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【祝1周年】映画Dinerに狂ったオタクの記録

公開1周年おめでとうございます!!

この記事は、映画公開1周年に際し、私がダイナーに出会ったきっかけや、個人的に最高だった箇所などを書き留めたものです。

映画の評論やレビューなどではなく、ただ作品に対して愛をぶつけている文章となっています。Love forever.

ついて来れるかただけよろしくお願いします。

ダイナー沼の底から

私は、この1年間をダイナーに狂わされました。そしていまも狂っています。決して大袈裟でなく、日々を支えてもらっています。感謝してもしきれません。

最推しキャラは無礼図さまですが、北陣営箱推し、マリアさまも大好きです。強い女が好き!!

殺し屋×男装×元ヅカ=最高

まずは、ダイナーに出会ったきっかけを書いていきます。

去年までの私は、映画館と縁遠い生活を送っていました。最後に映画館行ったの何年前? ってレベルです。いわんや同じ作品を何度も見たいなんてことは思いもしない人間でした。

そんな私が「ダイナー見に行こうかな」と、ふと思ったきっかけは、真琴つばささんでした。そう、私はヅカ沼のオタク。

とはいえ、私の御贔屓はほかのかたでしたので「真矢ミキと真琴つばさが男装の麗人で殺し屋でボスと部下? そんな激アツな設定てんこもりにされたら1度見に行かなあかんな」と、その程度でありました。

当時は本っっっ当に軽い気持ちだったので「その程度」と表現していますが、今ふりかえれば沼にハマる素質しかなかったなと思います。

要するに、中の人の関係性がエモくて映画館へ足を運んだだけでした。もちろんこの時点では原作も未読。

何なら、メインキャストのお名前は藤原さんと土屋さんしか分からず、蜷川監督に至っては「さくらんの人や〜〜」くらいでした。ナメすぎです。

映像と音楽のコンビネーションが最高だった

前述のとおり、私の目当ては宝塚チームでした。

しかし、それどころじゃなかったです。

もう、しょっぱなから映像に引き込まれました。そして音楽が最高だった。

どのシーンにも的確な音楽がバシバシついてくる。音数の少ないヴァイオリンやピアノにはじまり、子供時代がフラッシュバックする少年たちの合唱。クラシックとクラブミュージックの融合。

現実離れしたダイナーでは、ありとあらゆるジャンルの音楽が流れていました。

この最高な音楽と、蜷川監督のビビットな色彩、エキゾチックな横尾忠則さんの美術があいまって、よりいっそう無国籍な雰囲気を感じたのだと思います。

男をしたがえる女ボスたちが最高だった

そうして、めくるめく展開にのめりこんでいる内、とうとう無礼図さまが登場。「美しいことは正しい、そう思わないかい?」の、ところです。

正しいに決まってるじゃないですか〜〜!!

スクリーンで見る前からすでにCMやYouTubeなどで見たことがあるシーンだったのに、実際に浴びてみると受ける印象がまったく違いました。

まずは、なんといっても真矢さんのハスキーボイスがヤバかったです。映画を見ていて息が止まったのはこれが初体験でした。音響がすごいとここまで魅力が増すんだなと……。

無礼図さまの声を聴くためだけに何度も映画館へ通ったといっても過言ではない。

付き従っている沙央くらまと真琴つばさの佇まいや目線もヤバかったです。言い表せないエモさが全身を襲って、思わず頭を抱えそうになってしまいました。

総括、男役ってこわいなと思いました。美しさこそ武器。正しい。正しいよ。

そしてシーンは進み、物語の核心近く。

真矢ミキ×土屋アンナの強い女どうしでバチバチな画を撮ってくれた監督には一生感謝してもしきれないです。

今からでも買うので写真集や設定資料集が欲しい。キャラクターのビジュアルが最高すぎました。

ダイナーに染まった2019年

それまでの人生、映画館に縁遠かった人間がここまでハマるとは、まさに青天の霹靂でした。

品切れ続きのパンフレットを代理購入までしていただきました。夏バテがひどくて体調がままならない中、ダイナーをスクリーンで見たいという一心で映画館へ向かっていました。

公開が終わってしまったあとは途方に暮れました。再生機器を持っていないのに豪華版のBlu-rayを予約したり、DVDレンタルやApple TV、そのほか動画配信サービスなどでダイナー配信されるたびレンタルしたりしていました。

直近だとダイナーのためにWOWOWを契約しました。

もはや中毒です。しあわせです。

まとめ〜ダイナー関係者の皆さんありがとうございました

こうして映画公開から1年が過ぎたいまでも、少し落ち着いたとはいえ、熱が冷める気配はありません。たぶん、私のこころに一生とどまる映画だと確信すらしています。

もちろん原作も読みました。キャラクターごとに掘り下げられたバックグラウンドが特に好きです。現実とフィクションの隙を絶妙に掠めていて、心にグッサグサ刺さりました。

最後になりましたが、原作者の平山先生をはじめ、監督や役者陣、スタッフの皆々さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。

最高の2時間をありがとうございました!!

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