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他者の光を消さずに、自分を認めてあげること

挑戦している人を見て、どうせ失敗すると言って否定する。
自分のことを見つめて、自分のできるようになったことや挑戦したことを認めて、自己肯定すればいいのに、自分ではない誰かを否定することで、自分は大丈夫だと安心する。

これは自分的には何も行動せずに、少しいい気分になれるので愚痴を言うのとセットでついやってしまいがちです。

でも他者の否定から自分を肯定することを続けていると、自分で挑戦することをしなくなるし、本当の意味で自分のことを認めてあげることができなくなると思います。

オードリーの若林正恭さんは『ナナメの夕暮れ』にこう書いています。

何でも"みっともない"と片付けて、自分は参加しなかった。
そうやって他人がはしゃいでいる姿をバカにしていると、自分が我を忘れてはしゃぐことも恥ずかしくてできなくなってしまう。
それが"スタバでグランデと言えない"原因である。
誰かに"みっともない"と思われることが、怖くて仕方がないのである。
そうなると、自分が好きなことも、他人の目が気になっておもいっきり楽しむことができなくなってしまう。
それが行き着く先は「あれ?生きてて全然楽しくない」である。
他人への否定的な視線は、時間差で必ず自分に返ってきて、人生の楽しみを奪う。

他人を否定して価値を下げようとするのは、実は自分が他者から否定される、みっともないと思われたくないという気持ちの表れだというのは、とてもよく分かりますね。

自分が否定されるのを恐れて、他人を否定する日々は人生をつまらないものにしてしまう。

やはり、他者の批判ではなく、自分のことを認めてあげられるようにすること大事ですね。

若林さんは、同じ本の中で、他者の批判からの自己肯定ではなく、自分を肯定できるようになるために必要なのはペンとノートを買って「肯定ノート」を書いていくことだと書いています。

自分が好きだと思えることをその肯定ノートにドンドン書いていく。
好きという感情を認識していくことで世界を肯定していける。
否定ばかり世界を嫌っていた日々から抜け出せる。
とても大切なことだと思います。

毎日愚痴をこぼして、誰かの批判をして、安心した気になっている日々から、自分の好きを並べて自分を認めてあげるようにしていきたいですね。

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