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どうしてもやる気が出ない日だってあるよねっていう話

とくに理由はないけれど、なんとなく疲れているようで、やる気が起きない時ってありませんか?

昨日から、わたしがまさに、それなんです。

やらなくてはいけないコトが目の前にあるのに、さっぱり進まなくて、気持ちばかりが空回りして、さらに疲労感が……
という負のスパイラルにハマっている感じですかね。
 

えいや!と始めてしまえば何とかなるのは分かっているんです。
分かっているけど、その「えいや!」がどうしても出来ない(>_<)

10月に入って、まだまだ気温は上がるもののだいぶ過ごしやすくなり、夜も眠りが深くなりました。それで夏の疲れが出ているのだろうなあと推測しています。

つまり、からだが「休みたい!」と言ってるわけです。

はい、わかりました、休みましょう!
そうできればいいんですけど。
それが生き物として自然で、身体にも心にも良いのですけどね。

でもまあ、大人はそうも言っていられないこともあり。
自分一人のことなら放っておけても、人と関わることはそうもいきません。

こんな時、あなたはどうしてます?

わたしはというと、「騙し騙しの術」で凌ぎます(^^;)
 

  • タスクは出来るだけ小さく区切る
     (動き出しが軽くなる)

  • 簡単に出来るものから片付ける
     (一つできると気分が上がる)

  • 一度に全部やろうとしない
     (気持ちを楽にする)

  • しんどくなったら気晴らしを入れたり休憩を取る
     (気力を使い果たさないように)

  • 気分が乗って来たからと言って一気にやり切らない
     (エネルギーを使い果たさないために)

子供の頃からとにかく体力がなくて、大人になってもそれは相変わらず。
だから「ムリをしない・ムリをさせない」がわたしの基本ルール。
その代わり、しつこく地道に続けます。
ウサギとカメなら、言うまでもなくカメですね。

いいんですよ、それでちゃんと行きたい場所にたどり着ければ。
目的はそれなんですから。

40代頃はよく山に出かけました。それも3000m級の高山。
脚力も体力も人並み以下なんですけど(笑)
それでもちゃんと登りたい山に登れていたのは、そういう自分の条件に合わせて登山計画を立てていたからです。

北アルプス涸沢カールにて

標準的な体力の人のコースタイムの3割増しぐらいで時間を考えて、それを基準にルートや休憩地、宿泊地を計画していました。

山でムリをしたら命にかかわります。
それも自分一人では済まない場合だってあるわけです。
だから、もしもの場合のエスケープルートも頭において、慎重に計画していましたよ。

おかげで(?)なのか無事故・無怪我です。
 

人生と山登りは、よく似ていますね。

行きたい場所があって、そこにどうやって行けるのかを考える。
自分の資質や持っているもの、使えるもの、助けてくれる人などを全部含めて、ルートを探し、道を選び、自分のペースで進んでいく。

途中で天候が悪化することだってあります。
低気圧が急激に発達して、ひどい嵐に遭遇したこともありました。
自然が相手だから、人間はそれを受け入れて、それに合わせて知恵を絞るわけです。

人生そのものですね。

どうしても思うように動けない日もあります。
他の人が当たり前にこなすことでも、自分にはダメなものもあります。
自分は万全でも、周囲の状況が整わずに動けないこともあります。

どうするかは、自分が考え、自分が決める。
選んだ道に自分が自分に対して責任を持つ。
山も人生も結局はそれに尽きます。

できない時は、出来ないなりに。
動けない時は、動けないなりに。

こうなりたいという目的地が定まっていさえすれば、道は必ず見つかるもの。

焦らず、騒がず、急がず、たゆまず。
ビスタリ。ビスタリ。
(ネパール語で「ゆっくり、のんびり」と言う意味。ヒマラヤで現地のガイドさんが決まって登山客に言う言葉だそうです)

はるかな高山を目指すように、気長に、でも諦めずに一歩ずつ、ビスタリビスタリまいりましょう。

それが100年ライフをとことん楽しむ秘訣かもよ(^^)

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