな物を当てる脱毛サロンやらエステやら脇の下を見せびらかす広告は滑稽に思うがそれもまた前頭葉の働きなのだろう

前回書いたように人形やおもちゃから刺客が現れると立派な育児疲れなのだが、そこまでいか無くてもイライラしてしまったり疲れやすく感じる人もいるだろう、切羽詰まっている時に何も分かって無い赤子が泣き出すと「泣きたいのは私だよ」となんとなく思ってしまう事もあるが赤子の涙は弓取り式と思うようにしている、喜べない勝利力士の代わりを弓取り式で表すように赤子が代わりに泣いているのだ、それはきっと母親だけに代わっているのでは無くて父や大きくは社会の代わりに泣いているのかもしれない…。
なんつって、そんな投げかけでは癒やされない事もあるだろうし、月に5,000円のニュースも「所詮東京だけじゃん騒ぐなし」と目を細くしているかもしれない、いや東京の人であっても年間6万円一括と聞くと何かの間違いかと思い12ヶ月分を計算してみるが何度やっても確かに6万円である、「少ない!」と思ってしまったのは私が人聞きの悪い奴なのと前頭葉の未熟な都会の中にいるからかもしれない、勿論助かるには助かると思うが2024年に一括給付されその年には都知事選なのでは?都知事が育児の代弁者と感じた方もいたらしいがしっかりファーストの名前を使っていつのまにか都民ファーストチルドレンと位置付けられている。

そもそも都会は自然が少なく騒音が多くスーパーの野菜は高く並ぶものもいつも同じものばかり、外を歩けばカルディ.ユニクロ.ドトール.スタバ.コンビニ.スーパー気がつきゃアトレ、視線を感じれば広告がこちらを見ている…脇の下ツルツル脱毛お化け、漢方で脂肪の塊を手に持ち微笑むお化け、インプラント使っていっちょ金儲け野郎などなど盛り沢山すぎて前頭葉の働きがしっかりと機能する方がおかしい。

交通の便がよくても混み合っている電車に乗り込めばギスギスした雰囲気を感じてしまうし子連れは気を使う時間帯も多い、そんな雰囲気が子供にどんな影響を与えるのか、しかも嫌なら出ていけと言われかねない、刺客は育児疲れなんかでは無くその辺に無数にいるのだ、もはや街人から斬られる時代だ…恐ろしい。

一括払いの6万円の振り込みを確認したら「だいごろう強く生きるのだぞ」と乳母車の隠し武器の手入れをするほか無いかのか、早いところだいごろうに習って前頭葉を鍛えておこう。

商業主義に選挙戦略、大人はの本心か見えにくい世の中で赤子は代わりに泣いたり笑ったり時々叫んでいる、でこよ、おでこさんよ、存分に膨らんでくれ



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